みなさんこんにちは ! 管理人のありーなです
記録的な寒波や大雪による停電・立ち往生は命の危険に直結します。
そんな時、頼りになるのがポータブル電源。
この記事では、災害時の具体的な活用場面から、自宅・車など目的別の最適な選び方、おすすめ機種、賢い使い方まで徹底解説します。
万全の備えで、冬の災害を乗り越えましょう!
● 突然の寒波・大雪がもたらす恐怖について知りたい!
● 寒波・大雪のとき、どんな場面でポータブル電源があると助かるのかを知りたい!
● ポータブル電源の選び方とおすすめ機種を、場面ごとに知りたい!
● 寒波・大雪でポータブル電源を使う時の、賢い使い方と注意点を知りたい!
そんな方はぜひ続きをご覧ください。

記事内では、ポータブル電源を使う寒波・大雪の場面を「自宅での停電」「車での立ち往生」「移動中の足止め」に分けて紹介しています
突然の寒波・大雪がもたらす恐怖


毎年のように日本各地を襲う記録的な寒波や大雪。
それは単なる交通網のマヒや物流の停滞に留まらず、私たちの生活基盤そのものを脅かす深刻な事態を引き起こします。
大規模な停電、高速道路や幹線道路での大規模な立ち往生、さらには集落全体の孤立。
特に気温が氷点下まで下がる状況でライフラインである電気が止まることは、文字通り命に関わる重大な危険に直結します。
予測不能な自然の猛威に対し、自分と家族の安全を守るためには、事前の備え、とりわけ非常用電源の確保が不可欠なのです。
生活機能の完全停止:
最低限の調理もできず、稼働が必要な医療機器なども使えなくなる
凍える闇と寒さ:
停電で暖房も照明も消え、氷点下の暗闇で低体温症の危険に怯える
情報の途絶と孤立:
スマートフォンの充電が切れ、災害情報も安否確認もできず、外部から完全に遮断される
車内での立ち往生:
燃料を気にして暖房もつけられず、食料も尽きかけ、寒さと不安の中で助けを待つしかない
寒波・大雪時、「ポータブル電源があって助かった!」となる主な場面
寒波や大雪による災害時、ライフラインが寸断された状況でポータブル電源はまさに「命綱」となり得ます。
具体的にどのような場面で役立つのでしょうか?
ここでは、ポータブル電源が活躍する主な3つの場面と、それによって解決できる困りごとを見ていきましょう。
備えあれば憂いなし、具体的な活用シーンを知ることで、防災意識を高めることができます。
1) 自宅で停電:


突然の停電で最も困るのは、やはり「寒さ」です。
暖房器具が使えず、凍える夜を過ごすことになるかもしれません。
また、スマートフォンの充電が切れれば、最新の災害情報や安否確認の連絡手段を失います。
調理や照明も止まり、不安な時間を過ごすことに。
ポータブル電源があれば、電気毛布や小型ヒーターで暖を取り、スマホやラジオを充電して情報を確保、LEDライトで明かりを灯すなど、最低限の生活維持が可能になります。
2) 車での立ち往生:


