みなさんこんにちは !
ついに発表されたエコフローの最新機種 EcoFlow DELTA 2MaxのWEBサイトを見て、購入するかどうかの悩みがさらに深まってしまった ありーな です
ついにEcoFlow DELTA 2 Maxの情報がWEBサイト上で公開されましたので、今回はそのDELTA 2 Maxの詳細を見ていきます
これまでの機種とどこが変わったの?
という質問にお答えするために
エコフローDELTAの2機種と比較をしつつ、DELTA 2 Maxの実力に迫っていきます
ぜひ最後までご覧ください
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目次
新製品DELTA 2 Maxの特徴
エコフローはリン酸鉄リチウムイオンバッテリーをいち早く取り入れたメーカーですが、今回発表されたDELTA 2 Max も「リン酸鉄イオンバッテリーを搭載」したポータブル電源です。
2000Whを超える容量などの基本スペックを見る限り、DELTA Max 2000の後継的位置づけでDELTA 2同様にリン酸鉄イオンバッテリーを搭載したモデルとなっています。
「10年間、毎日ずっと頼れる」というキャッチコピーが興味をそそるDELTA 2 MaxのスペックをDELTA MAX 2000とDELTA 2と比較しながら見てみましょう。
DELTA 2 Maxのスペック比較
機種名 | DELTA 2 Max | DELTA Max 2000 | DELTA 2 |
発売月 | 2023年5月 | 2021年9月 | 2022年8月 |
定価(税込) | 254,100円 | 242,000円 | 143,000円 |
容量 | 2048Wh | 2016Wh | 1024Wh |
定格出力 (X-Boost使用時) | 2000W (2400W) | 2000W (2400W) | 1500W (1900W) |
最大出力 | 4000W | 4200W | 3000W |
サイズ | 497x242x305mm | 497x242x305mm | 400x211x281mm |
重量 | 23Kg | 22Kg | 12Kg |
周波数 | 50Hz/60Hz切替 | 50Hz/60Hz切替 | 50Hz/60Hz切替 |
出力口個数 | 15 | 15 | 15 |
(AC出力) | 6x100V | 6x100V | 6x100V |
(シガーソケット) | 1x126W | 1x126W | 1x126W |
(USB) | 2xUSB-A 各最大12W 2xUSB-A First Charger 各最大18W 2xUSB-C 各最大100W | 2xUSB-A 各最大12W 2xUSB-A First Charger 各最大18W 2xUSB-C 各最大100W | 2xUSB-A 各最大12W 2xUSB-A First Charger 各最大18W 2xUSB-C 各最大100W |
(DC5521) | 2x各最大38W | 2x各最大38W | 2x各最大38W |
出力波形 | 純正弦波 | 純正弦波 | 純正弦波 |
AC入力 | X-Stream充電 最大1500W 15A | X-Stream充電 最大1500W 15A | X-Stream充電 最大1200W 10A |
AC入力入力電圧 | 100-120V~15A | 100-120V~15A | 100-120V~10A |
ソーラー入力W数(最大) | 11-60V 最大電流15A シングルポート最大500W デュアルポート最大1000W | 11-100V 最大電流13A 最大800W | 11-60V 最大電流15A 最大500W |
シガーソケット入力 | 12/24V対応 既定値は8A | 12/24V対応 既定値は8A | 12/24V対応 既定値は8A |
AC充電時間 | 84分(80%) | 2時間 | 80分 |
サイクル数 | 3000回以上 | 800回以上 | 3000回以上 |
ソーラーパネル充電時間 | 2.3時間(1000w) 2.6時間(880W) 2.8時間(800W) | 3.2~6.3時間(400Wx2) 5時間(400×1) 9時間(220×1) | 2.5時間(400×1) 4.5時間(220×1) 6.5時間(160×1) 9時間(110×1) |
スマホアプリ接続 | Wi-Fi/Bluetooth | Wi-Fi | Wi-Fi/Bluetooth |
バッテリー | リン酸鉄リチウムイオン (LiFePO4) | 三元素リチウムイオン | リン酸鉄リチウムイオン (LiFePO4) |
1Whあたり価格 | 124.07 | 120.04 | 139.65 |
バッテリーマネジメントシステム | 〇 | 〇 | 〇 |
環境温度 | 推奨使用温度: 20度〜30度 使用温度範囲: -10度〜45度 充電温度範囲: 0度〜45度 保管温度範囲: -10度〜45度 (20~30度推奨) | 推奨使用温度: 20度〜30度 使用温度範囲: -20度〜45度 充電温度範囲: 0度〜45度 保管温度範囲: -20度〜45度 (20~30度推奨) | 推奨使用温度: 20度〜30度 使用温度範囲: -10度〜45度 充電温度範囲: 0度〜45度 保管温度範囲: -10度〜45度 (20~30度推奨) |
保証期間 | 2年 最大5年 (保証延長) | 2年 最大3年 (保証延長) | 2年 最大5年 (保証延長) |
