備蓄をすすめるにつれ物があふれ、食料の保管・管理の方法に困っている人もいるのではないでしょうか?
もともと整理が苦手なこともあり、我が家では一時ひどい状態でした。
そこで必要に迫られ備蓄食料の保管・管理方法を見直した結果、その後はうまく回っていますのでその方法を紹介します。
この記事を読むと、次のようなことが分かります。
✔ 備蓄食料の賞味期限を色で管理する方法が分かります
✔ 食品の賞味期限に合わせた備蓄品保管方法の一例が分かります
✔ 備蓄食品を管理するためのエクセルシートをダウンロードできます
是非最後までご覧ください。
大切な人を守るために「将来に備えること」を日々探究している50代の「あり~な」がお伝えします!
目次
1. 賞味期限を5色のシールで管理する方法
わが家では備蓄食料の賞味期限が一目でわかるように色を使って管理することにしました。
100円ショップ(ダイソー)で購入したROUND LABEL(ポイントシール大)を使い、賞味期限が切れる年ごとに違った色のシールを貼ります。
そしてそのシールの中央に賞味期限が切れる「月」の数字を書き入れました。
いつまでに使わなければならないかが一目でわかるためとても便利です。
2022年中に賞味期限が切れるもの | |
2023年中に賞味期限が切れるもの | |
2024年中に賞味期限が切れるもの | |
2025年中に賞味期限が切れるもの | |
2026年中に賞味期限が切れるもの |
2. 保存できる期間の長さに応じた2つの保管方法
わが家では保存できる期間の長さに応じて2つの保管方法を併用しました。
1つ目は賞味期限まで2年以上ある「長期備蓄食品(缶詰/瓶詰)」、2つ目は賞味期限まで1~2年しかない「中期備蓄食品」の保管方法です。
(1) ①長期備蓄食品(缶詰/瓶詰)の管理方法(バラ買い商品)
缶詰/瓶詰の種類(内容物)はさまざまです。
いちいち種類別に分けて保管するのは面倒くさい上にその必要性も感じなかったため、バラで買った缶詰/瓶詰は賞味期限の年ごとに同じ衣装ケース(クリアケース)に入れて保管しました。
そして何の缶詰/瓶詰がどこにいくつ保管してあるかを確認し、エクセルで管理するようにしました。
エクセルで管理することにより、同じものを買いすぎたり必要なものが買い足りなかったりすることが減らせました。
(1) ②長期備蓄食品(缶詰/瓶詰)の管理方法(箱買い商品)
箱買いした缶詰/瓶詰は、箱に入れたまま賞味期限が分かるようにカラーシールを貼って管理しています。
こちらの数量も同じエクセルシートで管理しています。
(2) 中期備蓄食品(缶詰/瓶詰以外)の管理方法
(写真をクリックすると拡大してみることができます)
賞味期限が1~2年程度の中期備蓄食品はローリングストックで備蓄しています。
ローリングストックを行うときは何がどこに保管されているかを把握していないと、探す手間が大変です。
そのため中期備蓄食品は種類ごとにまとめて同じケースで保管しており、「調味料」「おかず類」「麺類・餅」「粉物・乾物」「飲料・酒」「デザート」などで分けています。
日常生活で使う分はこの備蓄の中の賞味期限が近い物から順次使っていきますが、通常のローリングストックでは1個使ったら1個買い足すというやり方をします。
しかしあらゆる食品の値上げが予想される現時点で行うローリングストックはちょっとやり方が違います。
食品ごとに定められた賞味期限の長さ(1~2年程度)を考慮しながら、値上がりする前に必要数を前倒しで買い溜めておきます。
そして1個の使い終わったら、その時点での価格の上がり具合や社会の状況を見ながら、買い足すかどうかを判断していきます。
必要な量の食品を前倒しで買ってあれば、「値上がりが大きければ買い足さない」という選択肢も選べるようになります。
3. 購入した備蓄食品をエクセルで管理する方法
購入した備蓄食品は全てエクセルシートに入力して管理しています。
上の写真は「備蓄食品管理表」の入力例ですが、写真をクリックすれば拡大してみることができます。
備蓄食品管理表は「入力シート」と「ピボットテーブルシート」の2枚のシートで構成されています。
「入力シート(写真左)」に買ったものを上から入力していけば、「ピボットテーブルシート(写真右)」で賞味期限が何年の何の食品がいくつあるかを見ることができます。
「ピボットテーブルシート」のふりがな(例えば「さば(みそに)」や数字(例えば12)をクリックすれば、該当部分だけの情報を見ることもできます。
「ピボットテーブルシート」に最新の情報を反映させるためには、エクセル上部のタブから「データ」「すべて更新」をクリックしてください
なおこのエクセルファイルはダウンロードすることができます。
希望者はこちらの「ダウンロード」をクリックしてご利用ください。
まとめ
備蓄食品は放っておくとどんどん増えてしまいます。
備蓄品を上手に使いながら無駄なく買いためていくためには、保管と管理に工夫が必要です。
わが家では5色のカラーシールを使うことで賞味期限を色で管理しました。
また「長期備蓄食品(缶詰/瓶詰)」は賞味期限の年ごとに保管、「中期備蓄食品(缶詰/瓶詰以外)」は種類ごとに保管してローリングストックしています。
今回行っている備蓄は食料価格高騰、食料不足に備えるためのものですので、ローリングストックの方法にも工夫をしています。
価格が値上がる前に、商品が手に入る内に、どれだけ多く買いためておけるかがポイントです。
最後に我が家で使っている「備蓄食品管理表(エクセル)」も紹介しました。
希望者はダウンロードして使っていただけますので是非ご利用ください。