食品価格の値上げが毎月のように続き、生活がどんどん苦しくなってきました。
「食料不足や食糧危機が日本にも来る」
そう書かれたネットの記事にリアリティを感じ、本気で備蓄を始めた人もいるのではないでようか。
我が家では食品価格高騰は今後さらに加速し、来年以降、日本でも食料不足が顕在化してくると考えています。
そしてその状況は少なくとも数年間続くと見ています。
そのためローリングストックや長期保存できる食品の備蓄をコツコツと続けていますが、自家製の長期保存食も作って備蓄しています。
数年間続くであろう食品値上げ・食料不足に対応するためには、いざという時に備えて自分で自家製の長期保存食(瓶詰)を作れるようになっておくことも必要です。
この記事では我が家で備蓄している、自家製長期保存食品を作るために必要な「調味料」や「容器」を紹介します。
必要なものさえ持っていれば、いざ食料不足・食糧危機が来た時に役立てることができます。
自家製長期保存食は、手に入れた食材を無駄にせず長期に保存して食べることができます。まだ作ったことがない人でも、調味料と容器さえもっていれば、ネット上にあるレシピを見ながら簡単に作れますので、万が一に備え用意しておくことをおすすめします。
この記事を読むと、次のようなことが分かります。
✔ 長期の食料不足に自家製の長期保存食作りが必要なことが分かります。
✔ 自家製の長期保存食作りのために今備蓄すべきものが分かります。
是非最後までご覧ください。
大切な人を守るために「将来に備えること」を日々探究している50代の「あり~な」がお伝えします!
目次
自家製長期保存食品作りのために今揃えておくべきもの
食料不足の世の中が来ると予想した我が家では、今年の春から自宅で長期保存できる自家製食品(瓶詰)を作り始めました。
梅酒・梅干し・らっきょう漬け・ニンニク漬け・果実シロップなどの瓶詰です。
長期間保存できる食品を自分で作れるようになると、少し安心した気持ちになります。
自家製長期保存食品作りのために、今備えておくと良いものを紹介します。
皆さんの家では田舎の実家から野菜を大量にもらうなんてことはありませんか? わが家では野菜をもらった時、鮮度が落ちる前にすぐ料理して、作り置きしたその料理を長くても2週間以内には消費していました。
しかし今後、食品値上げや食料不足が長く続くのであればそうもいきません。手に入れた野菜を容器に入れ長期保存できれば、無駄なく少しずつ食べていくことができます。
梅干しやらっきょう漬け、梅酒を作るための保存瓶
写真のような口の大きなガラスの瓶は、梅干しや梅酒、果実シロップづくりに適しています。
食品を長期保存する場合は、容器内で菌やカビが繁殖しないように入念に消毒してから使います。
このタイプの瓶はサイズが大きいため(写真左から4ℓ、3ℓ、2ℓ、1.5ℓ)、一般家庭では熱湯で消毒する煮沸消毒が難しく、35℃以上のホワイトリカーで消毒するのがおすすめです。
野菜を長期保存するための煮沸・脱気ができる瓶
金属のふたをひねるように閉めるこのタイプの瓶は熱湯で消毒する煮沸消毒(たっぷりの熱闘の中に最低5分は煮沸)が可能です。
容器内に野菜などを詰めた後、鍋に入れて容器内の空気を完全に抜く(脱気)ことができるので長期保存に最も向いています。
野菜が安く売られている時に大量に買った時や、実家から大量の野菜が送られてきた時などにこの瓶があると便利です。
アルコール消毒するためのホワイトリカー
大型の瓶は煮沸消毒ができないため、35℃以上のホワイトリカーで消毒することがおすすめと上で書きました。
ホワイトリカーと言うと、普通は連続式蒸溜で造られた匂いの少ない「甲種焼酎」を指しますが、我が家では47℃あるGIN(ジン)を代用品として備蓄しました。
甲種焼酎より匂い残りが気になるかもしれませんが、イギリスが本場のGIN、その中でも人気の高いドライ・ジン(ロンドン・ジン)しました。
そのわけは、イギリスのGINの価値が今後上がるのでは?と見積もったからです。
この冬のイギリスでは電力危機により計画停電が予定されています。ロンドンのジン工場も停電の影響で生産が減少し、ジンの輸入量が減るかもしれないと勝手に予測しています。
食糧危機の時代に起きるかもしれない「物々交換」も見据えて、希少価値がつくかもしれないGINを備蓄しました。消毒用にも物々交換用にも使えます。
梅酒やシロップを作るのに使う氷砂糖
梅酒や果実シロップを作るときは、ゆっくり溶ける氷砂糖が最適です。
氷砂糖に賞味期限はなく、高温多湿を避けた冷暗所に保管しておけば半永久的に使えます。
梅酒を作るための酒(焼酎)
梅酒を作るお酒は焼酎、ブランデー、ウィスキー、ウォッカなどいろいろありますが、我が家は焼酎を使って作っています。
「甲種焼酎」のため、先に紹介したアルコール消毒用のホワイトリカーとしても使えますが、主目的としては梅酒用のお酒として備蓄です。
食品を漬けるための調味料(酢・醤油・オリーブオイル・砂糖・塩)
野菜の長期保存は、種類によって醤油漬け、酢漬け、塩漬け、オイル漬けなどがあります。
いずれの調味料も瓶一杯に入れて保存するため、かなり大量に使います。
普段から使う調味料なのでローリングストックもしていますが、長期保存食作りにも必要となることを想定して、大目に備蓄しています。
まとめ
今後も食品価格の値上げが続き、食料不足が日本でも起きるかもしれません。
もし食品価格高騰や食料不足が長期間におよぶのであれば、自分で自家製の長期保存食(瓶詰)が作れるととても役立ちます。
長期保存食(野菜の瓶詰など)を作るための調味料や容器は、手に入る今の内に購入し備蓄しておきましょう。
【今購入し備蓄しておくと良いもの】
・梅干しやらっきょう漬け、梅酒を作るための保存瓶
・野菜を長期保存するための煮沸・脱気ができる瓶
・アルコール消毒するためのホワイトリカー
・梅酒やシロップを作るために使う氷砂糖
・梅酒を作るための酒(焼酎)
・食品を漬けるための調味料(酢・醤油・オリーブオイル・砂糖・塩)