みなさんこんにちは ! ありーなです
普段使いや災害に備えてポータブル電源を買いたいけど、高い買い物だから買ってから後悔したくないんです
そんな声にお応えして、今回はポータブル電源を購入した人の後悔の声や失敗談を紹介します。後悔や失敗した人たちの声を知り、どんなところに気をつければ後悔せずにすむのかを学ばせてもらいましょう!
この記事を読むとこのようなことが分かります。
【この記事でわかること】
ぜひ最後までご覧ください
目次
「購入者の声」でよくある、後悔したこと・失敗談
メーカーサイトでは分からない、使用者の素直な意見を聞けるのが「購入者の声」です。
これらの声はポータブル電源をキャンプや車中泊で使っている人のものが多く、普段使いや災害で使った人の声は少ないような気がしますが、それであっても実際に使ったときの感想や体験談は参考になります。
とくに「購入して後悔した」「失敗した」という声は、ポータブル電源をこれから買う人にとって、とてもありがたい学べる意見です。
そこで、購入者の「後悔・失敗談」から学ぶ
防災用や普段使いのためにポータブル電源を買う人が、購入前に注意すべきこと
を紹介します。
後悔の声1「使っている途中で電気がなくなってしまった」
ポータブル電源を使っていたら、途中で電気がなくなって使えなくなってしまいました
この後悔の声は、おそらくキャンプやアウトドアでポータブル電源を使っている人に多いのではないでしょうか。
充電しておいた電気がなくなってしまえば、ポータブル電源はそれ以上使えません。
キャンプやアウトドアなど、追加の充電ができない屋外でこのトラブルがおきたら、後悔したくなる気持ちも分かります。
防災用や普段使いのためにポータブル電源を買う人は、この後悔の声から何を学べるでしょうか?
防災用や普段使いにポータブル電源を買う人が学べること
ポータブル電源に溜められる電気の限度(容量)がある以上、「使っている途中で電気が無くなる」ことはあり得ます。
そのためまずすべきことは、
自分の使用目的に見あった「適切な容量」のポータブル電源を選ぶこと
です。
適切な容量のポータブル電源を選ぶためには、次のポイントが重要です。
【適切な容量のポータブル電源を選ぶために注意すべきポイント】
① ポータブル電源を使いたい場面・状況を、具体的に想定する
② その場面で使いたい電化製品を想定し、その電化製品の消費電力を把握する
③ その電化製品をどれくらいの時間使いたいのかを考える
④ ①~③で算出した数字より、少し大きめの容量の機種を選ぶ
とくに災害に備えてポータブル電源を購入する人は、自分の身に起こるであろう最も可能性の高い状況を想定し、避難生活をどこでどのように送るのかを具体的にイメージしておきましょう。
災害で電気が止まった時にも、普段使いで節電するときにも、ソーラーパネルがあれば自分で電気が作れるので安心です。短時間でより多くのソーラー充電するためには、ソーラー入力W数が大きく急速充電に対応したポータブル電源を選ぶのもポイントの一つです
後悔の声2「使いたいと思っていた家電が使えなかった」
いざ使おうと思ってポータブル電源に刺したら、使いたい電化製品が動かなかった
このトラブルはかなり深刻で、実際に起きてしまったら落ち込んで後悔してしまうこと間違いありません。
とくに防災用にポータブル電源を購入する人で、災害が起きて初めてポータブル電源を使うような人は注意が必要です。
これは
使いたい電化製品の定格消費電力が、ポータブル電源の定格出力より大きかったときに起こります(一部の電化製品は、ポータブル電源の最大出力も関係してきます)。
よって購入前に次の点を確認することで避けられます。
【このトラブルを回避するためのポイント】
① ポータブル電源で使いたい電化製品を選ぶ
② その電化製品の定格消費電力を把握する
③ 電化製品の定格消費電力より大きい定格出力のポータブル電源を選ぶ ※1
④ 使い始めに「起動電力」が必要な電化製品の場合は、その起動電力より大きい最大瞬間出力のポータブル電源を選ぶ ※2
※1 複数の電化製品を並行して使いたい場合は、すべての電化製品の消費電力を足したものより、ポータブル電源の定格出力が大きい必要があります
※2 起動電力が必要な電化製品は、扇風機や電子レンジ、電動工具、冷蔵庫、エアコンプレッサーなどがあります
わたしもポータブル電源購入前に我が家の炊飯器の消費電力を調べなかったため、せっかく購入した定格出力1000Wのポータブル電源で動かせずにがっかりしたことがあります。炊飯器の消費電力は1210Wもありました
容量・定格出力などについては、こちらの記事をご覧ください
後悔の声3「スマートフォンの充電にしか使わなかった」
高いお金を払ってポータブル電源を買ったのに、購入後に使ったのはスマートフォンの充電だけだった…
高いお金を出して買うポータブル電源ですので、できるだけ有効活用しないともったない。
買ってからポータブル電源しか使わなかったという事例は極端ですが、災害用に購入したポータブル電源を使わずにしまいっぱなしにしているのも同じようにもったいないことです。
最近のポータブル電源は安全性も高まり、寿命ものびたため、節電目的で普段使いすることも可能です。
ソーラー発電した無料の電気を使い、料理をつくったりテレビを見たりパソコンをしたり。
ポータブル電源を普段使いするようにすれば、ポータブル電源をより一層活用できます。
ポータブル電源を使うメリットについては、こちらの記事をご覧ください
後悔の声4「寒い場所で使おうとしたが使えなかった」
ポータブル電源を使おうとしたら、気温が寒すぎたからか使えませんでした
一般的にポータブル電源が動く温度(動作温度)は-10℃~40℃前後です。
