みなさんこんにちは!管理人のありーなです。
小さな子どもがいる家庭では、停電が起きたときに心配になることがたくさんあります。
「スマホの充電が切れたら、災害情報をどう確認する?」
「真夏や真冬に電気が止まったら、暑さや寒さをどうしのぐ?」
「冷蔵庫が止まったら、離乳食や食品はどうする?」
「ミルクや温かい食事を用意するには?」
大人だけなら我慢できることでも、小さな子どもがいるとそうはいかない場面があります。
だからこそ大切なのは、「子どもがいるから、とにかく大容量のポータブル電源を買う」ことではありません。
まず、停電したときに、子どものために何へ電気を使いたいのかを考えることです。
スマートフォンや照明なら大きな電力は必要ありません。
一方、電気ケトルや電子レンジなどでミルク用のお湯を沸かしたり、温かい食事を用意したりするなら、高い定格出力が必要になります。
さらに、冷蔵庫を長く動かしたいのか、扇風機や電気毛布を使いたいのかによっても、必要な容量は変わります。
つまり、小さな子どもがいる家庭のポータブル電源選びでは、「容量が大きいか」だけではなく、必要な家電を動かせる出力、安全性、持ち運びやすさ、使いやすさまで含めて選ぶことが大切です。
そしてこのブログでは、防災も考えてポータブル電源を購入するなら、ソーラーパネルも一緒に備えることをおすすめしています。
ポータブル電源だけなら、蓄えておいた電気を使い切れば終わりです。
しかしソーラーパネルがあれば、太陽光から新しい電気を作り、再びポータブル電源へ蓄える手段を持つことができます。
この記事では、小さな子どもがいる家庭が停電時に困りやすいこと、使いたい家電と必要な電力、ポータブル電源を選ぶポイントを整理したうえで、おすすめモデル3機種を紹介します。
「子どものいる家庭では、どんなポータブル電源を備えればいい?」と迷っている方は、まず自分たちの家庭で必要な電気から一緒に考えてみてください。
小さな子どもがいる家庭では停電の何が困る?

停電は、大人だけの家庭でも不便なものです。
しかし、小さな子どもがいる家庭では、単に「テレビが見られない」「家電が使えない」という不便だけでは済まないことがあります。
子どもの年齢によって必要な備えは異なりますが、食事、暑さ・寒さ、明かり、情報など、普段は電気に支えられているものが一度に使えなくなることを考えておかなければなりません。
内閣府も、小さな子どもがいる家庭では、子どもの発達段階によって災害時に必要なものが異なるとしており、食事や水など被災後の生活まで考えた備えを呼びかけています。
まずは、停電するとどのようなことに困るのか、具体的に考えてみましょう。
1) スマートフォンや通信機器が使えなくなる
災害が起きたとき、スマートフォンは家族との連絡だけでなく、
- 災害情報や避難情報の確認
- 家族の安否確認
- 停電や復旧状況の確認
- 避難所や給水場所の検索
などにも使います。
特に小さな子どもを連れて避難するか、自宅にとどまるかを判断するときには、正しい情報を得る手段を確保しておくことが重要です。
スマートフォン自体の消費電力はそれほど大きくないため、短時間の停電ならモバイルバッテリーでも対応できます。
しかし、停電が長引けばモバイルバッテリーの電気もいずれなくなります。
「家族との連絡や災害情報を確認するための電気を、どれくらい確保しておくか」は、最初に考えておきたいポイントです。
2) 真夏・真冬は暑さや寒さへの備えが必要になる
小さな子どもがいる家庭で特に心配なのが、真夏や真冬の停電です。
停電すればエアコンをはじめ、多くの冷暖房器具が使えなくなります。
家庭用エアコンを長時間ポータブル電源だけで動かすには大きな容量が必要になるため、「ポータブル電源があればエアコンをずっと使える」と考えるのは現実的ではありません。
そこで、真夏なら扇風機やサーキュレーター、真冬なら電気毛布など、比較的消費電力の小さな家電と組み合わせる方法も考えておく必要があります。
内閣府も家庭の停電対策として、エアコンなどが使えなくなった場合を想定し、暖や涼をとる代替手段を備えるよう案内しています。
ポータブル電源だけに頼るのではなく、季節に合わせて「電気を使わない暑さ・寒さ対策」と併用することも大切です。
3) 冷蔵庫が止まり、食事やミルクにも影響する
停電すると冷蔵庫も止まります。
小さな子どもがいる家庭では、普段から離乳食や飲み物、食材などを冷蔵・冷凍していることも多いでしょう。
