みなさんこんにちは !
最近お肉の値段が上がっていて「牛肉はもう買えないな」と思っている ありーな です
前回の記事ではご飯とおかずを一度につくりましたが、どうしても作れる量が少なくなってしまいます
そこで…
今回は炊飯器でおかずだけを作ってみよう!
ということでポータブル電源に炊飯器をつなぎ「煮豚」を作りました
「電気代・ガス代ゼロ円の節電料理」です
ぜひ最後までご覧ください
目次
炊飯器でおかずを作る
「炊飯器で一発定食」 第3章 一発ごちそうおかず
炊飯器でおかずを作る方法は、さまざまな本でもインターネットのレシピサイトでも紹介されています。
炊飯器だけで調理が完結できるため、ソーラーパネルで発電した「無料の電気」を使えば、「電気代・ガス代ゼロ円」で食事を作ることができる調理法です。
今回炊飯器で調理した「煮豚」はインターネットのレシピサイトの情報を参考に作りました。
前回紹介した澁谷梨絵さんの本「炊飯器で一発定食」の中でも炊飯器によるおかず作りの方法が「一発ごちそうおかず」として紹介されています。
今回作った煮豚は載っていませんが、ローストビーフやシチュー、おでんなど14のメニューが載っています(第3章)。
手元に持っておくと安心できる一冊です。
興味のある方はこちらから購入下さい。
炊飯器で「煮豚」をつくってみた
家にある炊飯器にポータブル電源をつなぎ、ソーラー発電した「無料の電気」で料理をしました。
炊飯器は5.5合炊きのPanasonicのIH炊飯器(炊飯時消費電力は1210W)で、ポータブル電源は定格出力1000Wの「Jackery 1000Pro」です。
炊飯器の中には、炊飯以外の目的で使用することに適していない機種もありますので炊飯器の取扱説明書を事前に確認ください。使い方が悪いと、お釜が焦げたり、食品が炊飯器のふたにくっついたり、中身が吹き出おそれがあります
調理終了後メーカーに問い合わせたところ「定格出力1000Wのポータブル電源でそれ以上の消費電力の電化製品を動かせたとしても、その使い方はバッテリーに良くない」と言われました。ポータブル電源を使うときにはご注意ください
炊飯器で「煮豚」を作ってみて分かった改善すべき点
炊飯器で作った「煮豚」の仕上がりは柔らかくしっとりとした食感でした。
炊飯器で美味しい煮豚が作れることは分かりましたが、その調理中にいくつかの改善点が見つかりましたので紹介します。
【炊飯器で調理して分かった改善すべき点】
・水を入れ過ぎたため、途中で吹きこぼれて炊飯器のエラーが出てしまった
・肉に味がしみこみやすくするために、調理前に肉をフォークで刺して穴をあけておけばよかった
・できあがりの煮豚に「あく」が付いていて見た目が悪かった
炊飯器ではフライパンのように焼くことができません。そのためカリっとした食感が楽しめる「焼豚」を、炊飯器だけで作ることはできません
炊飯器で「煮豚」をつくったときのレシピ・手順
炊飯器でつくった「煮豚」のレシピ
今回作った煮豚のレシピを紹介します。
後ほど説明しますが、調理途中に炊飯器内で水が吹きこぼれるトラブルがありました。
「水(300ml)」で吹きこぼれたので、水はこれより少な目にした方がよさそうです。
・豚肩ロース(400g)
・長ネギの青い部分(2~3本分)
・生姜(30g⇒2mm幅にスライス)
【調味料】
・水(300ml)
・醤油(60ml)
・酒(大さじ2)
・砂糖(大さじ1)
・みりん(大さじ2)
調理の手順
※写真をクリックすると拡大してみることができます
1. 炊飯器に豚肉お入れて、その上に生姜と長ネギの青い部分を乗せ、調味料を全て入れる
2. ポータブル電源につなぎ、炊飯器の「炊飯」スイッチを押す
「炊飯」スイッチを押したら、あとはできあがるのをただ待つだけです
3. 炊飯器が止まったら蓋を開けて出来具合を確認する。
4. 肉の上に乗せてあった生姜・長ネギを取り除き、豚肉を取り出す。
できあがった煮豚の上にはたくさんの「灰汁(あく)」が付いていました。見た目は良くありませんが、肉の灰汁は主にタンパク質と油脂なため、味にはあまり影響はありません。肉の上にキッチンペーパーやアク取りシートをかぶせて調理する人もいるようですが、炊飯器のふたにシートが貼りついて中身があふれ出る危険があるそうです
今回は料理が完成する直前に炊飯器にエラーが出てストップしてしまいました。水が多すぎて吹きこぼれた液体が釜の下にあるセンサーにかかってしまったためです。センサーをきれいに拭いたらすぐ直りましたが、入れる水の量は減らした方がよさそうです
5. 煮豚を切ってみて、中まで調理できているかを確認する。
6. お皿に盛りつける
まとめ
ソーラー発電した「無料の電気」を使い炊飯器を動かせば、電気代もガス代も全くかからず家計の負担を減らせます。
今回紹介した「煮豚」以外にも、炊飯器だけで作れる「おかず」はたくさんあります。
電気代・ガス代の高騰だけでなく、いつ来るかも分からない災害に備え、ソーラーパネルとポータブル電源で炊飯器を動かせる体制を作っておくことをおすすめします。
今回は紹介した料理は、定格出力1000Wのポータブル電源Jackery 1000Proで炊飯器を動かしましたが、本来であれば動かす電化製品の消費電力以上、できれば1500W以上の高出力なポータブル電源がおすすめです