みなさんこんにちは ! ありーなです
ポータブル電源の購入をブルーティとエコフローの2社で迷っています
そんな声におこたえして、人気ポータブル電源メーカー2社(ブルーティとエコフロー)をメーカーという大きな視点で比較します。最終的にはお気に入りの機種同士で比較する必要がありますが、まずはメーカーとしてどちらが良いのかを考える参考としてください
この記事を読むとこのようなことが分かります
【この記事でわかること】
✔BluettiとEcoFlowの会社概要・ミッション/ビジョン・商品ラインナップの違いが分かります
ぜひ最後までご覧ください
目次
Bluetti vs EcoFlow 企業概要の比較
1) 会社概要の比較
メーカー名 | Bluetti | EcoFlow |
---|---|---|
設立年 | 2009年 | 2017年 |
設立場所 | 中国深セン | 中国深セン |
日本法人 | BLUETTI JAPAN株式会社 | EcoFlow Technology Japan |
日本法人設立 | 2021年 | 2019年 |
生産国 | 中国 | 中国 |
詳細リンク | Bluetti会社概要 | EcoFlow会社概要 |
BluettiもEcoFlowも中国の深圳で生まれた会社です。
どちらの企業も製造は中国ですが、サービスは日本法人で日本語で受けることができます。
2) ミッション/ビジョンの比較
メーカー名 | Bluetti | EcoFlow |
---|---|---|
ミッション | すべての人々に自立的 | 個人、家族、社会全体にスマートで環境に優しいエネルギーソリューションを提供する |
ビジョン | すべての家庭にエネルギー貯蔵ソリューションを(Let energy storage Protect every family) | そのパワーが、新しい世界へ |
Bluettiのミッションは「すべての人々に自立的」でビジョンは「すべての家庭にエネルギー貯蔵ソリューションを」です。
この2つから、同社はすべての家庭が自立したエネルギー源を持つことを目指していると分かります。
EcoFlowのミッションは「スマートで環境に優しいエネルギーソリューションを提供する」でビジョンは「そのパワーが、新しい世界へ」です。
これらから、同社は新しいテクノロジー(技術)により、人々が共有できる環境に優しい未来を目指していることが分かります。
3) ポータブル電源関連商品ラインナップの比較
Bluettiは「すべての家庭が自立したエネルギー源を持つこと」をミッション/ビジョンに掲げていました、
そしてそれを裏付けるかのように、Bluettiの商品ラインナップは超大容量ポータブル電源が中心です。
容量3000Whクラスのポータブル電源が4機種、2000Whクラスが4機種あるだけでなく、容量を拡張できるエクストラバッテリーも4機種取り揃えています。
一方EcoFlowは、ビジョン/ミッションで「新しい技術(テクノロジー)でさまざまなエネルギーソリューションを提供」すると掲げた通り、幅広い商品ラインナップを用意しています。
ポータブル電源やソーラーパネル以外にも、パワーシステムや常時バックアップソリューション、スマートデバイスなど、他社にはないソリューションを提供しています。
Bluetti vs EcoFlow サポート/サービス/保証の比較
1) サポート体制の比較
① 購入前・購入後の問い合わせ
問合せ方法 | Bluetti | EcoFlow |
---|---|---|
電話 | 〇 10:00-16:00(平日) | △ (電話対応は保証・修理の相談のみ) |
メール | 〇 (問合せフォーム) 時間:記載なし 返信は2日以内に順次対応 | 〇 (問合せフォーム) 時間:記載なし 返信は3営業日以内を心掛けている |
チャット | × | 〇 時間:記載なし |
LINE | × | × |
詳細リンク | Bluettiお問い合わせはこちら | EcoFlowお問い合わせはこちら |
Bluettiには電話対応窓口があります。
購入前・購入後どちらでも電話もしくはメールで問い合わせることが可能となっていますが、購入前に電話で問い合わせる際は注意が必要です。
電話で問い合わせをすると音声メッセージが流れます。