さらに乳児がいる家庭なら、ミルクを作るためのお湯をどう確保するのかも考えておく必要があります。
電気ケトルなら短時間でお湯を沸かせますが、一般的な製品には1200~1300W程度の大きな電力を使うものがあります。
電子レンジやIH調理器なども同様です。
そのため、「スマホが充電できれば十分なのか」それとも、「停電しても冷蔵庫や調理家電まで使いたいのか」によって、必要になるポータブル電源は大きく変わります。
一方、災害時の調理をすべて電気で行う必要はありません。
カセットコンロなども備えておき、湯沸かしや調理はカセットコンロ、冷蔵庫・通信・照明などはポータブル電源というように使い分ければ、限られたバッテリーを長持ちさせることもできます。

内閣府「防災情報のページ みんなで減災」では、停電時には冷蔵庫や電子レンジなどが使えない状況を想定し、別の調理手段を備えておくことを勧めています
4) 夜間の停電では「明かり」がなくなる
夜に突然停電すると、家の中は想像以上に暗くなります。
大人ならスマートフォンのライトなどで一時的に対応できますが、小さな子どもにとって突然の暗闇は大きな不安になることがあります。
さらに、地震による停電なら家具や物が倒れていたり、床に物が散乱していたりする可能性もあります。
暗い室内を子どもが歩けば、転倒やケガにつながる危険もあります。
そのため、LEDランタンや懐中電灯など、ポータブル電源を使わなくても確保できる照明も必ず備えておきましょう。
内閣府も、夜間の停電に備えて足元灯や懐中電灯などを常備するよう呼びかけています。
ポータブル電源は便利ですが、防災用品のすべてを置き換えるものではありません。
乾電池、モバイルバッテリー、LEDライト、カセットコンロなどと役割を分けることで、より現実的な停電対策になります。
子どもの年齢や家庭によって「必要な電気」は違う
ここまで見てきたように、小さな子どもがいる家庭といっても、必要な電気はすべて同じではありません。
赤ちゃんがいる家庭ならミルクや離乳食への備えを優先するかもしれません。
少し成長した子どもなら、暑さ・寒さへの対策や、普段に近い食事を用意できることを重視する家庭もあるでしょう。
だからこそ、「子どもがいる家庭には○○Whのポータブル電源が必要」と一律に決めるのではなく、「停電したとき、わが家では子どものために何を使い続けたいのか?」から考えることが大切です。
次の章では、停電時に子どものために使いたい家電と消費電力を整理し、どのくらいの容量・出力が必要になるのかを具体的に見ていきましょう。
停電時に子どものために使いたい家電と必要な電力

小さな子どもがいる家庭でポータブル電源を選ぶ前に確認しておきたいのが、停電したときに何の家電を使いたいのかです。
ポータブル電源には「容量(Wh)」と「定格出力(W)」という2つの重要な性能があります。
簡単に分けると、
容量(Wh):どれくらい長く電気を使えるか
定格出力(W):どれくらい消費電力の大きな家電を動かせるか
を表しています。
スマートフォンやLED照明だけなら、それほど大きなポータブル電源は必要ありません。
一方、電気ケトルや電子レンジなどの調理家電まで使おうとすると、1000Wを超える定格出力が必要になることがあります。
まずは、子どもがいる家庭で停電時に使う可能性がある家電を整理してみましょう。
1) 停電時に子どものために使いたい家電の消費電力
| 目的 | 家電・機器 | おおよその消費電力 | 停電時の使い方・ポイント |
| 情報・連絡 | スマートフォン・充電器 | 5~60W程度 | 災害情報、安否確認、家族との連絡に使用。消費電力が小さいため優先して電源を確保したい |
| 明かり | LED照明・LEDランタン | 5~20W程度 | 夜間の転倒防止や子どもの不安軽減に役立つ。乾電池式なども併用する |
| 暑さ対策 | 小型扇風機・サーキュレーター | 15~30W程度 | エアコンより大幅に消費電力が小さく、夏の停電時に使いやすい |
| 寒さ対策 | 電気毛布 | 40~70W程度 | 消費電力が比較的小さく、冬の体温維持に使いやすい |
| 食品保存 | 家庭用冷蔵庫 | 100~300W程度(動作時) | 食材や離乳食などの保存に。起動時には一時的に大きな電力が必要になる場合がある |