大雪で道路が寸断され、車内に長時間閉じ込められるケースも少なくありません。
エンジンをかけ続ければ暖房は使えますが、ガソリンの消費や一酸化炭素中毒のリスクが心配です。
また、スマホのバッテリーが切れると外部との連絡も途絶え、孤立感が深まります。
ポータブル電源があれば、エンジンを切った状態でも電気毛布で暖を取ったり、スマホやタブレットを充電して情報収集や連絡手段を確保したりできます。
ラジオや小型テレビで状況を確認することも可能です。
【立ち往生した車内で、起きるであろうこと】
実際に車内で長時間過ごすことになった方々の経験談を参考に、電気がどのように必要になるのかをまとめました。これを知っておくと、いざという時のポータブル電源選びに役立ちます
1. 寒さ対策:体を守るために電気の力が必要
・燃料節約と一酸化炭素中毒のリスク:
燃料(ガソリン)を節約するためにエンジンを停止する必要が出てきます。また、雪がマフラーに詰まると一酸化炭素中毒の危険があるため、エンジンを止めざるを得ない状況も考えられます
・濡れた体からの冷え:
車やその周辺の雪かき作業をすると、衣服や靴が濡れてしまい、体はどんどん冷えていきます
・車内の換気と体調管理:
窓を閉め切った状態が続くと、二酸化炭素の影響で体調が悪くなることがあります
2. 情報収集と時間つぶし:頼りになるのは電気で動くスマホ
・刻々と変わる渋滞情報:
渋滞の状況をリアルタイムで把握するために、スマートフォンの利用頻度が高まります
・長時間の閉じ込めによるストレス:
長く閉じ込められると時間を持て余し、気分転換のためにスマートフォンを使う時間が増えます
3. 温かい食事と飲み物:心と体を温める電気の活用
・冷えた体には温かいものを:
体が冷えてくると、温かい食べ物や飲み物が心身ともに癒してくれます
【大雪に備えて車に積んでおきたいもの】
この記事では、大雪が降りそうなとき、車内にポータブル電源を備えておくべきだと書いています。しかし、ポータブル電源以前に、備えておくべきものもあります。ここでは、大雪で車が立ち往生したり、車内に閉じ込められた経験のある方々が、「実際に役に立った」または「もしあれば助かったのに」と感じたものをまとめました
- 生命維持のための備え:
水、食料(非常食、カロリーメイトなど) - 寒さ対策:
・車の座席の上に敷くマット、マットの下に敷くアルミシート(断熱効果を高めます)
・寝袋
・座布団やクッション(体圧分散、防寒にも)
・充電式湯たんぽ、使い捨てカイロ、電熱ベスト
・冬用上着、手袋、ネックウォーマー、厚手の靴下など防寒着 - 雪対策:
・雪かき用手袋(防水性のあるもの)
・長靴(防水性、防寒性のあるもの)
・ビニール傘(雪よけ、一時的な雨よけにも) - 衛生対策:
・簡易トイレ
・紙パンツ - もしもの時の備え:
常備薬(頭痛薬、下痢止め、風邪薬など、普段服用しているものも)
3) 移動中の足止め:


寒波や大雪の影響で、電車やバス、飛行機などの公共交通機関が長時間にわたり遅延・運休・欠航することもあります。
駅や空港で足止めされた場合、暖房の効いた場所を確保できても、スマートフォンの充電が切れてしまうと状況把握や家族への連絡が難しくなります。
ポータブル電源があれば、コンセントがない場所でもスマホやタブレットを充電でき、情報収集や連絡手段を確保し続けることができるため、不安を軽減できます。
【目的別】寒波・大雪対策に最適なポータブル電源の選び方とおすすめ
ポータブル電源と一口に言っても、容量や機能は様々です。
いざという時に「使えなかった」とならないためには、想定される利用シーンに合わせて最適なモデルを選ぶことが重要です。
ここでは、「自宅での停電」「車での立ち往生」「移動中の足止め」という3つの目的に分け、それぞれに適したポータブル電源の選び方のポイントとコツを解説します。
1) 「自宅での停電」に備えたい場合
自宅での停電に備えるなら、暖房器具など消費電力の大きな家電も動かせる「大容量」と「高出力」が最重要ポイントです。
特に電気毛布や小型ファンヒーターを数時間使用することを想定しましょう。
選び方のコツは、まず停電時に最低限使いたい家電をリストアップし、その合計消費電力(W)と使用時間から必要な容量(Wh)を計算すること。
また、突然の停電時にも電気の供給をストップさせないために、UPS/EPS機能が付いたポータブル電源が便利です。
「自宅での停電」に備えるポータブル電源は、容量2000Wh以上の超大容量機種か、容量1000Wh以上でエクストラバッテリーを接続可能な機種がおすすめです
Bluetti AC500+B300S
Bluetti AC500+B300S



ポータブル電源は寒さに弱く、使用環境温度が低いと十分な動作をしません。しかし、B300Sは「サーモスタンバイ機能」により、一定の温度以下になると自己発熱し、寒い日でもスムーズに作動します
2) 「車での立ち往生」に備えたい場合
車での立ち往生対策としては、まず車内に無理なく置ける「携帯性(サイズ・重量)」が重要です。
また、車内で充電できるよう「シガーソケット充電」に対応しているか、氷点下でも性能が落ちにくい「低温環境での性能」も確認しましょう。
暖房器具の使用やスマホの充電などができるだけの十分な容量があることは当然ですが、静まり返った狭い車内で使うため、動作音が気にならない静音性の高いポータブル電源がおすすです。
車内を照らすのに、ポータブル電源にLEDライトが付いていると便利そうですが、今はスマホのライトが使えるため、LEDライト機能はなくても良さそうです。



