ポタ電の基礎知識

ポータブル電源、災害時に後悔しないために!購入前にするべき6つの落とし穴

ポータブル電源災害時に後悔しないために
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みなさんこんにちは ! 管理人のありーなです

災害に備えてポータブル電源の購入を検討している方、本当にそのポータブル電源は、いざという時に役立つでしょうか?

災害時にポータブル電源は、電力を確保するための心強い味方になる一方で、使い方を間違えたり、機種選びを誤ると、せっかく購入したポータブル電源が無駄になってしまうかもしれません。

この記事では、災害時にポータブル電源で後悔しないために、購入前に知っておくべき6つの落とし穴について解説します。

避難時にポータブル電源を持ち出せなくて後悔したケースを知りたい!
ポータブル電源で電化製品を使えなくて後悔したケースを知りたい!
ポータブル電源の動作音が気になって後悔したケースを知りたい!
ポータブル電源のソーラー充電に時間がかかり後悔したケースを知りたい!
ポータブル電源の電気を使えず後悔したケースを知りたい!
ポータブル電源を盗まれて後悔したケースを知りたい!

そんな方はぜひ続きをご覧ください。

ありーな

ポータブル電源は、災害時に役立つ心強い味方ですが、正しい知識を持って選ばなければ、せっかく購入しても無駄になってしまう可能性があります

後悔1:急いで避難する時に、ポタ電を持ち出せなかった

避難想定とポータブル電源のサイズのミスマッチ

ポータブル電源は、小型で持ち運びやすいものから、大容量で据え置き型のものまで、様々なサイズや重さの機種が販売されています。

災害に備えてポータブル電源を買う人は、災害時にどのように使いたいのかをイメージしておくことが重要です。

自宅で避難生活を送るのか、それとも避難所などへ移動するかによって、適したポータブル電源のサイズは大きく異なります

自宅で避難生活を送る可能性が高い場合は、大容量で高出力な機種を選ぶと良いでしょう。

しかし、避難所などへ移動する必要がある場合は、持ち運びやすい小型・軽量の機種を選ぶのが一般的です。

ありーな

避難所などへの持ち運びを想定して小型・軽量のポータブル電源を購入しても、災害が起きた時に気が動転してポータブル電源を持ち出せないかもしれません。災害が起きたときにどのような行動をとるのかを事前にイメージしておくことも大切です

後悔2:ポタ電で使いたい電化製品が動かせなかった

ポータブル電源の定格出力と電化製品の消費電力のミスマッチ

ポータブル電源を選ぶ際に、最も注意すべきなのは、定格出力と消費電力のミスマッチです。

ポータブル電源には、電化製品を動かすことができる電力の限界を示す「定格出力」というものが定められています。

この定格出力が、使用したい電化製品の消費電力を下回っている場合、その電化製品を動かすことはできません

例えば、消費電力の高い調理家電やドライヤーを使いたい場合は、定格出力の高いポータブル電源を選ぶ必要があります。

ポータブル電源を購入する前に、使用したい電化製品の消費電力を必ず確認するようにしましょう。

【定電圧機能付のポータブル電源】

ポータブル電源の中には、定格出力を超える電化製品でも、一時的に動かすことができる「定電圧機能」を搭載した機種があります

この機能を使うことで、いざという時に消費電力の高い調理家電などを使うことが可能になります。しかし、定電圧機能は、すべての電化製品に使えるわけではありませんし、製品によっては、出力が制御されるため、本来の性能を発揮できない場合もあります。定電圧機能のメリット・デメリットを理解した上で、機種を選ぶようにしましょう

後悔3:ポタ電の動作音が気になって使えなかった

ポータブル電源の動作音(ファン回転音)

ポータブル電源は、発電機のように排気は出ませんが、機種によっては、内部の熱を逃がすためのファンの回転音が気になる場合があります。

特に、避難所のように他の人との距離が近い場所や、車中避難のように狭く限られたスペースでポータブル電源を使う場合、動作音がストレスになる可能性があります

ポータブル電源を選ぶ際には、騒音レベル(dB)の数値だけでなく、音質や音の高さなども確認するとよいでしょう。

後悔4:ソーラー充電に時間がかかりイライラした

ソーラー充電速度の重要性

停電時、ポータブル電源に蓄えられた電気がなくなってしまった場合、ソーラーパネルを使ったソーラー充電で電力を確保することが重要になります。

しかし、ソーラー充電の速度が遅い機種を選んでしまうと、充電に時間がかかり、必要な時に電気を使えないという事態に陥る可能性があります。

そのため、ポータブル電源を選ぶ際には、ソーラー充電速度を重視することも重要です。

【ソーラー充電の事前確認(予行練習)】

ポータブル電源とソーラーパネルを購入したら、事前にソーラー充電を体験しておくことも重要です。実際に使ってみることで、どれくらいの時間で充電できるのか、どれくらいの発電量があるのか、などを把握することができます。予行練習をしておくことにより、いざという時に、どのように使えば効率よく電気を溜められるのかを理解することができます

後悔5:電気を使いたい時に使えなかった

ポータブル電源の特性を理解する

ポータブル電源は、蓄電された電気がなくなると、電化製品を使うことができなくなります。

そのため、ポータブル電源を使う際には、充電時間と使用時間を考慮して、計画的に使う必要があります。

機種によっては充電中は電化製品を使えないものもあるので注意が必要です。

ありーな

充電しながら給電ができる「パススルー機能」搭載のポータブル電源であれば、ポータブル電源を効率的に使えるため被災したときには便利です

後悔6:ポタ電を人目に付くところに置いて盗まれてしまった

災害時の混乱を想定する

避難所など人が集まる場所では、治安の悪化や犯罪にも注意が必要です。

ポータブル電源やソーラーパネルはただでさえ高額商品ですが、停電中でも電気を作れる便利なアイテムとして盗難リスクが高まります。

そのためポータブル電源などの置き場所・保管場所には注意が必要です。

また、自宅避難する場合でも、混乱に乗じて盗難リスクが高まるのは同じです。

ソーラー充電するために人目に付く場所に放置していると、盗難の被害にあう可能性もあるので注意が必要です。

まとめ:災害時に後悔しないために

この記事では、防災用ポータブル電源を購入する際に陥りやすい6つの後悔と、それを避けるためのポイントを解説してきました。

ポータブル電源は、災害時に役立つ心強い味方ですが、正しい知識を持って選ばなければ、せっかく購入しても無駄になってしまう可能性があります。

この記事を参考に、あなたの家庭に最適なポータブル電源を選んで、万が一の事態に備えてください。

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あり~な
迫りくるリスクから大切なものを守るため、役立つのはポータブル電源と備蓄(食料・日用品など)です。備えておけば「安心感」や「心の余裕」が生まれ、まさかのときでも落ち着いて行動することができます。このブログでは今から備えておきたいポータブル電源と備蓄の情報・アイデアを紹介しています。詳しくは「プロフィール」をご覧ください