| 乳幼児用品 | 電動鼻水吸引器 | 10~50W程度 | 子どもの年齢や家庭によって必要性が異なる |
| 乳幼児用品 | 哺乳瓶除菌・乾燥機 | 50~800W程度 | 加熱・除菌時は消費電力が大きくなる製品がある |
| 湯沸かし | 電気ケトル | 1200~1300W程度 | ミルク用のお湯や温かい飲み物など。短時間だが大きな出力が必要 |
| 調理 | IH調理器 | 1000~1400W程度 | 温かい食事を作れる一方、バッテリー消費も大きい |
| 食品加熱 | 電子レンジ | 500~1500W程度 | 離乳食や食品の加熱に便利。製品によって必要な出力が大きく異なる |
※消費電力は一般的な目安です。実際に使用する家電の定格消費電力を必ず確認してください

この表を見ると、停電時に使いたい家電によって必要なポータブル電源が大きく変わることが分かります
2) スマホ・照明・扇風機などが中心なら高出力は必要ない
停電時に、
「スマートフォンを充電したい」
「夜間の明かりを確保したい」
「夏に扇風機を使いたい」
「冬に電気毛布を使いたい」
といった用途を中心に考えるなら、1300Wや1500Wといった高い定格出力は必ずしも必要ありません。
これらは比較的消費電力が小さいためです。
むしろこのような使い方では、定格出力の大きさより、必要な電気をどれくらい長く使えるかという「容量(Wh)」を考えることが重要になります。
停電が長引くほど、限られたバッテリーを何に使うのかという優先順位も重要です。
3) 電気ケトルや電子レンジまで使うなら高出力が必要
一方、小さな子どもがいる家庭では、
「ミルク用のお湯を沸かしたい」
「離乳食を温めたい」
「温かい食事を作ってあげたい」
と考える方もいるでしょう。
そこで問題になるのが、調理家電の消費電力の大きさです。
家庭でよく使われている電気ケトルを見ると、たとえば次のような消費電力があります。
- T-fal(ティファール):1250W程度
- BALMUDA(バルミューダ):1200W程度
- タイガー魔法瓶・象印:1300W程度の製品もある
電気ケトルは使用時間こそ短いものの、一度に大きな電力を必要とします。
そのため、普段使っている電気ケトルや電子レンジ、IH調理器まで停電時に使いたい家庭では、定格出力1500W前後を一つの目安にすると対応できる家電の幅が広がります。
ただし、1500Wあればすべての家電が必ず使えるという意味ではありません。
使用したい家電の消費電力と、ポータブル電源の定格出力を購入前に確認することが必要です。
4) 調理をすべてポータブル電源で行う必要はない
ここで考えておきたいのが、「使えるからといって、すべてをポータブル電源で動かす必要はない」ということです。
たとえば1200Wの電気ケトルや1300WのIH調理器は、スマートフォンやLED照明、電気毛布などと比べて非常に大きな電力を使います。
停電が長期化した場合、調理だけでバッテリーを大量に消費してしまえば、情報収集や照明、暑さ・寒さ対策などに使える電気が減ってしまいます。
そこで役立つのが、カセットコンロなど他の防災用品との使い分けです。
たとえば、
湯沸かし・簡単な調理 → カセットコンロ
スマホ・通信機器 → ポータブル電源
照明 → LEDランタン+ポータブル電源
扇風機・電気毛布 → ポータブル電源
必要に応じて冷蔵庫 → ポータブル電源
というように役割を分ければ、限られた電気をより長く使えます。
もちろん、乳児がいる、火を使いにくい住環境であるなど、家庭によって事情は異なります。
だからこそ、「何Wのポータブル電源を買えば安心」と数字だけで決めるのではなく、自分の家庭で何を電気でまかなうのかを先に決めることが大切です。
\停電時は何を電気で使い、何をガスに任せる?詳しくはこちら/
5) 小さな子どもがいる家庭では1000Wh前後が選びやすい
こうして用途を整理すると、小さな子どもがいる家庭では、スマートフォンや照明だけを動かせる小型モデルより、1000Wh前後のポータブル電源が一つの選びやすい容量帯になります。
1000Wh前後なら、通信・照明・扇風機・電気毛布など複数の用途に使いやすく、高出力モデルを選べば電気ケトルや電子レンジなどにも対応できます。
一方で、2000Wh、3000Whと容量を増やせば使える時間は長くなりますが、本体価格や重量も大きくなります。
