みなさんこんにちは ! ありーなです
ポータブル電源の購入をブルーティとジャクリの2社で迷っています
そんな声におこたえして、人気ポータブル電源メーカー2社(ブルーティとジャクリ)をメーカーという大きな視点で比較します。最終的にはお気に入りの機種同士で比較する必要がありますが、まずはメーカーとしてどちらが良いのかを考える参考としてください
この記事を読むとこのようなことが分かります
【この記事でわかること】
✔BluettiとJackeryの会社概要・ミッション/ビジョン・商品ラインナップの違いが分かります
ぜひ最後までご覧ください
目次
Bluetti vs Jackery 企業概要の比較
1) 会社概要の比較
メーカー名 | Bluetti | Jackery |
---|---|---|
設立年 | 2009年 | 2012年 |
設立場所 | 中国深セン | 米シリコンバレー |
日本法人 | BLUETTI JAPAN株式会社 | 株式会社Jackery Japan |
日本法人設立 | 2021年 | 2019年 |
生産国 | 中国 | 中国 |
詳細リンク | Bluetti会社概要 | Jackery会社概要 |
ジャクリはアメリカのシリコンバレーで生まれた会社ですが、ポータブル電源の製造はBluettiと同様に中国で行っています。
ジャクリは2019年に日本法人を設立していますが、Bluettiは少し遅れて2021年設立です。
どちらの会社も日本法人があるので、日本語でサービスを受けることができます。
2) ミッション/ビジョンの比較
メーカー名 | Bluetti | Jackery |
---|---|---|
ミッション | すべての人々に自立的 | グリーンエネルギーをあらゆる⼈に、あらゆる場所で提供する |
ビジョン | すべての家庭にエネルギー貯蔵ソリューションを(Let energy storage Protect every family) |
Bluettiのミッションは「すべての人々に自立的」でビジョンは「すべての家庭にエネルギー貯蔵ソリューションを」です。
この2つから、同社はすべての家庭が自立したエネルギー源を持つことを目指していると分かります。
一方のJackeryは、ミッション・ビジョンに据えた「グリーンエネルギーをあらゆる人にあらゆる場所で提供する」ことをは目指しています。
両社の商品ラインナップやサービス体制などを比較していくと、それぞれが掲げたミッション・ビジョンにもとづいた展開がされていることが見えてきます。
ポータブル電源選びをする上で参考となる結果で興味深い結果です。
3) ポータブル電源関連商品ラインナップの比較
Bluettiは「すべての家庭が自立したエネルギー源を持つこと」をミッション/ビジョンに掲げていました、
そしてそれを裏付けるかのように、Bluettiの商品ラインナップは超大容量ポータブル電源が中心です。
容量3000Whクラスのポータブル電源が4機種、2000Whクラスが4機種あるだけでなく、容量を拡張できるエクストラバッテリーも4機種取り揃えています。
一方Jackeryは、容量1000Whクラスと、499Wh以下のポータブル電源が中心です。
ポータブル電源は特徴が違う3つのシリーズ(Basicシリーズ、Proシリーズ、Plusシリーズ)を展開しており、同じ容量帯の中にも3つのシリーズ機種をバランスよく配置しています(例えば1000Wh以上の容量帯にJackery 1000、Jackery 1000Pro、Jackery 1000Plusの3機種を用意)。
ジャクリのミッション/ビジョンは「グリーンエネルギーをあらゆる人にあらゆる場所で提供する」ことです。
3つあるシリーズの中から、自分の用途や好みに合わせた一台を選ぶことができるような商品展開をしているといえます。
Anker、Bluettiの会社概要比較詳細は、こちらの記事をご覧ください
Bluetti vs Jackery サポート/サービス/保証の比較
1) サポート体制の比較
① 購入前・購入後の問い合わせ
問合せ方法 | Bluetti | Jackery |
---|---|---|
電話 | 〇 10:00-16:00(平日) | 〇 10:00-17:30(平日) |
メール | 〇 (問合せフォーム) 時間:記載なし 返信は2日以内に順次対応 | 〇 (問合せフォーム) 9:00-18:00(平日) 返信は2日以内に順次対応 |
チャット | × | 〇 10:00-18:00(平日) |
LINE | × | 〇 オペレーター対応:10:00-18:00(平日) 問合せ受付:24時間365日 |
詳細リンク | Bluettiお問い合わせはこちら | Jackeryサポートはこちら |
