みなさんこんにちは !
ポータブル電源メーカーのお買い得なセールが毎月のように行われているので、毎月のように違う機種が欲しくなってしまう ありーな です
ジャクリ社が公表した資料によると、ポータブル電源の購買層は30~50歳台の男性がメインで、全体に占める男性の割合が8割弱もいるそうです
キャンプや車中泊で使う人が多いのだと思いますが、防災用や家で日常使いするためにポータブル電源を購入する人も増えている気がします
私も家で使うためにポータブル電源を買おうと思っています!
そんな声が聞こえてきそうですが、家で使うのであればぜひソーラーパネルとセットで購入してください
少しお金は高くなりますが、その値段以上のメリットを受け取れます
というわけで今回はポータブル電源をソーラーパネルセットで使うメリットとソーラー発電する前のチェックポイントを紹介します
ぜひ最後までご覧ください
目次
ポータブル電源を家で普段使いは、どう使う?
ポータブル電源を「家で普段使いする」と検索して出てくる記事を読むと、ポータブル電源を次のようなシーンで使うと良いと書かれています。
【ポータブル電源を普段使いする場合の用途】
・コンセントがない場所での利用(庭・ベランダ・広い部屋・ガレージなど)
・ESP(無停電装置)としての停電対策
・在宅勤務時(接続機器が多く電源が不足することを想定)
・ホームパーティー(参加者が多く電源が不足することを想定)
またソーラーパネルがあれば太陽光発電して電気代が節約できる点、普段から使っていればいざ災害が起きたときでも安心して使える点がメリットだとも書かれています。
しかし私は、このように感じています。
家でポータブル電源を普段使いするなら、ソーラーパネルとセットで買わなきゃ意味がない!
およそ1年前、はじめてポータブル電源を買って以来、家で毎日のように使ってきた経験から感じていることです。
ポータブル電源とソーラーパネルのセットを家で普段使いすると、いろいろなメリットがあることが使ってみてはじめて分かりました。そのメリットについて次の章で紹介します
ソーラーパネルセットを家で普段使いするメリット
1. 家にある電化製品をつないで、電気代を節約できる
ソーラパネルとポータブル電源を使う最大のメリットは「電気代の節約」です。
ソーラーパネルがあればソーラー発電をして「無料の電気」を自分で作れます。
電気を作ってポータブル電源に溜められるということは、普段使いだけでなく災害時にも大きなメリットとなります。
例えばポータブル電源を調理家電につなぎ、ソーラー発電した「無料の電気」を使い料理を作れば「電気代・ガス代ゼロ円」で料理が作れます。
自動調理鍋や電気圧力鍋の中には水を使わない「無水料理」を作れる機種もあるため、「電気代・ガス代・水道料金ゼロ円」で料理を作ることさえできてしまいます。
また、近年増えた「在宅勤務」のために使う電子機器をポータブル電源につないで「無料の電気」で動かせば、電気代の大きな節約になります。
1回の利用で節電できる電気量はさほど大きくありませんが、電気代値上げが進む中「塵も積もれば山となる」の精神で取組めます。
2. 物価が上がり家計が苦しくなる中、家族の生活を守れる
最近は世界のさまざまな影響を受け、食品価格だけでなくあらゆる商品・サービスが値上げされています。
少しずつ家計が苦しくなっていく中、ソーラー発電で「無料の電気」を作れれば、大切な家族の生活を守ることに使えます。
例えば、ポータブル電源の電気でタブレットやパソコン、電子楽器やTVゲームなどを使えば、子供の教育ややりたいこと、才能を伸ばすことをあきらめずに済みます。
また、ポータブル電源の電気でパソコンやDVD、音響機器、電子楽器などを使えば、自分や家族が大切にしている趣味もあきらめずに続けることができます。
3. 電気・時間に対する家族の意識が変わり、行動が変わる
ソーラー発電をした「無料の電気」を使うことで、電気や時間に対する家族の意識が変わり、行動が変わることも期待できます。
ポータブル電源はバッテリーに溜まった電気の量や、どれだけ電気を使ったかを目で見ることができます。
不思議なもので「電気が目で見える」ことで、電気の大切さやありがたみ・節電や時間に対する意識、行動の優先順位が変わります。
とはいえ全ての家でソーラー発電ができるわけではありません。ソーラーパネルは太陽光が良く当たる場所でないと使い物にならないからです。次の章ではご自宅でソーラー発電ができるかどうかを確認するためのポイントを紹介します
わが家でソーラーパネルが使えるかの事前確認ポイント
ポータブル電源につなぐソーラーパネルは、屋根に設置する家庭用ソーラーパネルと比べると小型になるため発電量は小さくなります。
しかし反対に、小型であるということは軽くて携帯しやすいというメリットでもあります。
「軽くて携帯しやすい」というのが売りのポータブル電源用ソーラーパネルですが、果たして我が家で使いこなせるのでしょうか。
ソーラーパネルを活かして本当に十分なメリットを得られるのかどうか、購入前に確認すべきポイントを紹介します。
1. ポータブル電源用ソーラーパネルのサイズを知る