特に小さな子どもがいる家庭では、子どもを抱えたり、荷物を持ったりしながら移動する可能性も考えなければなりません。
そのため、容量・出力・重量・価格のバランスを取りやすい1000Wh前後をまず基準にして、必要に応じてより大容量のモデルを検討する方法がおすすめです。
次の章では、この考え方をもとに、小さな子どもがいる家庭がポータブル電源を選ぶときに確認したいポイントを具体的に紹介します。
小さな子どもがいる家庭のポータブル電源選びのポイント

停電時に使いたい家電が決まったら、次はポータブル電源を選んでいきましょう。
小さな子どもがいる家庭では、単純に「容量が大きい」「出力が高い」という理由だけで選ぶのではなく、安全性や持ち運びやすさ、非常時の使いやすさまで考えることが大切です。
特に確認したいのは、次の6つです。
- 安全性・信頼性:信頼と実績のあるメーカーを選ぶ
- 容量:1000Wh前後を一つの目安にする
- 定格出力:調理家電まで使うなら1500W前後が目安
- 持ち運びやすさ:重量だけでなく持ち手や形状も確認
- 使いやすさ:シンプルな操作性やUPS機能などを確認
- 保証・サポート:長期保証や国内サポートを確認
1) 最優先したいのは安全性・メーカーの信頼性
小さな子どもがいる家庭では、ポータブル電源を室内で使ったり、普段から充電した状態で保管したりすることも多くなります。
そのため、価格の安さだけで選ぶのではなく、安全性を重視して選ぶことが大切です。
現在のポータブル電源では、リン酸鉄リチウムイオン電池(LiFePO₄)を採用したモデルが主流となっています。
さらに、バッテリーだけを見るのではなく、
- バッテリーマネジメントシステム(BMS)
- 温度管理や過充電・過放電などへの保護機能
- メーカーとしての販売実績
- 保証や修理など購入後のサポート
まで含めて判断しましょう。
ポータブル電源には価格の安い製品もあります。
しかし、家族が暮らす室内で使用し、長期間使うものだからこそ、価格だけでなく、信用と実績のあるメーカーが販売する製品を選ぶことをおすすめします。
2) 容量は1000Wh前後を一つの目安にする
容量(Wh)は、蓄えておける電気の量を表します。
容量が大きくなるほど家電を長く使えるようになりますが、その分、本体価格や重量も大きくなる傾向があります。
小さな子どもがいる家庭では、
- スマートフォン
- LED照明
- 扇風機
- 電気毛布
- 冷蔵庫
- 必要に応じて調理家電
など、停電時に複数の家電を使うことが想定されます。
そのため、数百Wh程度の小型モデルよりも、1000Wh前後を最初の目安にすると、容量・出力・重量のバランスを取りやすくなります。
ただし、「1000Whあれば必ず十分」という意味ではありません。
たとえば冷蔵庫を長時間動かしたい家庭と、スマートフォン・照明・扇風機を中心に使う家庭では、必要な容量は大きく違います。
最終的には、実際に使いたい家電×使用時間から必要容量を考えるのがおすすめです。
\使いたい家電から必要なポータブル電源容量を計算!/

さらに、容量が大きくなるほど本体も重くなる傾向があるため、小さな子どもがいる家庭では、必要な容量と持ち運びやすさのバランスも考えて選ぶことが大切です
3) 調理家電まで使いたいなら定格出力1500W前後が目安
容量と一緒に確認したいのが、定格出力(W)です。
容量が十分にあっても、ポータブル電源の定格出力を超える家電は基本的に使用できません。
前章で紹介したように、家庭で使われている電気ケトルには、1200W、1250W、1300Wといった高出力の製品があります。
電子レンジやIH調理器なども、大きな電力を必要とします。
そのため、
「停電しても電気ケトルでお湯を沸かしたい」
「電子レンジで離乳食や食品を温めたい」
と考えている家庭なら、定格出力1500W前後を一つの目安にすると、使える家電の選択肢が広がります。
もちろん、使用する家電によって必要な出力は異なるため、購入前には必ず家電の消費電力を確認してください。
4) 重量だけでなく「実際に運べるか」を考える
小さな子どもがいる家庭だからこそ、見落としたくないのが持ち運びやすさです。
1000Whクラスになると、本体重量が10kg前後になるモデルも珍しくありません。
実際、2Lペットボトル6本入りの1ケースは約12kgなので、1000Whクラスのポータブル電源を選ぶときの重さをイメージする一つの参考になります。