Bluettiに電話で問い合わせると音声メッセージにつながります。指示に従い進んでいくと、購入を検討中の問合せか購入後かを聞かれ、検討中を選択して進んでいくとどこの店舗に対する問い合わせか聞かれます。楽天、アマゾン、ヤフー、公式サイトのいずれかを聞かれますが、結局は「ショートメールで問い合わせフォームを送ります」と一方的に電話を切られてしまいます
EcoFlowにも電話対応窓口がありますが、EcoFlowの電話対応窓口は保証・修理の相談のみ対応してもらえます。
すべての問い合わせは日本語で可能です。
② 購入後のアフターサービス
アフターサービス | Bluetti | EcoFlow |
---|---|---|
商品の欠陥や不良などがあった場合の返品 | 無償修理or交換のみ | ー |
商品の欠陥や不良などがあった場合の交換 | 製品購入日から30日以内なら開封済に関わらず無償修理or新品交換 (返品時送料はJBluetti負担) | 商品到着後30日以内のメール連絡があれば交換可能 |
購入者都合による返品・交換 | 商品到着後30日以内、かつ未開封の場合返品可 (返品時送料は購入者負担) | 受け付けていない |
詳細リンク | 保証についてはこちら | 保証についてはこちら |
購入後のアフターサービスはブルーティの方が勝っています。
ブルーティは商品の欠陥や不良があった場合の交換、購入者都合による返品に応じてくれますが、エコフローは商品の欠陥や不良があった場合の交換のみ対応してくれます。
2) 保証制度の比較
メーカー名 | Bluetti | EcoFlow | ||
---|---|---|---|---|
ポータブル電源 | 6年 | AC60/AC60P | 5年 | DELTA2 Max |
5年 | EP500/AC180/AC70/AC2C/AC200L/AC180P | 最長5年 (2年+3年無料延長) | DELTA Pro/DELTA2/RIVER2 Pro/RIVER2 Max/RIVER2 | |
4年 | AC500/AC300/AC200Max/AC200P | 最長3年 (2年+1年無料延長) | DELTA Max 2000/DELTA Max 1600 | |
2年 | EB200P/EB3A/EB55/EB70S | 2年 | RIVER/RIVER Max/RIVER Pro | |
ソーラーパネル | 全てのソーラーパネル | 1年 | 全てのソーラーパネル | 1年 |
ポータブル電源の保証期間については、ブルーティがAC60/AC60Pで業界最長の6年保証を付けているのが特徴的です。
その他の機種は機種によって保証期間が異なり、両社とも2年~5年になっています。
ソーラーパネルの保証期間も同程度で、両社ともすべてのソーラーパネルで保証期間1年です。
3) 廃棄のしやすさの比較
回収サービス名 | Bluetti | EcoFlow エコリサイクルサービス |
---|---|---|
対象商品 | 回収サービスなし | EcoFlowポータブル電源本体 ※ |
費用 | 無料 (送料は購入者負担:元払い) |
EcoFlowはポータブル電源の無償回収サービスを行っていますが、ブルーティはありません。
ブルーティのポータブル電源を廃棄する場合は、住んでる自治体の回収方法を調べて自分で廃棄する必要が出てきます。
自治体での廃棄は、クリーンセンターに自分で持ち込まなければならないケースや、廃棄にお金がかかるケースなどがありますので意外と手間がかかります。
ブルーティポータブル電源の廃棄は住んでいる自治体で行うのが原則ですが、自治体が回収を行ってくれない場合に限り、ブルーティに回収・廃棄を依頼することができます。回収・廃棄を依頼する場合は事前連絡が必要で、送料は購入者負担となります
Bluetti vs EcoFlow ポータブル電源全体像の比較
1) 選びやすさの比較
① ポータブル電源のシリーズ展開
Bluetti | EcoFlow | |
---|---|---|
シリーズ展開 | EB・EP/ACの2シリーズ | DELTA/RIVERの2シリーズ |
シリーズの内容 | EB・EP:小型 ※ AC:大容量 ※ | DELTA:容量1000Wh以上 RIVER:容量1000Wh未満 |
ブルーティのポータブル電源はすべてリン酸鉄リチウムイオン電池搭載機種です。
ブルーティはEB・EPシリーズはACシリーズの2シリーズを展開しており、EB・EPシリーズは小型、ACシリーズは大容量となっています。
