みなさんこんにちは ! 管理人のありーなです
「ポータブル電源って、一体どれくらいの容量があれば足りるの?」
そんな疑問をお持ちではありませんか?
この記事では、使いたい家電製品と使用したい時間から、あなたにぴったりのポータブル電源容量を計算できるシミュレーターをご用意しました!
以下の2種類のシミュレーターを使えば、あなたにとって必要な容量がきっと見つかります。
ぜひご活用ください。
●ポータブル電源 容量シミュレーター(簡易版)
●ポータブル電源 容量シミュレーター(詳細版)
2つのシミュレーターを用意しましたので、ぜひご活用下さい。

キャンプ、アウトドア、防災など、ポータブル電源は一台あれば様々な場面で活躍します。いざという時に容量不足で困らないよう、どんな家電をどれくらい使いたいかを具体的にイメージしながら、自分に必要な容量を見極めましょう
1. ポータブル電源 容量シミュレーター(簡易版)
まず最初のシミュレーションは、「ポータブル電源 容量シミュレーター(簡易版)」です。
このシミュレーションは、ご家庭にある具体的な家電をイメージして必要容量(Wh)を計算するものではなく、各家電製品の平均的な消費電力を元にした概算です。



シミュレーターに掲載している家電製品は、読者の皆様がイメージしやすいよう、便宜的に「家庭据置用」「携帯/アウトドア」「その他」のカテゴリに分けて記載しています。しかし、これはあくまで分かりやすくするための分類であり、それぞれのカテゴリの製品が、必ずしもその用途だけに使われるという意味ではありません
【ポータブル電源 容量シミュレーター(簡易版)の使い方】
入力スペース内の右側にある
入力した個々の値はdeleteもしくは入力スペース右側の ボタンでで0にすることで消去できます
入力したすべての内容を消去したい場合は、ブラウザの「再読み込み
「計算結果」欄に、合計必要容量と推奨ポータブル電源容量が表示されます
合計必要容量 (Wh):
入力された家電製品と充電機器の消費電力と使用時間に基づいて計算された、理論上の最低限必要な電力容量が表示されます
推奨ポータブル電源容量 (Wh):
ポータブル電源の変換ロスや、バッテリーを長持ちさせるための放電深度などを考慮した、推奨されるポータブル電源の容量が表示されます。一般的に、合計必要容量の1.3倍~1.5倍程度の容量を持つ製品を選ぶと安心です
ポータブル電源 容量シミュレーター(簡易版)
使いたい家電製品の使用時間または充電回数を入力してください。(入力が0の場合は計算に含めません)
計算結果
合計必要容量 (Wh): 0 Wh
推奨ポータブル電源容量 (Wh): 0 Wh
※推奨容量は、ポータブル電源の変換ロス(一般的に15~30%程度)や、バッテリーを完全には使い切らない運用(寿命を延ばすため)を考慮した目安です。一般的に、計算された合計必要容量の1.3倍~1.5倍程度の容量を持つ製品を選ぶと安心です。ここでは、約30%の余裕(合計必要容量 ÷ 0.7)を見て計算しています。
上のシミュレーターで使用している各家電製品のW(ワット)数は、定格消費電力の一例です。
定格消費電力とは、メーカーが仕様として表示している「最大または標準の電力使用量」のことを指します。
しかし、実際の使用状況では、家電は常に定格の電力を使っているわけではありません。
使用するモードや時間帯、動作のサイクルによって、実際に消費する電力(=平均消費電力)は変動します。
つまり、シミュレーターの結果は、各家電が定格消費電力で連続運転した場合の計算となっている点をご注意ください
【定格消費電力と実際の消費電力が異なる例】
定格消費電力の例 | 実際の消費電力 | 備考 | |
冷蔵庫 | 200~300W | 平均30~50%稼働 | コンプレッサーON/OFF制御による |
エアコン | 1000~1500W | 平均40~60%稼働 | 冷暖房の出力変動 |
洗濯機 | 200~600W | 洗い・すすぎ・脱水で変動 | 脱水時が最も消費電力大 |
2. ポータブル電源 容量シミュレーター(詳細版)
2つ目は、「ポータブル電源 容量シミュレーター(詳細版)」です。