車内で暖房器具を使うなら、消費電力が小さく、しっかりと暖を取れる電気毛布が最適です。ポータブル電源の電力を効率的に使うには、DC出力(USBなど)が有利ですが、USB接続の電気毛布は消費電力が低い分、十分な温かさが得られない場合があるので注意が必要です
「車での立ち往生」に備えるポータブル電源は、容量1000Wh程度で、持ち運びしやすいポータブル電源がおすすめです。家でも車でも使いたい場合は、容量1000Wh程度で、持ち運びしやすく、エクストラバッテリー(拡張バッテリー)を接続して、容量を増やせるポータブル電源がおすすめです
Bluetti AC180 or Bluetti AORA100
Bluetti AC180



Bluettiのポータブル電源は、Charger 1 | 560W オルタネーターDC充電器
3) 「移動中の足止め」に備えたい場合
公共交通機関での足止めなど、移動中に電源を確保したい場合は、何よりも「携帯性(サイズ・重量)」が最優先です。
リュックやカバンに入れて気軽に持ち運べるコンパクトさが求められます。
主にスマートフォンやタブレットの充電が目的となるため、「USB出力ポート」の種類(Type-A/C)と数、急速充電に対応しているか(出力速度)を確認しましょう。
また、屋外での使用も想定し、ある程度の「低温環境での性能」も考慮すると安心です。
「移動中の足止め」に備えるポータブル電源は、容量というよりは、持ち運びのしやすさにこだわった機種がおすすめです
Jackery 100Plus
Jackery Explorer 100Plus は、重量965g、サイズ12.6×8.65×8.7cmの手のひらサイズのリン酸鉄リチウムイオン電池搭載ポータブル電源です。容量99.2Whで機内への持ち込み制限をパスできるためノートパソコンをつないで機内で長時間仕事をすることも可能です。最大出力128Wで、USB-C出力ポート2口、USB-A出力ポート1口を備えており、モバイルギアをよく使うビジネスマンにおすすめの一台です。黒×オレンジとサンドゴールドの2色から選べます
備えを万全に!ポータブル電源の賢い使い方と注意点
最適なポータブル電源を選んでも、いざという時に使えなければ意味がありません。
また、使い方を誤ると、性能を十分に発揮できなかったり、思わぬ事故につながったりする可能性もあります。
ここでは、ポータブル電源を備えておく上での事前の準備と、実際に使用する際の注意点について解説します。
正しい知識で、ポータブル電源を最大限に活用しましょう。
1) 事前の準備:
ポータブル電源は、購入したら終わりではありません。
まず、定期的に(例えば数ヶ月に一度)充電残量を確認し、常に満充電に近い状態を保つようにしましょう。同時に、電源が入るか、出力ポートが正常に機能するかなどの動作確認も忘れずに。
保管場所は、直射日光や高温多湿、そして氷点下になるような極端な低温環境は避けてください。
また、実際に接続したい機器(スマホ、電気毛布など)が問題なく使えるか、事前に試しておくことも重要です。
2) 使用時の注意点:
ポータブル電源に使われているリチウムイオン電池は、低温環境では性能が低下する特性があります。
特に0℃以下では、使える容量が減ったり、充電速度が遅くなったり、充電自体ができなくなったりする場合があることを理解しておきましょう。
また、車内などで電気毛布や小型ヒーターを使用する際は、一酸化炭素中毒や酸欠を防ぐため、定期的な換気を必ず行ってください。
安全に使うために、付属の取扱説明書には必ず目を通しておきましょう。
まとめ:突然の寒波・大雪に備える!命を守るポータブル電源の選び方と活用術
突然襲ってくる寒波や大雪は、私たちの生活を脅かす深刻な災害となり得ます。
停電や立ち往生といった不測の事態において、ポータブル電源は暖を取り、情報を得て、外部と連絡を取るための重要なライフラインとなります。
この記事を参考に、ご自身の状況や想定されるリスクに合わせて最適な一台を選び、日頃から使い方を確認しておくことが大切です。万全の備えで、冬の災害を乗り越えましょう。
早めの準備が、あなたと大切な人の安心につながります。
コメント