しかし実際はどちらのシリーズにも小型機種・大容量機種が混在している上、シリーズによるデザインの統一性も特にありません。
シリーズ間の違いが良く分からないので、少し混乱するかもしれません。
一方のEcoFlowは、容量1000Wh以上がDELTAシリーズ、容量1000Wh未満がRIVERシリーズとなっています。
どちらのシリーズにもリン酸鉄リチウムイオン電池搭載機種と三元系リチウムイオン電池搭載機種が入っていますが、電池の種類ではなく容量でシリーズ分けしています。
シリーズごとにポータブル電源のデザインが異なっているので、違いが分かりやすいのが特徴です。
② ホームページの見やすさ
Bluetti | EcoFlow |
---|---|
公式ページ | PRページ(公式) |
オンラインストアページ(公式) |
エコフローのホームページはPRページの中にオンラインストアページが入っている構造です。
PRページはビジュアル重視、オンラインストアページは販売重視で作られているように見えますが、同じ機種の説明が2か所でされているため重複しているようにも感じます。
一方ブルーティのホームページは、PRとオンラインストアページが1つにまとまった構造となっています。
※ 画像をクリックすると拡大してみることができます
ブルーティのWEBサイト(写真左)で「製品情報」をクリックすると、すべてのカテゴリーが1つのページに表示されます。
1つのカテゴリーで5つの商品しか選べないため、「Learn More」を押してその他の商品を見ることになりますが、これが意外と面倒です。
また最初に表示される5つの商品も、写真がなく文字だけが表示されます。
直感的に選択できないのは不便です。
一方エコフローのオンラインストアページ(写真右)で「製品情報」をクリックすると、さらに商品カテゴリーごと(ポータブル電源、ソーラーパネル、ソリューション、スマートデバイスなど)のページを選べます。
そしてそのカテゴリーを選ぶと、カテゴリー内の商品が一覧で見れるページが開きます。
このカテゴリーページは一度に見られる商品数が限られています。
全商品を見るためには「もっと見る」という所をクリックする必要があるため多少不便に感じますが、ブルーティのホームページよりは見やすいでしょうか。
2) お求めやすさの比較
① ポータブル電源などの正規品を購入できる場所
オンライン | Bluetti | EcoFlow |
---|---|---|
公式ストア | Bluetti公式オンラインストア | EcoFlow公式オンラインストア |
楽天市場 | Bluetti公式楽天市場店 | EcoFlow公式楽天市場店 |
Yahoo!ショッピング | Bluetti公式ヤフー店 | EcoFlow公式ヤフーショップ |
アマゾン | Bluetti公式アマゾン店 | EcoFlow公式Amazonストア |
オフライン | Bluetti | EcoFlow |
---|---|---|
実店舗 | Bluettiストア秋葉原 | なし |
BluettiもEcoFlowも公式オンラインストアに加え、楽天市場、ヤフーショッピング、Amazonの計4つの公式オンラインストアを展開しています。
ブルーティはさらにオフラインの実店舗「Bluettiストア秋葉原」を持っています。
「Bluettiストア秋葉原」は日本初のポータブル電源直営店で、実際に商品を見て触りながら店舗スタッフに質問や相談ができて便利です。
また「店舗受け取りサービス 」を実施しており、オフラインストアで購入した商品を店舗で受取ることもできます(一部商品に限る)。
EcoFlowは公式の実店舗はありませんが、WEBサイト上にエコフロー商品を扱っている家電量販店を探せるページがあります。
ポータブル電源を実際に見てみたい人にとっては、ありがたい情報です。
なおオンラインストアではそれぞれが異なるタイミングでセールや安売りを実施しています。
その時々で価格が変動していますので、最安値を調べてから購入することをおすすめします。
Bluetti、EcoFlow公式ストアの最安値検索は、こちらをご覧ください
公式オンラインショップで購入した商品はアフターサービスや保証の対象となりますが、他のオンライン販売店やフリマサイトの出品者などから購入した商品は製品の品質が保証できないため、メーカー正規保証が受けられません
② セールの頻度・割引率