自分で使いたい家電製品がある程度明確になっている方で、その家電製品の詳しい消費電力を入力してシミュレーションします。
より具体的な状況を想定して、必要なポータブル電源の容量を計算できます。
【ポータブル電源 容量シミュレター(詳細)の使い方】
まず、どのような状況でポータブル電源を使いたいかを具体的に考えてみましょう。
例:
- 家庭での備え: 4人家族が2日間の停電を乗り切るために、最低限必要な電力を賄いたい
- アウトドア: 1泊2日のキャンプで、調理家電や照明、電子機器などを利用したい
次に、STEP 1で想定した状況で使いたい家電製品について、以下の情報を調べます。
実際に自宅で使用している家電製品の中から、停電時やアウトドアで使いたいものを選びます
製品本体のラベルや取扱説明書を見て、選んだ家電製品の消費電力を確認します
「①使用したい家電製品(最大10個)」には、家電名、消費電力(W)、使用時間(10分単位)を入力します
「②充電したい機器(最大3個)」には、機器名、消費電力量(Wh) 、台数/回数を入力します
すべての情報を入力したら、「合計必要容量を計算する」ボタンを押してください。「計算結果」欄に、合計必要容量と推奨ポータブル電源容量が表示されます
合計必要容量 (Wh):
入力された家電製品と充電機器の消費電力と使用時間に基づいて計算された、理論上の最低限必要な電力容量が表示されます
推奨ポータブル電源容量 (Wh):
ポータブル電源の変換ロスや、バッテリーを長持ちさせるための放電深度などを考慮した、推奨されるポータブル電源の容量が表示されます。一般的に、合計必要容量の1.3倍~1.5倍程度の容量を持つ製品を選ぶと安心です
スマートフォンやタブレットなどの電気量はmAh(ミリアンペアアワー)で書かれていることが多くあります。mAhの値をWhに変換する方法を紹介します
① Ahの算出 = mAh÷1000
例. 4,000mAh÷1,000 = 4Ah
② Whの算出 = Ah × V(電圧:スマホの公称電圧)
例. 4Ah×3.7V = 14.8Wh
※スマホの公称電圧は公開されていない場合があります。一般的なスマートフォンバッテリーの公称電圧は3.7Vもしくは3.8Vです
カスタム ポータブル電源 容量シミュレーター
① 使用したい家電製品 (最大10個)
家電製品名、消費電力(W)、使用したい時間を入力してください。
② 充電したい機器 (最大3個)
機器名、1回の充電に必要なWh数、充電したい台数/回数を入力してください。
計算結果
合計必要容量 (Wh): 0 Wh
推奨ポータブル電源容量 (Wh): 0 Wh
※推奨容量は、ポータブル電源の変換ロス(一般的に15~30%程度)や、バッテリーを完全には使い切らない運用(寿命を延ばすため)を考慮した目安です。一般的に、計算された合計必要容量の1.3倍~1.5倍程度の容量を持つ製品を選ぶと安心です。ここでは、約30%の余裕(合計必要容量 ÷ 0.7)を見て計算しています。
まとめ:ポータブル電源で使いたい家電から、必要容量/推奨ポタ電容量(Wh)をシミュレーション
この記事では、「ポータブル電源にはどれくらいの容量が必要なのか?」という疑問を解決するため、2種類の容量シミュレーターを用意しました。
簡易版では、一般的な家電製品の平均消費電力に基づき、使用時間から必要な容量を概算できます。
家庭据置用、携帯/アウトドア、その他とカテゴリ分けされており、直感的に操作可能です。
一方、詳細版では、ご自身が実際に使いたい家電製品の正確な消費電力を入力することで、より具体的な状況に合わせた必要容量をシミュレーションできます。
家電だけでなく、スマートフォンなどの充電に必要な電力量も考慮できるため、より正確に自分に必要なポータブル電源容量が分かります。
キャンプや防災など、様々なシーンで活躍するポータブル電源ですが、容量選びは非常に重要です。
これらのシミュレーターを活用し、ご自身の使い方を具体的にイメージすることで、いざという時に容量不足で困ることがないよう、最適な一台を見つけてください。
\ 自分に合ったポータブル電源をYEWS/NOチャートで選ぶ!/


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