そのため「寒さで使えなかった」というのはおそらく、極寒の地でのキャンプや登山でポータブル電源を使う人の声だと思いますが、せっかくなのでこの言葉(〇〇で使おうとしたが使えなかった)を普通の人の生活に当てはめて考えてみましょう。
・マンションのベランダでソーラー充電して使おうとしたが、思っていたより日当りが悪くて充電しようとしたができなかった…
・普段使いで毎日の夕食作りにポータブル電源を使おうとしたが、重すぎて次第に使わなくなった…
・災害に備えてポータブル電源を買ったが、動作音(ファン回転音)が気になって避難所ではつかえなかった…
上にあげたのは一例ですが、購入前にきちんと確認しないと「実際に使ってみたら思っていたのと違った」となりかねません。
全ての後悔の声は、購入前の行動で避けられるものばかりです。ポータブル電源の使い道・使い方を「自分の暮らし」まで落とし込み、具体的に想定(イメージ)しておくことが大切です
防災・普段使いで購入する人の「購入者の声」の見方
ポータブル電源をキャンプや車中泊で使う場合と、防災や普段使い(節電)で使う場合では、使い方に大きな違いがあります。
キャンプ | 車中泊 | 普段使い・防災 | |
使用頻度・期間 | 1日~数日 | 毎日 | 毎日 ※1 |
持ち運び ※2 | 必要(往復) | 不要(常設) | 必要(毎回) |
ソーラー充電 | あり/なし | あり | あり |
※1 防災の使用頻度・期間が毎日となっているのは、災害が起きた場合、毎日の使用が必要という意味
※2 持ち運びにおいてキャンプは使用場所へのポータブル電源の持ち運び、防災・普段使いはソーラー充電時の充電場所へのポータブル電源の持ち運びが必要という意味
キャンプでの使用頻度は少なく期間も短いですが、車中泊や普段使い・防災では使用頻度が高くなります。
車中泊では持ち運びがいらずポータブル電源はほぼ常設しますが、普段使いではソーラー充電をするたびにポータブル電源を移動する必要があります。
キャンプではソーラー充電しない場合もありますが、車中泊や普段使い・防災ではソーラー充電が必須です。
防災や普段使いでポータブル電源を使う場合は、キャンプや車中泊の場合とは次の点が異なると言えそうです。
【防災用や普段使いのポータブル電源に求められる特徴】
1)ソーラー発電した電気をポータブル電源で使うのが大前提
2)ソーラー発電する場所に、ポータブル電源を頻繁に移動させることが必要
3)ポータブル電源を使う頻度が多い(毎日のように使う)
普段使いや防災目的でポータブル電源を買う人が「購入者からの声」を見る場合、上の3つのポイントを頭に置いてそれぞれの人の声を参考にする必要があります
1)「 ソーラー発電が大前提」という意識で購入者の声を見る
ポータブル電源を普段使いして電気代を節約するためには、ソーラー発電した電気を使うことが大前提です。
そのためソーラーパネルとポータブル電源の相性や互換性、ソーラー発電効率、ソーラーパネルの置き場所や使い方による発電状況などの情報を「購入者の声」から集める必要があります。
普段使い(節電)のためにポータブル電源を購入しても、ソーラー発電で思っていたように電気が作れなければ「後悔」につながります。
最近はポータブル電源とソーラーパネルを一緒に購入して使う人が増えたこともあり、ポータブル電源の商品ページにある「購入者の声」にソーラ発電した時のレビューをあげてくれる人が増えました。ソーラー発電に関する「購入者の声」をより多く集めるためには、「ソーラーパネル」の商品ページに載っている購入者の声も見るのがおすすめです
2)「頻繁に移動させる」ことを想定し、購入者の声を見る
ポータブル電源を普段使いするときは、ソーラー発電する場所にポータブル電源を頻繁に移動させる必要があります。
ソーラー発電する場所は、家の庭かもしれませんし、マンションのベランダかもしれません。
いずれにせよポータブル電源を使う場所とソーラー充電する場所を頻繁に出し入れする必要があるのが、キャンプや車中泊にはない「普段使い」の特徴の一つです。
「購入者の声」の中にはポータブル電源の「サイズ・携帯性」について触れているものもありますが、その多くはキャンプなどあまり頻繁に移動させない人のコメントです。
「購入者の声」をそのまま鵜呑みすることなく、自分の暮らしに合わせてそのポータブル電源を使いこなせるかを自問してみることが大切です。
【自分の暮らしに合わせて自問自答してみる一例】
・毎日のように1階のキッチンと2階のベランダの往復が可能か?
・男性だけでなく、女性や子供でも出し入れできるのか?
・テーブルの上で使うため、上げ下げができる重さか?
・キッチンやテーブルの上にポータブル電源を置けるスペースがあるのか?
ポータブル電源を家の中で普段使いする場合、「使うのは自分一人」と考えない方が無難です。「後悔の声3」で紹介した記事にあるように、ポータブル電源は家族みんなで使うメリットがあります。家族みんなが使うことを想定して機種選びしておくことがおすすめです
3. 「毎日のように使う」前提で購入者の声を見る
ポータブル電源の普段使いでは、使う頻度が多いのも特徴の一つです。
使う頻度が多いということは、購入者から寄せられた「使いやすさや静音性、耐久性、安全性」についての声が参考になります。
まとめ
ポータブル電源購入者の声を参考にしながら、防災用・普段使いの一台を後悔や失敗なく選びましょう。
アマゾンなどの購入者の声を参考としつつ、自分の暮らしに合わせて具体的に想定(イメージ)しておくのがポイントです。
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