しかも災害時には、「ポータブル電源だけを持って移動する」とは限りません。
子どもを抱っこしたり、防災用品や飲料水などを持ったりする可能性があります。
だからこそ、本体重量だけでなく、持ち手の形状・片手で持てるか・重心・本体サイズなども確認しましょう。
大容量だから安心とは限りません。いざというときに家庭内で移動させられることも性能の一つです。
5) 非常時だからこそ使いやすさも重要
普段は簡単にできる操作でも、突然停電すると慌てることがあります。
まして、小さな子どもの対応をしながらであれば、複雑な操作をする余裕がないことも考えられます。
そのため、電源を入れる ⇒ 必要な出力をONにする ⇒ 家電を接続するという基本操作が分かりやすいモデルがおすすめです。
さらに、
- バッテリー残量が見やすいディスプレイ
- スマートフォンアプリ
- LEDライト
- UPS/EPS機能
なども確認しておきましょう。
特にUPS/EPS機能を利用して普段から冷蔵庫や通信機器などにつないでおけば、停電時に自動的にポータブル電源からの給電へ切り替えられるモデルもあります。
ただし、切替時間や対応できる機器は製品によって異なるため、接続する家電との組み合わせは事前に確認する必要があります。
6) 保証期間と国内サポートも確認する
ポータブル電源は、一度購入したら長く使う製品です。
特に防災用として備えるなら、「数年後にトラブルが起きたときも相談できるか」という視点も大切です。
購入前には、
- 保証期間
- 国内サポート窓口の有無
- 修理対応
- 使用方法について問い合わせできるか
などを確認しておきましょう。
「安かったから」という理由だけで選ぶのではなく、購入後まで安心して使い続けられるメーカーかどうかまで含めて比較することをおすすめします。
小さな子どもがいる家庭におすすめのポータブル電源3選
ここまで紹介した選び方をもとに、小さな子どもがいる家庭で使いやすい1000Whクラスから、おすすめのポータブル電源を3機種選びました。
今回紹介するのは、次の3機種です。
【小さな子どもがいる家庭におすすめのポータブル電源3選】
![]() Jackery 1000NEW | ![]() Dabbsson 1000L | ![]() Anker Solix C1000 Gen2 | |
|---|---|---|---|
| 容量 | 1070Wh | 1008Wh | 1024Wh |
| 定格出力 | 1500W | 1200W | 1550W |
| バッテリー | リン酸鉄リチウム電池 | 半固体電池 | リン酸鉄リチウム電池 |
| 重量 | 10.8Kg | 10.6Kg | 11.3Kg |
| 停電時バックアップ | UPS 20ms | EPS 15ms | UPS 10ms |
| LEDライト | |||
| 保証期間 | 最大5年 | 最大5年 | 最大5年 |
| サポート | 国内 | 国内 | 国内 |
| おすすめポイント | 軽さと1500W出力のバランス | 半固体電池と軽さ | 1550Wの高出力と急速充電 |
| 購入する | 購入する | 購入する |
3機種とも約1000Whの容量を備えながら、重量は10~11kg台に収まっています。
特にJackery 1000NEWは1070Wh・1500Wながら10.8kgで、公式でも1000~1500Whクラスにおける軽量性を特徴として挙げています。
Anker Solix C1000 Gen2も1024Wh・1550Wを備え、電気ケトルや電子レンジなど消費電力の大きな家電への対応を特徴としています。
一方、3機種にはそれぞれ違った強みがあります。
Jackery (ジャクリ)ポータブル電源 1000NEW
軽さと1500W出力のバランスが魅力

2024年7月に発売されたJackery 1000NEW
は、容量1070Wh・定格出力1500W・重量10.8kgのポータブル電源です。小さな子どもがいる家庭におすすめする大きな理由は、1000Whを超える容量と1500Wの出力を確保しながら、10.8kgに抑えられていること。停電時にスマートフォンや照明、扇風機、電気毛布などを使えるだけでなく、1500Wの定格出力があるため、1200~1300W程度の電気ケトルなど高出力の家電にも対応しやすくなっています。