BluettiもJackeryも日本法人があり、すべての問い合わせは日本語で可能です。
両社とも電話、メールの問い合わせができて便利ですが、問い合わせ方法はジャクリの方が多岐にわたります。
なお、Bluettiにも電話、メールでの対応窓口があります。
購入前・購入後どちらでも電話もしくはメールで問い合わせることが可能となっていますが、購入前に電話で問い合わせる際は注意が必要です。
電話で問い合わせをすると音声メッセージが流れます。
Bluettiに電話で問い合わせると音声メッセージにつながります。指示に従い進んでいくと、購入を検討中の問合せか購入後かを聞かれ、検討中を選択して進んでいくとどこの店舗に対する問い合わせか聞かれます。楽天、アマゾン、ヤフー、公式サイトのいずれかを聞かれますが、結局は「ショートメールで問い合わせフォームを送ります」と一方的に電話を切られてしまいます
個人的な印象ですが、ジャクリの問い合わせ対応はいつも迅速で丁寧です。いくつものメーカーに問い合わせをしていますが、ジャクリの問い合わせ対応はポータブル電源業界でトップレベルです
Jackeryへの問い合わせについては、こちらの記事もご覧ください
② 購入後のアフターサービス
アフターサービス | Bluetti | Jackery |
---|---|---|
商品の欠陥や不良などがあった場合の返品 | 無償修理or交換のみ | 開封・使用済みに関わらず、製品購入日から30日以内に返品の申し出があれば可 (返品時送料はJackey負担) |
商品の欠陥や不良などがあった場合の交換 | 製品購入日から30日以内なら開封済に関わらず無償修理or新品交換 (返品時送料はJBluetti負担) | 商品保証期間内に交換の申し出があれば無償修理or交換 (返品時送料はJackey負担) |
購入者都合による返品・交換 | 商品到着後30日以内、かつ未開封の場合返品可 (返品時送料は購入者負担) | 製品到着日から7日以内に限り可 (但し未使用・未開封の場合) 返品時送料は購入者負担 |
詳細リンク | 保証についてはこちら | 返品交換ポリシーはこちら |
購入後のアフターサービスはブルーティもジャクリも特徴があります。
ブルーティは購入者都合による返品が「商品到着後30日以内」とジャクリの7日以内より長いのが特徴です。
ジャクリは商品の欠陥や不良があった場合、商品の交換だけでなく返品も対応してもらえつのが特徴的です。
2) 保証制度の比較
メーカー名 | Bluetti | Jackery | ||
---|---|---|---|---|
ポータブル電源 | 6年 | AC60/AC60P | 最長5年 (3年+2年無料延長) | Proシリーズ/Plusシリーズ※ |
5年 | EP500/AC180/AC70/AC2C/AC200L/AC180P | 最長3年 (2年+1年無料延長) | Basicシリーズ | |
4年 | AC500/AC300/AC200Max/AC200P | 2年 | Jackery 100Plus | |
2年 | EB200P/EB3A/EB55/EB70S | |||
ソーラーパネル | 全てのソーラーパネル | 1年 | 最長5年 (3年+2年無料延長) | Jackery SolarSaga 200 Jackery SolarSaga 80 |
最長3年 (2年+1年無料延長) | Jackery SolarSaga 100 |
ポータブル電源の保証期間については、ブルーティがAC60/AC60Pで業界最長の6年保証を付けているのが特徴的です。
その他の機種は機種によって保証期間が異なり、2年~5年になっています。
ソーラーパネルの保証期間は、ブルーティが1年なのに対して、ジャクリは最長3年もしくは最長5年付けているのが特徴的です。
3) 廃棄のしやすさの比較
回収サービス名 | Bluetti | Jackery 無償回収・リサイクルサービス |
---|---|---|
対象商品 | 回収サービスなし | 国内で販売されたJackeryポータブル電源本体 ※ |
費用 | 無料 (送料は購入者負担:元払い) |
Jackeryはポータブル電源の無償回収サービスを行っていますが、ブルーティはありません。
ブルーティのポータブル電源を廃棄する場合は、住んでる自治体の回収方法を調べて自分で廃棄する必要が出てきます。
自治体での廃棄は、クリーンセンターに自分で持ち込まなければならないケースや、廃棄にお金がかかるケースなどがありますので意外と手間がかかります。
ブルーティポータブル電源の廃棄は住んでいる自治体で行うのが原則ですが、自治体が回収を行ってくれない場合に限り、ブルーティに回収・廃棄を依頼することができます。回収・廃棄を依頼する場合は事前連絡が必要で、送料は購入者負担となります