まず最初に購入を検討しているポータブル電源用ソーラーパネルのサイズ(大きさ、重さ)を把握する必要があります。
住んでいる家によっては、そもそもソーラーパネルを置ける場所がない可能性もあります。
ご自宅を見回し、ソーラーパネルが置けそうな場所の広さを確認し、パネルが置けるかを実際に計測してみてください。
「軽くて携帯しやすい」というのは、あくまでも屋根に設置する家庭用ソーラーパネルと比較した時の表現です。
機種によってはかなり大きく、重さもあるので注意が必要です。
ソーラーパネルを開いた時の大きさ
ソーラーパネルを開いた時のサイズ感は上の写真のとおりです(人気メーカー3社の商品比較)。
実際の大きさを理解しやすいように「サントリーの天然水2ℓ×6本入の段ボール」のサイズを参考として載せています。比較しながらそのサイズ感を確認してください。
「大きさ」を数字で表すと次のとおりですが、最大のもの(EcoFlow 400W)で約2.4m×1.1m、最少のもの(EcoFlow 60W)でも約82cm×約54cmとなります。
携帯用に折りたたんだ状態ではさほど大きさを感じませんが、使うときに開くとかなり大きく感じる商品もあります。
機種名 | 横 | 縦 |
EcoFlow 400W | 2,365mm | 1,058mm |
EcoFlow 220W | 1,830mm | 820mm |
EcoFlow 160W | 1,572mm | 680mm |
EcoFlow 110W | 1,580mm | 514mm |
EcoFlow 60W | 815mm | 537mm |
Jackery SolarSaga 200 | 2,335mm | 540mm |
Jackery SolarSaga 100 | 1,220mm | 535mm |
Jackery SolarSaga 80 | 906mm | 528mm |
Bluetti PV350S | 2,372mm | 928mm |
Bluetti SP200 | 2,265mm | 590mm |
Bluetti SP120S | 1,749mm | 552mm |
Bluetti SP120 | 1,652mm | 533mm |
(参考)天然水2ℓ×6本入 | 288mm | 312mm |
ソーラーパネルの重さ
各社のソーラーパネルの「重さ」をグラフで比較しました。
携帯するために折りたたんだ状態でもかなり重く感じるものもありますが、ソーラーパネルを使うために開くとより一層この重さが負担に感じます。
例えば重さ8KgのJackery SolarSaga 200は、使用時に開くと大きさが横約2.4m×縦約54cmになります。
開いた状態でこの重さがあると、取り回しでそこそこ負担に感じます。
2. ソーラー発電する自宅の環境を確認する
太陽光のソーラーパネルへの当り具合・強さ、差し込み時間などを確認
次にソーラーパネルを置く予定にしている場所の、太陽光の当り具合を確認します。
光が差し込む庭やテラス、ガレージがある一軒家ならかなりの発電を期待できますが、集合住宅(アパートやマンション)にお住まいであればより慎重な見極めが必要になります。
太陽光発電には次のような特徴があります。
ご自宅の状況と見比べながら、発電量が期待できそうかイメージしてみてください。
✔ ソーラーパネルは光を得られる昼間にしか発電できない
✔ ソーラーパネルに直射日光が垂直に当たる状態が最も発電に適している
✔ 雪の日や夜間は発電できない
✔ 直射日光が当たらなくても発電することはできるが、発電量は極端に減少する
✔ 雨の日や曇りの日は晴れの日の5~30%程度まで発電量が減少する
✔ 日照時間が短く照度も低い冬場は夏場に比べて発電量が大幅に減少する
住んでいる地域や季節によって発電量に影響があります。
地域ごとの発電量や月別の発電量はこちらのサイトを参照ください。
3. パネルを安全に置ける場所があるかを確認する
最後にソーラーパネルを安全に広げられる場所があるかを確認します。
購入したいソーラーパネルの大きさと重さを想定しながら、実際に置く場所に当てはめてみます。
一軒家の庭やテラス、ガレージなどに置く場合は危険度は低いと思いますが、集合住宅(アパートやマンション)の場合は、かなり慎重に見極める必要があります。
もしベランダから落下させてしまうと大事故につながります。
この点はかなりの注意が必要です。
集合住宅のベランダでソーラーパネルを使う場合、落下しないようにしっかりパネルを固定するなど安全を確保する措置が必要になります
まとめ
ポータブル電源をソーラーパネルとセットで使わなければ、ポータブル電源の魅力の半分も使えていません。
特に家で普段使いする場合は、「無料の電気」が作れることは大きなメリットです。
太陽の日のあたりが悪く発電量が見込めないのであれば仕方ありませんが、可能であればポーターブル電源と共にソーラーパネルをセットで用意するのがおすすめです。
そしてポータブル電源・ソーラーパネルを効果的に快適に使うのであれば、できれば「複数台持ち」をするのがベストです。