また、子どもを抱えたり、防災用品を持ったりする可能性を考えると、本体が軽いことは大きなメリットです。さらにリン酸鉄リチウムイオン電池を採用し、約4000回の充放電サイクルに対応。停電時には20ミリ秒未満でバッテリー給電へ切り替えるUPS機能も搭載しています。そのため、「調理家電も使える出力は欲しい。でも、できるだけ軽い1000Whクラスを選びたい」という家庭に特に向いています。
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Jackery 1000NEWがおすすめの家庭
電気ケトルなど高出力家電も使いたい
1000Wh以上の容量を確保したい
容量・出力・軽さのバランスを重視したい
できるだけ軽いモデルがよい
停電対策だけでなくキャンプや車中泊にも持ち出したい
操作しやすい定番モデルを選びたい
\Jackery 1000NEWを詳しく知りたい方はこちらもチェック!/

なお、Jackery 1000NEWには、2026年7月に新モデル「Jackery 1000NEW V3」が登場しました。
容量は1070Whから1024Whへわずかに小さくなりましたが、定格出力1500Wはそのまま。重量は10.8kgから10.6kgへ軽量化され、UPSの切り替え時間も20ms未満から10msへ高速化されています。
さらに、バッテリー寿命は4000回から6000回へ伸び、通常価格もJackery 1000NEWより1万円安く設定されています。
小さな子どもがいる家庭では、少しでも軽く持ち運びやすいことや、停電時のバックアップ性能が高いことも大切です。
容量を少しでも多く確保したいならJackery 1000NEW、軽さ・UPS性能・長寿命・価格を重視するならJackery 1000NEW V3という選び方もできます。
パールホワイトも用意されているため、リビングなどに普段から置いて使いたい家庭にもおすすめです。
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Dabbsson(ダブソン)ポータブル電源 1000L
半固体電池と10.6kgの軽さを重視する家庭に

2025年2月に発売されたDabbsson 1000L ![]()
は、容量1008Wh・定格出力1200W・重量10.6kgのポータブル電源です。今回の3機種では最も軽く、半固体電池を採用していることが大きな特徴です。小さな子どもがいる家庭では、室内で使うことを考えて安全性を重視したい方も多いでしょう。また、1000Whクラスで10.6kgという軽さは、家庭内で場所を移動したり、必要に応じて車へ積んだりするときにもメリットになります。ただし、注意したいのが1200Wという定格出力です。前章で紹介したように、家庭用の電気ケトルには1250Wや1300Wの製品があります。そのため、Dabbsson 1000Lなら、どの電気ケトルでも使えるわけではありません。自宅で使用している電気ケトルや調理家電を停電時にも使いたい場合は、購入前に必ず消費電力を確認してください。逆に、湯沸かしや調理はカセットコンロを中心に行い、ポータブル電源をスマートフォン・照明・冷蔵庫・扇風機・電気毛布などに使うのであれば、1200Wでも十分という家庭もあるでしょう。つまりDabbsson 1000Lは、「すべての調理家電を動かすことより、安全性と軽さを優先したい」という家庭に向いた選択肢です。
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Dabbsson 1000Lがおすすめの家庭
半固体電池を採用したモデルを選びたい
1000Wh以上の容量を確保したい
できるだけ軽い1000Whクラスを選びたい
調理はカセットコンロなどと使い分ける
使用する家電が1200W以内か事前に確認できる
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Anker(アンカー)ポータブル電源 Solix C1000 Gen2
1550Wの高出力と急速充電を重視