ポータブル電源を初めて買う人は、こちらの記事もご覧ください
Bluetti vs Jackery ポータブル電源全体像の比較
1) 選びやすさの比較
① ポータブル電源のシリーズ展開
Bluetti | Jackery | |
---|---|---|
シリーズ展開 | EB・EP/ACの2シリーズ | Basic/Pro/Plusの3シリーズ |
シリーズの内容 | EB・EP:小型 ※ AC:大容量 ※ | Basic:三元系リチウムイオン電池搭載 Pro:三元系リチウムイオン電池搭載 急速充電対応 Plus:リン酸鉄リチウムイオン電池搭載 急速充電対応 |
ブルーティのポータブル電源はすべてリン酸鉄リチウムイオン電池搭載機種です。
その上でEB・EPシリーズはとACシリーズの2シリーズを展開しています。
BluettiのWEBサイトでは、EB・EPシリーズは小型、ACシリーズは大容量と書かれています。
しかし実際はどちらのシリーズにも小型機種・大容量機種が混在しており、容量面での違いは見いだせませんでした。
そこでシリーズによる違いを聞いてみましたが、明確な違いはないようです。
一方のJakceryは、三元系リチウムイオン電池を搭載したBasicシリーズとProシリーズ、リン酸鉄リチウムイオン電池を搭載したPlusシリーズの3シリーズを展開しています。
BasicシリーズとProシリーズの違いの一番大きな点は急速充電に対応しているかどうかで、Plusシリーズは急速充電に対応しています。
ジャクリポータブル電源のシリーズ展開の詳細は、こちらの記事をご覧ください
ほとんどすべてのポータブル電源メーカーが「リン酸鉄リチウムイオン電池搭載機種」だけを販売する中、ジャクリは三元系リチウムイオン電池搭載機種とリン酸鉄リチウムイオン電池搭載機種の両方を販売し続けています。
それはジャクリのミッション/ビジョン「グリーンエネルギーをあらゆる⼈に、あらゆる場所で提供する」を実現するためであり、それぞれの電池が持っている特性を生かすことで、顧客の選択肢を増やす商品展開を実現しています
【三元系リチウムイオン電池の主な特徴】
メリット | ・エネルギー密度が高い⇒ 軽くてコンパクトに作れる |
デメリット | (リン酸鉄リチウムイオン電池と比べると) 安全性が低い/短寿命/自然放電しやすい |
【リン酸鉄リチウムイオン電池の主な特徴】
メリット | ・安全性が高い/長寿命/長時間放置しても自然放電しづらい ⇒長く安全に使える |
デメリット | (三元系リチウムイオン電池と比べると) 重くて大きい/値段が高め |
ジャクリの三元系・リン酸鉄ポータブル電源については、こちらの記事もご覧ください
② ホームページの見やすさ
※ 画像をクリックすると拡大してみることができます
ジャクリのWEBサイト(写真右)で「製品情報」をクリックすると、さらに商品カテゴリーごと(Solar Generator、ポータブル電源、ソーラーパネルなど)のページを選べます。
そしてそのカテゴリーを選ぶと、カテゴリー内の商品が一覧で見れるページが開きます。
一方ブルーティのWEBサイト(写真左)で「製品情報」をクリックすると、すべてのカテゴリーが1つのページに表示されます。
1つのカテゴリーで5つの商品しか選べないため、「Learn More」を押してその他の商品を見ることになりますが、これが意外と面倒です。
また最初に表示される5つの商品も、写真がなく文字だけが表示されます。
直感的に選択できないのは不便です。
2) お求めやすさの比較
① ポータブル電源などの正規品を購入できる場所
オンライン | Bluetti | Jackery |
---|---|---|
公式ストア | Bluetti公式オンラインストア | Jackery公式オンラインストア |
楽天市場 | Bluetti公式楽天市場店 | Jackery 公式楽天市場店 |
Yahoo!ショッピング | Bluetti公式ヤフー店 | Jackery 公式ヤフー店 |
アマゾン | Bluetti公式アマゾン店 | Jackery 公式Amazon店 |
オフライン | Bluetti | Jackery |
---|---|---|
実店舗 | Bluettiストア秋葉原 | なし |
BluettiもJackeryも公式オンラインストアに加え、楽天市場、ヤフーショッピング、Amazonの計4つの公式オンラインストアを展開しています。
ブルーティはさらにオフラインの実店舗「Bluettiストア秋葉原」を持っています。
「Bluettiストア秋葉原」は日本初のポータブル電源直営店で、実際に商品を見て触りながら店舗スタッフに質問や相談ができて便利です。