Bluetti | EcoFlow | |||
---|---|---|---|---|
1 | 初売り | 最大50%割引 | 2023新春初売り | 最大30%割引 |
2 | バレンタインセール | 最大27%割引 | Winterキャンペーン | 最大30%割引 |
3 | 春キャンプ応援フェア | 最大33%割引 | 期間限定セール | 最大35%割引 |
4 | 桜まつり | 最大33%割引 | 省エネ・節電応援キャンペーン | 最大40%割引 |
5 | GWキャンペーン | 最大37%割引 | 期間限定セール | 最大35%割引 |
6 | Summerスーパーセール | 最大37%割引 | ラッキールーレットキャンペーン | 最大30%割引 |
7 | プライムデー第一弾 | 最大45%割引 | サマーキャンペーン | 最大40%割引 |
8 | サマービッグセール | 最大45%割引 | 期間限定セール | 最大35%割引 |
9 | サマービッグセール | 最大60%割引 | 期間限定セール | 最大35%割引 |
10 | パワーデーセール | 最大37%割引 | 期間限定セール | 最大40%割引 |
11 | 秋のスーパーセール | 最大42%割引 | 期間限定セール | 最大40%割引 |
12 | ブラックフライデー先行セール | 最大37%割引 | ブラックフライデーセール | 最大50%割引 |
13 | ブラックフライデーセール | 最大37%割引 | クリスマスセール | 最大50%割引 |
14 | クリスマススーパーセール | 最大37%割引 |
2023年に公式オンラインストアで行われたセールはブルーティ14回、エコフロー13回で、1ヶ月に1回以上の頻度でセールが開催されていることになります。
このほか楽天市場店、ヤフー店、アマゾン店でもセールを実施していますので、1年を通してどこかのサイトでセールや割引が実施されていると言っても良いほどです。
各セールでの最大割引率は表に書かれている通りまちまちな上、お目当ての商品がどれだけ安くなっているかはセールの度に異なります。
2023年Bluetti、EcoFlowセールでの機種ごとの割引は、こちらをご覧ください
③ ポータブル電源などの中古品の入手のしやすさ
安全性の観点やメーカー保証を受けられないことから、ポータブル電源を中古で購入することはおすすめしません。
しかしメーカーによっては中古品を整備して販売しているところもあり、ブルーティもエコフローも公式オンラインストア上で「認定整備済製品」を販売しています。
認定整備済製品販売とは新品商品ではありませんが、メーカーがきちんと整備をしたものをかなり安い金額で販売するものです。
ブルーティのWEBサイトには次のように書かれています。
新品水準
BLUETT認定整備済製品はすべて、完全な動作テストを含む厳格なプロセスで再整備を受けており、最大25%引きの特別価格で購入できます。
品質保証
BLUETTI認定整備済製品は徹底的な点検とクリーニングが実施された整備済みの製品をお届けします。認定整備済製品には、新品同様の品質です。
サポート
BLUETTI整備済製品の修理サービスとサポートを受けられます。新品と同じ期間の製品保証が付いています。
送料無料
ご自宅まで無料でお届けします。在庫がある製品はすべて、最短翌日配送可能。時間指定配送のオプションも利用できます。
Bluetti認定整備済製品の販売ページは こちら をご覧ください。
一方、エコフローのWEBサイトには次のように書かれています。
EcoFlow認定整備済製品はすべて、完全な動作テストを含む厳格なプロセスで再整備を受けており、お得な特別価格で購入できます。
EcoFlow純正の交換部品を使用し、徹底的な点検とクリーニングが実施された整備済みの製品をお届けします。認定整備済製品には、新品と同じアクセサリやケーブルが同梱され、出荷時と同じ化粧箱に入れて配送されます
EcoFlow認定整備済製品の販売ページは こちら をご覧ください。
EcoFlow認定整備済製品の保証期間は6か月間と短くなりますが、その分かなりお安く買えます。認定整備済製品に関する返金・交換・トラブルなどの詳細は こちら のページの下の方に書かれています。購入を検討されるときにはぜひご覧ください
またEcoFlowは公式ヤフーショップや公式ヤフオク店でも中古品を販売しています。