2025年5月に発売されたAnker Solix C1000 Gen2は、容量1024Wh・定格出力1550Wを備えた1000Whクラスのポータブル電源です。今回の3機種の中では最も定格出力が高く、Ankerも電気ケトル、電子レンジ、冷蔵庫など消費電力の大きな家電への対応を特徴として挙げています。そのため、「停電時でも、できるだけ普段使っている家電をそのまま使いたい」という家庭には大きなメリットがあります。もう一つの特徴が充電速度です。専用アプリから超急速充電モードを利用した場合、条件下では最短54分で満充電できます。台風など停電の可能性が高まってから、「ポータブル電源を充電しておかなければ」と気づいた場合でも、短時間で充電できるのは防災用途で大きな強みです。リン酸鉄リチウムイオン電池を採用し、4000回以上のサイクル寿命にも対応しています。重量は11kg台となるため、軽さだけならJackery 1000NEWやDabbsson 1000Lが有利ですが、「多少重量が増えても、家電への対応力と充電速度を優先したい」という家庭にはAnker Solix C1000 Gen2が向いています。
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Anker Solix C1000 Gen2がおすすめの家庭
電気ケトルや電子レンジなど高出力家電も使いたい
1000Wh以上の容量を確保したい
1550Wの高出力を重視したい
台風などに備えて短時間で充電できるモデルがよい
コンパクトさや停電時の自動切り替え機能も重視したい
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3機種とも1000Whクラスなので、単純に容量だけを比較しても大きな違いはありません。
そこで、家庭で何を重視するかによって選び分けると分かりやすくなります。
軽さと1500W出力のバランスを重視するなら
⇒ Jackery 1000NEW
半固体電池と軽さを重視するなら
⇒ Dabbsson 1000L
1550Wの高出力と急速充電を重視するなら
⇒ Anker Solix C1000 Gen2
そして、ここで忘れてはいけないのが、どのモデルを選んでも、ポータブル電源に蓄えてある電気には限りがあるということです。
特に小さな子どもがいる家庭では、停電が何日続くか分からない状況まで考えておきたいところです。

次の章では、なぜポータブル電源だけでなくソーラーパネルまで備えておきたいのかを考えていきます。
長期停電まで考えるならソーラーパネルも一緒に備える
ここまで、小さな子どもがいる家庭におすすめのポータブル電源を紹介してきました。
ポータブル電源があれば、停電してもスマートフォンを充電したり、照明や扇風機、電気毛布を使ったり、対応するモデルなら電気ケトルなどの高出力家電を動かしたりできます。
小さな子どもがいる家庭にとって、停電しても使える電気を確保しておくことは、大きな安心につながります。
ただし、防災用として考えるなら、ポータブル電源だけでは一つ大きな問題が残ります。
1) ポータブル電源に蓄えた電気には限りがある
1000Whクラスのポータブル電源を用意していても、使える電気は無限ではありません。
スマートフォンやLED照明など消費電力の小さな機器なら比較的長く使えますが、冷蔵庫や電気ケトル、電子レンジなどを使えば、その分バッテリー残量は早く減っていきます。
そして、蓄えておいた電気をすべて使い切ってしまえば、停電が続いている限りコンセントから充電することはできません。
数時間程度の停電なら、ポータブル電源だけで乗り切れるかもしれません。
しかし、地震や台風などによって停電が長期化する可能性まで考えると、「何Whの電気を蓄えておくか」だけでなく、「なくなった電気をどう補充するか」まで考えておくことが大切です。
2) ソーラーパネルがあれば自分で新しい電気を作れる
そこで一緒に備えておきたいのがソーラーパネルです。
ソーラーパネルがあれば、天候や設置環境などの条件はありますが、太陽光から新しい電気を作り、ポータブル電源へ再び充電できます。長期停電への備えとしても、サイト内でポータブル電源との併用をおすすめしています。
つまり、
ソーラーパネルで電気を「作る」
⇓
ポータブル電源に「蓄える」
⇓
必要な家電で「使う」
という流れを家庭の中に作れるようになります。
特に小さな子どもがいる家庭では、「あと何%しか残っていない」とバッテリー残量だけを気にしながら過ごすのと、「晴れればまた充電できる」という手段を持っているのとでは、停電が長引いたときの安心感も変わってくるでしょう。