また「店舗受け取りサービス 」を実施しており、オフラインストアで購入した商品を店舗で受取ることもできます(一部商品に限る)。
なおオンラインストアではそれぞれが異なるタイミングでセールや安売りを実施しています。
その時々で価格が変動していますので、最安値を調べてから購入することをおすすめします。
Bluetti、Jackery公式ストアの最安値検索は、こちらをご覧ください
公式オンラインショップで購入した商品はアフターサービスや保証の対象となりますが、他のオンライン販売店やフリマサイトの出品者などから購入した商品は製品の品質が保証できないため、メーカー正規保証が受けられません
② セールの頻度・割引率
Bluetti | Jackery | |||
---|---|---|---|---|
1 | 初売り | 最大50%割引 | 年末年始セール | 最大20%割引 |
2 | バレンタインセール | 最大27%割引 | 節電応援セール | 最大30%割引 |
3 | 春キャンプ応援フェア | 最大33%割引 | SPRING SALE | 最大25%割引 |
4 | 桜まつり | 最大33%割引 | 新生活応援セール | 最大20%割引 |
5 | GWキャンペーン | 最大37%割引 | EARTH DAY SALE(第1弾) | 最大37%割引 |
6 | Summerスーパーセール | 最大37%割引 | EARTH DAY SALE(第2弾) | 最大37%割引 |
7 | プライムデー第一弾 | 最大45%割引 | EARLY SUMMER SALE | 最大25%割引 |
8 | サマービッグセール | 最大45%割引 | アーリーサマーセール | 最大30%割引 |
9 | サマービッグセール | 最大60%割引 | サマーセール | 最大35%割引 |
10 | パワーデーセール | 最大37%割引 | パワフル防災セール | 最大30%割引 |
11 | 秋のスーパーセール | 最大42%割引 | オータムセール | 最大35%割引 |
12 | ブラックフライデー先行セール | 最大37%割引 | ブラックフライデーセール | 最大40%割引 |
13 | ブラックフライデーセール | 最大37%割引 | 年末年始セール | 最大35%割引 |
14 | クリスマススーパーセール | 最大37%割引 |
2023年に公式オンラインストアで行われたセールはブルーティ14回、ジャクリ13回で、1ヶ月に1回以上の頻度でセールが開催されていることになります。
このほか楽天市場店、ヤフー店、アマゾン店でもセールを実施していますので、1年を通してどこかのサイトでセールや割引が実施されていると言っても良いほどです。
各セールでの最大割引率は表に書かれている通りまちまちな上、お目当ての商品がどれだけ安くなっているかはセールの度に異なります。
2023年Bluetti、Jackeryセールでの機種ごとの割引は、こちらをご覧ください
③ ポータブル電源などの中古品の入手のしやすさ
安全性の観点やメーカー保証を受けられないことから、ポータブル電源を中古で購入することはおすすめしません。
しかしメーカーによっては中古品を整備して販売しているところもあり、ブルーティは公式オンラインストア上で「Bluetti認定整備済製品」を販売しています。
認定整備済製品販売とは、新品商品ではありませんが、ブルーティがきちんと整備をしたものをかなり安い金額で販売するもので、ブルーティのWEBサイトには次のように書かれています。
新品水準
BLUETT認定整備済製品はすべて、完全な動作テストを含む厳格なプロセスで再整備を受けており、最大25%引きの特別価格で購入できます。
品質保証
BLUETTI認定整備済製品は徹底的な点検とクリーニングが実施された整備済みの製品をお届けします。認定整備済製品には、新品同様の品質です。
サポート
BLUETTI整備済製品の修理サービスとサポートを受けられます。新品と同じ期間の製品保証が付いています。
送料無料
ご自宅まで無料でお届けします。在庫がある製品はすべて、最短翌日配送可能。時間指定配送のオプションも利用できます。
Bluetti認定整備済製品の販売ページは こちら をご覧ください。
一方Jackeryには「認定整備済製品」というものはありません。
ジャクリ公式楽天市場店やYahoo!店で中古品の販売もしていますが、数は多くありません。
メーカーが保証したポータブル電源を少しでも安く購入するのであれば、認定整備済製品は一つの選択肢です。Bluetti認定整備済製品の保証期間は新品と同じ期間付いています。メーカーが点検・整備した新品同様な品質の商品が最大25%OFFです
各社の中古品については、こちらの記事もご覧ください
④ ポータブル電源1Wh当りの価格(コスパ)比較