エクストラバッテリー:オプション (拡張最大容量) | 6144Wh (最大2台接続) | 6048Wh (最大2台接続) | 3040Wh (最大1台接続) |
DELTA 2Maxの特徴ピックアップ
DELTA 2 Max の特筆すべき特徴を、いくつかピックアップして紹介します。
2000Whを超える大容量・サイズなど基本スペック
容量・定格出力などの基本スペックはDELTA Max 2000とほぼ同じですが、容量が32Whだけ増えています。
このスペックはエコフローDELTAの最上位機種 DELTA Pro(容量3600Wh、定格出力3000W)には遠くおよびませんが、99%の電化製品を使える充分なスペックといえます。
DELTA 2 Maxも専用エクストラバッテリーをオプションで付ければ容量を拡張できるように設計されています。最大2台まで連結可能で、容量は6144Whまで増やせます
世界最速の急速充電を実現
X-Stream技術を使った急速充電が一つの売りのエコフローですが、DELTA 2 Max は壁のACコンセントとソーラーパネル(1000W)からの充電を組み合わせることで世界最速の充電速度(43分でを80%まで充電可能)を実現しました。
また、壁のACコンセントだけでも84分で80%まで急速充電可能です。
リン酸鉄リチウムイオンバッテリーの採用
DELTA MAX 2000は三元系リチウムイオン電池を採用していましたが、DELTA 2 Maxではリン酸鉄リチウムイオン電池採用しています。
リン酸鉄リチウムイオンバッテリーは次のような特徴があり、DELTA 2 Maxはそのメリット活かし、デメリットを弱めたポータブル電源です。
リン酸鉄リチウムイオンバッテリーのメリット
■高い安全性
リン酸鉄リチウムイオン電池は、発火や爆発が起こりにくく安全性が高いのが特徴の一つです
■長寿命
ポータブル電源で使われているリチウムイオン電池は、充電と放電を繰り返すと電池が劣化し蓄電容量が減っていきます。
リン酸鉄リチウムイオン電池は、電池の劣化が少なく長寿命といわれており、DELTA 2 Maxのサイクル数は3000回以上となっています。
ポータブル電源で使用されているリチウムイオン電池に明確な「寿命」というものはなく、寿命の目安として「サイクル数」が使われています。サイクル数とは、充電・放電をくり返して電池が劣化していった時に、80%の容量を充電できることを保証する回数です。サイクル数に達したら使えなくなるというものではありません
リン酸鉄リチウムイオンバッテリーのデメリット
リン酸鉄リチウムイオン電池のデメリットは、エネルギー密度が低く重量当たりのパワーが小さいことです。
三元系リチウムイオン電池のポータブル電源と比較すると、エネルギー密度が低いリチウムイオン電池を使っているポータブル電源は、大型化し重量も重くなる傾向があります。
三元系リチウムイオン電池を採用している同じサイズのDELTA MAX 2000と比較すると、リン酸鉄リチウムイオン電池を採用したDELTA 2 MAX の重量は1.5Kg重くなりました(23Kg)。
しかしこれは、業界標準と比べると約30%軽量で、DELTA 2 Maxがリン酸鉄リチウムイオン電池のデメリットに取り組んだ結果です。
静音性の改善
DELTA 2 Max は充電中の動作音が静かというのも売りの一つです。
DELTA 2購入者の評価・レビューをまとめた以前の記事では、充電時のファン回転音がうるさいというコメントが多いことを紹介しました。
DELTA 2 Maxではその「音」への不満を解消し、30デシベルという静音性を実現しました。
30デシベルという数値はACコンセントからの出力が500W以下の時の音の大きさです。充電W数が大きくなればデシベル数も上がりますが、静音性に配慮し、音への不満を解消している機種であることには変わりません
スマホ用アプリの機能・使いやすさ向上
上で紹介した「DELTA 2購入者の評価・レビュー」では、アプリの使いやすさがかなり向上したという高評価コメントが多くありました。
DELTA 2 Maxはそのアプリに新機能が搭載され、より高機能で使いやすくなっています。
AC常時オン機能
もし停電が起きたとしてもAC電源ボタンが常時オンのままで電化製品に電力供給され続けます。
エネルギー管理機能
充電方法をAC入力またはソーラー入力に簡単に調整できるので、節電やバックアップ電源の確保をスムーズに行えます。
X-Stream+ソーラー充電を併用するときは、アプリを介してソーラー入力を優先します。
バッテリー残量低下リマインダー機能
あらかじめ設定しておいたバッテリー残量以下になると、アプリ経由で通知が受け取れます。
DELTA 2 MaxもDELTA 2と同様、最長5年の長期保証が付いて安心です
まとめ
今回はポータブル電源の人気メーカーエコフローの最新機種DELTA 2 Maxについて紹介しました。
2000Wh以上の容量と2000Wの定格出力は、家庭の電化製品ほとんどすべてが使える充分なスペックです。
リン酸鉄リチウムイオン電池を搭載することで、長い期間安全に使うことが可能となりました。
ある意味課題だった音や重さの問題にも取り組む一方、評価の高かったアプリ機能や充電速度のさらなる向上もはかられ現時点における最高レベルのポータブル電源と言ってよさそうです。
「10年間、毎日ずっと頼れる」というキャッチコピーのとおり、毎日のように使いたくなる、毎日のように使わなければもったいない一台です。
https://www.sonaelarena.com/ecoflow-delta/ https://www.sonaelarena.com/menu-portable-power/