もちろん、雨や曇りの日には十分な発電量を得られないこともあります。
ソーラーパネルがあれば電気に困らないという意味ではありません。
それでも、電力会社からの電気が止まっている状況で、家庭に「新しい電気を作る手段」があることには大きな意味があります。
3) 「作る・蓄える・使う」まで備えて、このブログが考える「電気の保険」になる
このブログでは、ポータブル電源だけを「電気の保険」と考えているわけではありません。
ポータブル電源に蓄えておいた電気は、使えば少しずつ減っていきます。
だからこそ、「ソーラーパネルで電気を作る ⇒ ポータブル電源に蓄える ⇒ 必要なときに家電で使う」という環境まで整えておく。
それが、このブログで提唱している「電気の保険」です。
小さな子どもがいる家庭では、停電がいつまで続くのか分からない状況そのものが、大きな不安になることがあります。
何も起こらず、この備えを本気で必要とする日が来なければ、それが一番です。
それでも万が一のときに、「わが家には、自分たちで電気を確保する手段がある」と思えることは、子どもと一緒に停電を乗り切るうえで一つの安心材料になるのではないでしょうか。
\「作る・蓄える・使う」電気の保険という考え方はこちら/
4) ソーラーパネルは普段使いや電気代の節約にも活用できる
ソーラーパネルを購入しても、「災害が起きなければ使わないのでは?」と思うかもしれません。
しかし、ポータブル電源とソーラーパネルは、防災専用品としてしまっておく必要はありません。
晴れた日にソーラー発電した電気をポータブル電源へ蓄え、普段の家電に使えば、日常生活の電気代節約にも活用できます。
また、普段から使っておけば、
「自宅ではソーラーパネルでどのくらい発電できるのか」
「この家電を使うとバッテリーが何%減るのか」
「どの家電なら同時に使えるのか」
といったことも分かってきます。
つまり、普段使いそのものが停電時に慌てず使うための練習にもなるわけです。サイト内の長期停電対策でも、普段から使うことで操作や消費電力を把握できるメリットを紹介しています。
\ソーラー発電した電気を普段使いして節約する方法はこちら/
まとめ:小さな子どもがいる家庭は「何を使いたいか」からポータブル電源を選ぼう
小さな子どもがいる家庭にとって、停電は単に電気が使えなくなるだけではありません。
ミルクや食事、暑さ・寒さへの対策、照明、スマートフォンによる情報収集など、普段当たり前にできていることを、停電時にもどう維持するかを考えておく必要があります。
そのため、ポータブル電源を選ぶときは、まず「停電したら子どものために何を使いたいか」を考えてみてください。
スマートフォンや照明、扇風機、電気毛布などが中心なら、それほど大きな出力は必要ありません。
一方、電気ケトルや電子レンジなどの調理家電まで使いたいなら、1000Wh前後の容量に加えて、1500W前後の定格出力が一つの目安になります。
ただし、容量が大きくなるほど重量も増える傾向があります。
小さな子どもを抱えたり、防災用品を持ったりする可能性を考えると、容量・出力だけでなく「実際に持ち運べるか」まで考えて選ぶことが大切です。
この記事では、そのような視点から次の3機種を紹介しました。
- Jackery 1000NEW:軽さ・容量・1500W出力のバランスを重視する家庭
- Dabbsson 1000L:半固体電池と10.6kgの軽さを重視する家庭
- Anker Solix C1000 Gen2:1550Wの高出力と急速充電を重視する家庭
どれが一番優れているというより、自分の家庭で何を優先するかによって最適なモデルは変わります。
そして、長期停電への備えまで考えるなら、ポータブル電源だけで終わらせず、ソーラーパネルも一緒に備えることをおすすめします。
ポータブル電源に蓄えた電気には限りがありますが、ソーラーパネルがあれば、天候などの条件はあるものの、自分で新しい電気を作って再び蓄えることができます。
電気を「作る・蓄える・使う」、この環境を家庭に用意しておくことが、停電が長引いたときの大きな安心につながります。
災害が起きてから「用意しておけばよかった」と後悔するのではなく、家族に必要な電気を自分たちで確保する方法を、平常時のうちに考えておきましょう。
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