容量 | Bluetti | Jackery |
---|---|---|
3000Wh以上 | ・BLUETTI EP500 (97.65円/Wh) ・BLUETTI EP500Pro (105.47円/Wh) ・BLUETTI AC500+B300S (194.66円/Wh) ・BLUETTI AC300+B300 (130.14円/Wh) | ・Jackery 3000 Pro (138.51円/Wh) |
2000Wh以上 | ・BLUETTI EB200P (82.91円/Whh) ・BLUETTI AC200MAX (97.56円/Wh) ・BLUETTI AC200L (92.68円/Wh) ・BLUETTI AC200P (84.90円/Wh) | ・Jackery 2000 Pro (131.94円/Wh) ・Jackery 2000 Plus (139.51円/Wh) |
1000Wh以上 | ・BLUETTI AC180 (128.47円/Wh) | ・Jackery 1500 (117.16円/Wh) ・Jackery 1500 Pro (132.14円/Wh) ・Jackery 1000 Plus (132.84円/Wh) ・Jackery 1000 Pro (149.50円/Wh) ・Jackery 1000 (139.52円/Wh) |
500Wh以上 | ・BLUETTI AC70 (110.42円/Wh) ・BLUETTI EB70S (97.49円/Wh) ・BLUETTI EB55 (111.36円/Wh) | ・Jackery 708 (119.35円/Wh) |
499Wh以下 | ・BLUETTI AC60 (197.92円/Wh) ・BLUETTI EB3A (110.86円/Wh) ・BLUETTI AC2A (145.51円/Wh) | ・Jackery 400 (122.33円/Wh) ・Jackery 300 Plus (138.19円/Wh) ・Jackery 240 (123.19円/Wh) ・Jackery Explorer 100 Plus (160.28円/Wh) |
ポータブル電源のコスパの良さを図る指標として「容量1Wh当りの価格」があります。
あくまでも参考程度の指標ですが、各社の設計・販売のコンセプトの一部を垣間見ることのできる指標ともいえそうです。
上の表は、機種ごとの「容量1Wh当りの価格」をまとめたものです。
全体的に見て、ブルーティよりジャクリの方が高めであることが分かります。
単純平均して比べてみると、ブルーティ(15機種)が119.20円/Whに対し、ジャクリ(13機種)が134.19円/Whで、14.99円/Whの差があることが見えてきます。
3) ポータブル電源の使いやすさ比較
① 1Wh当りの重量比較
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ポータブル電源の使いやすさを決める外形的要素の1つが「軽さ」です。
ブルーティとジャクリが出しているポータブル電源全機種の重量について、全体像を見てみましょう。
上のグラフは、ポータブル電源の重量を容量 (Wh)で割り、1Wh当りの重量 (g) を比較したものです。
単純平均して比べてみるとブルーティ(15機種)が1.59g/Whに対し、ジャクリ(13機種)が1.1g/Whです。
ジャクリの方が0.49g/Wh軽くなっていますが、13機種中9機種で三元系リチウムイオン電池を採用しているジャクリが軽いのは当然の結果です。
そこでリン酸鉄リチウムイオン電池搭載機種だけで比較してみたところ、ブルーティ(15機種)が1.59g/Whに対し、ジャクリ(4機種)が1.20g/Whとなりました。
リン酸鉄リチウムイオン電池搭載機種だけで比較しても、ブルーティの方が0.39g/Wh重いということは、重量面ではジャクリの方が優れているといえそうです。
今回比較したのは、メーカーとして「重量」をどのように考えているのかを見るためだけの参考値です。具体的な機種選びをするときは、お目当てのポータブル電源の重量を自分が使いこなせそうかをよく考える必要があります
ポータブル電源の重量をそのままグラフにしたものも参考まで掲載しておきます。
※ 画像をクリックすると拡大してみることができます
② 1Wh当りのサイズ比較
※ 画像をクリックすると拡大してみることができます
ポータブル電源の使いやすさを決める外形的要素の2つ目が「サイズ」です。
ブルーティとジャクリが出しているポータブル電源全機種のサイズについて、全体像を見てみましょう。
上のグラフは、ポータブル電源のサイズ(縦・横・奥行の3辺合計)を容量 (Wh)で割り、1Wh当りのサイズ (mm) を比較したものです。