各社の中古品については、こちらの記事もご覧ください
④ ポータブル電源1Wh当りの価格(コスパ)比較
容量 | Bluetti | EcoFlow |
---|---|---|
3000Wh以上 | ・BLUETTI EP500 (97.65円/Wh) ・BLUETTI EP500Pro (105.47円/Wh) ・BLUETTI AC500+B300S (194.66円/Wh) ・BLUETTI AC300+B300 (130.14円/Wh) | ・DELTA Pro ULTRA (238.33/Wh) ・DELTA Pro (122.22円/Wh) |
2000Wh以上 | ・BLUETTI EB200P (82.91円/Whh) ・BLUETTI AC200MAX (97.56円/Wh) ・BLUETTI AC200L (92.68円/Wh) ・BLUETTI AC200P (84.90円/Wh) | ・DELTA2 Max (124.07円/Wh) ・DELTA Max2000 (120.04円/Wh) |
1000Wh以上 | ・BLUETTI AC180 (128.47円/Wh) | ・DELTA Max1600 (116円/Wh) ・DELTA 2 (139.65円/Wh) |
500Wh以上 | ・BLUETTI AC70 (110.42円/Wh) ・BLUETTI EB70S (97.49円/Wh) ・BLUETTI EB55 (111.36円/Wh) | ・RIVER2 Pro (114.58円/Wh) ・RIVER Pro (110.83円/Wh) ・RIVER Max (110.76円/Wh) ・RIVER2 Max (126.76円/Wh) |
499Wh以下 | ・BLUETTI AC60 (197.92円/Wh) ・BLUETTI EB3A (110.86円/Wh) ・BLUETTI AC2A (145.51円/Wh) | ・RIVER2 (116.8円/Wh) |
ポータブル電源のコスパの良さを図る指標として「容量1Wh当りの価格」があります。
あくまでも参考程度の指標ですが、各社の設計・販売のコンセプトの一部を垣間見ることのできる指標ともいえそうです。
上の表は、機種ごとの「容量1Wh当りの価格」をまとめたものです。
全体的に見て、ブルーティもエコフローも同程度でしょうか。
単純平均で比べてみると、ブルーティ(15機種)が119.20円/Whに対し、エコフロー(10機種)が120.17円/Whで、0.97円/Whの差がありました。
EcoFlow DELTA Pro ULTRAはバッテリーとインバータがそれぞれ独立しておりつないで使います。他機種とは異なった構造のため、この記事でしている比較の数字にDELTA Pro ULTRAは含めず、エコフローはその他の10機種だけで比較しています
3) ポータブル電源の使いやすさ比較
① 1Wh当りの重量比較
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ポータブル電源の使いやすさを決める外形的要素の1つが「軽さ」です。
ブルーティとエコフローが出しているポータブル電源全機種の重量について、全体像を見てみましょう。
上のグラフは、ポータブル電源の重量を容量 (Wh)で割り、1Wh当りの重量 (g) を比較したものです。
単純平均して比べてみるとブルーティ(15機種)が1.59g/Whに対し、エコフロー(10機種)が1.19g/Whです。
ブルーティの方が0.40g/Wh重く、重量面ではエコフローの方が優れているといえそうです。
今回比較したのは、メーカーとして「重量」をどのように考えているのかを見るためだけの参考値です。具体的な機種選びをするときは、お目当てのポータブル電源の重量を自分が使いこなせそうかをよく考える必要があります
ポータブル電源の重量をそのままグラフにしたものも参考まで掲載しておきます。
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② 1Wh当りのサイズ比較
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ポータブル電源の使いやすさを決める外形的要素の2つ目が「サイズ」です。
ブルーティとエコフローが出しているポータブル電源全機種のサイズについて、全体像を見てみましょう。