単純平均して比べてみるとブルーティ(15機種)が1.02mm/Whに対し、ジャクリ(13機種)が1.11mm/Whでした。
サイズ面では、ブルーティの方が0.09mm/Wh小さくなっています。
今回比較したのは、メーカーとして「サイズ」をどのように考えているのかを見るためだけの参考値です。具体的な機種選びをするときは、お目当てのポータブル電源のサイズで自分が使いこなせそうか、置く予定の場所に収まりそうかをよく考える必要があります
ポータブル電源のサイズ(縦・横・奥行の3辺合計)をそのままグラフにしたものも参考まで掲載しておきます
※ 画像をクリックすると拡大してみることができます
③ 購入者評価の比較(ポータブル電源)
容量 | Bluetti | Jackery |
---|---|---|
3000Wh以上 | ・BLUETTI EP500 (4.0) ・BLUETTI EP500Pro (ー) ・BLUETTI AC500+B300S (5.0) ・BLUETTI AC300+B300 (3.9) | ・Jackery 3000 Pro (ー) |
2000Wh以上 | ・BLUETTI EB200P (3.8) ・BLUETTI AC200MAX (4.1) ・BLUETTI AC200L (4.1) ・BLUETTI AC200P (3.9) | ・Jackery 2000 Pro (4.3) ・Jackery 2000 Plus (4.8) |
1000Wh以上 | ・BLUETTI AC180 (4.3) | ・Jackery 1500 (4.4) ・Jackery 1500 Pro (4.4) ・Jackery 1000 Plus (4.3) ・Jackery 1000 Pro (4.4) ・Jackery 1000 (4.5) |
500Wh以上 | ・BLUETTI AC70 (3.9) ・BLUETTI EB70S (4.2) ・BLUETTI EB55 (4.2) | ・Jackery 708 (4.5) |
499Wh以下 | ・BLUETTI AC60 (4.5) ・BLUETTI EB3A (4.1) ・BLUETTI AC2A (4.1) | ・Jackery 400 (4.5) ・Jackery 300 Plus (4.6) ・Jackery 240 (4.5) ・Jackery Explorer 100 Plus (ー) |
実際に購入した人の評価は、ポータブル電源を選ぶ上で参考となります。
上の表は、大手ECサイトに掲載されていたポータブル電源購入者の評価をまとめたものです(2024年1月1日現在)。
もちろん機種により違いはありますが、ブルーティよりジャクリの方が全体的に見て少し高めの評価です。
単純平均して比べてみるとブルーティ(14機種)が4.2に対し、ジャクリ(11機種)が4.5と0.3の差がありました。
ポータブル電源の口コミ・レビューに関する記事は、こちらをご覧ください
ポータブル電源のレビュー・口コミ記事は、こちらをご覧ください
まとめ
今回は人気ポータブル電源のメーカー2社(Bluetti、Jackery)について、メーカーという大きな視点で比べてみました。
ポータブル電源メーカーという同じ業種であっても、各社が目指すミッションやビジョンによって商品やサービスが異なっているという興味深い結果でした。
ブルーティは容量2000Wh以上の超大容量機種やエクストラバッテリー、ジャクリは容量1000Whクラスと499Wh以下のポータブル電源に重きを置いていました。
どのポータブル電源を買うかの最終判断は機種同士の比較になりますが、メーカーごとの強み・弱みを知っておくことも一つの判断材料になります。
機種同士の比較記事も参考としながら、自分にあったポータブル電源を探してみてください。
実際の機種選びの際は、こちらの記事もご覧ください
BluettiとJackeryのポータブル電源比較は、こちらの記事をご覧ください
容量ごとのポータブル電源機種比較は、こちらの記事をご覧ください
【人気メーカー4社のセール情報】
Anker, Bluetti, EcoFlow, Jackeryのセール、お買い得情報を紹介します
★アンカー公式オンラインストアで開催中のセールはありません
★ブルーティ公式アマゾン店では、
4月19日(金)~5月15日(水)にGWお出かけセール開催中
★ブルーティ公式オンラインストアでは、
4月26日(金)~5月16日(木)にGWキャンペーン開催中
★エコフロー公式オンラインストアで開催中のセールはありません
★ジャクリ公式オンラインストアで開催中のセールはありません
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