上のグラフは、ポータブル電源のサイズ(縦・横・奥行の3辺合計)を容量 (Wh)で割り、1Wh当りのサイズ (mm) を比較したものです。
単純平均して比べてみるとブルーティ(15機種)が1.02mm/Whに対し、エコフロー(10機種)が1.00mm/Whでした。
サイズ面でも、エコフローの方が0.02mm/Wh小さくなっています。
今回比較したのは、メーカーとして「サイズ」をどのように考えているのかを見るためだけの参考値です。具体的な機種選びをするときは、お目当てのポータブル電源のサイズで自分が使いこなせそうか、置く予定の場所に収まりそうかをよく考える必要があります
ポータブル電源のサイズ(縦・横・奥行の3辺合計)をそのままグラフにしたものも参考まで掲載しておきます
※ 画像をクリックすると拡大してみることができます
③ 購入者評価の比較(ポータブル電源)
容量 | Bluetti | EcoFlow |
---|---|---|
3000Wh以上 | ・BLUETTI EP500 (4.0) ・BLUETTI EP500Pro (ー) ・BLUETTI AC500+B300S (5.0) ・BLUETTI AC300+B300 (3.9) | ・DELTA Pro ULTRA (ー) ・DELTA Pro (4.2) |
2000Wh以上 | ・BLUETTI EB200P (3.8) ・BLUETTI AC200MAX (4.1) ・BLUETTI AC200L (4.1) ・BLUETTI AC200P (3.9) | ・DELTA2 Max (4.3) ・DELTA Max2000 (4.4) |
1000Wh以上 | ・BLUETTI AC180 (4.3) | ・DELTA Max1600 (4.4) ・DELTA 2 (4.2) |
500Wh以上 | ・BLUETTI AC70 (3.9) ・BLUETTI EB70S (4.2) ・BLUETTI EB55 (4.2) | ・RIVER2 Pro (4.3) ・RIVER Pro (4.4) ・RIVER Max (4.4) ・RIVER2 Max (4.4) |
499Wh以下 | ・BLUETTI AC60 (4.5) ・BLUETTI EB3A (4.1) ・BLUETTI AC2A (4.1) | ・RIVER2 (4.3) |
実際に購入した人の評価は、ポータブル電源を選ぶ上で参考となります。
上の表は、大手ECサイトに掲載されていたポータブル電源購入者の評価をまとめたものです(2024年1月1日現在)。
もちろん機種により違いはありますが、どちらも似たり寄ったりの評価点です。
単純平均して比べてみるとブルーティ(14機種)が4.2に対し、エコフロー(10機種)が4.3と差は0.1でした。
まとめ
今回は人気ポータブル電源のメーカー2社(Bluetti、EcoFlow)について、メーカーという大きな視点で比べてみました。
ポータブル電源メーカーという同じ業種であっても、各社が目指すミッションやビジョンによって商品やサービスが異なっているという興味深い結果でした。
ブルーティは容量2000Wh以上の超大容量機種やエクストラバッテリーの商品が多く、エコフローはポータブル電源やソーラーパネルだけでなく、パワーシステムや常時バックアップソリューション、スマートデバイスなど幅広い商品を展開していました。
どのポータブル電源を買うかの最終判断は機種同士の比較になりますが、メーカーごとの強み・弱みを知っておくことも一つの判断材料になります。
機種同士の比較記事も参考としながら、自分にあったポータブル電源を探してみてください。
容量ごとのポータブル電源機種比較は、こちらの記事をご覧ください
【人気メーカー4社のセール情報】
Anker, Bluetti, EcoFlow, Jackeryのセール、お買い得情報を紹介します
★アンカー公式オンラインストアで開催中のセールはありません
★ブルーティ公式アマゾン店では、
4月19日(金)~5月15日(水)にGWお出かけセール開催中
★ブルーティ公式オンラインストアでは、
4月26日(金)~5月16日(木)にGWキャンペーン開催中
★エコフロー公式オンラインストアで開催中のセールはありません
★ジャクリ公式オンラインストアで開催中のセールはありません
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