みなさんこんにちは !
肉じゃがは手軽なので何度も作っていて得意料理になった ありーな です
炊飯器による「電気代・ガス代ゼロ円の節電料理」に続き、今回は電子レンジです
電子レンジのあたためだけ機能を使って、美味しい肉じゃがが作れるかな?
ということでポータブル電源に電子レンジをつなぎ「肉じゃが」を作りました
今回実は2度やって2度とも失敗してしまいました
失敗したことによりより分かった、電子レンジ調理で大切なことを書いています
ぜひ最後までご覧ください
目次
ポータブル電源に電子レンジをつないで料理を作る
電子レンジ料理の基本を理解しておけば成功率が高まる
ソーラーパネルで発電した「無料の電気」を使い電子レンジだけで料理が作れれば、「電気代・ガス代」が全くかかりません
電子レンジなら簡単で安全に料理が作れるということもあり、最近は本だけでなくインターネットのレシピサイトでもたくさんの電子レンジ用レシピが紹介されています。
今回私はインターネットのレシピサイトを参考に肉じゃが(煮込み料理)を作りましたが、2回やって2回とも失敗でした。
後になって分かりましたが、失敗した原因は、「電子レンジ料理の基本」を理解していなかったことです。
電子レンジはかなり特殊な調理器具で、食品に含まれる水分子をマイクロ波で振動させることで加熱します。
ガスコンロや電気コンロ、炊飯器などとは加熱の仕方が全く違うため、電子レンジの特性に見合ったレシピや手順で、きちんとルールを守って料理しないとうまく作れません。
レシピサイトのレシピ・手順を参考にしたのですが、実際は家の冷蔵庫にある材料にあわせ、レシピに指定された量とは違う量で料理をしていました。
失敗した原因に気づいたのは、料理家 前田量子さん著「ロジカル電子レンジ調理」を読んだときです。
この本は、電子レンジ調理全般についての基本知識(味付けの公式や加熱時間の公式など)や、料理事のちょっとした工夫などが書かれている良書です。
電子レンジ料理は決められた分量や決められた加熱時間を厳密に守ることが大切なんだと、気づかされました。
電子レンジ料理をはじめる人なら読んでおいて損はない1冊です。
29品のおかずや6品目のご飯・パスタ料理、電子レンジをつかった食材の下ごしらえなどのレシピ・手順も載っているため、手元に置いておくと便利です。
電子レンジ料理は、レシピに書かれた材料、手順を厳密に守らなければ美味しい料理が作れません。味付けや調理時間について「電子レンジ料理の基本」を知っていれば、レシピにない人数分の料理を作る時も、家にある材料の量がレシピに書かれているのと違っても自分で調整しながら美味しい料理が作れます
電子レンジで「肉じゃが」をつくってみた
家にある炊飯器にポータブル電源をつなぎ、ソーラー発電した「無料の電気」で料理をしました。
電子レンジはシャープヘルシオAX-HC4-S(定格消費電力1460W)で、ポータブル電源は定格出力1800Wの「Jackery 1500」です。
電子レンジで肉じゃがを作ってみて分かった「改善すべき点」
肉じゃがという「煮込み料理」を電子レンジだけで作ってみましたが、あまりうまくいきませんでした。
インターネットのレシピサイトに載っていたレシピと手順を参考に作りましたが、できあがった肉じゃがは「失敗作」でした。
失敗と感じたのは具体的には次のような点です。
【電子レンジで調理してみてうまくいかなかった点】
・煮えていない堅い野菜が結構残っていた
・肉の一部が半煮えだった
・具材に味があまりしみていなかった
・できあがった肉じゃがが灰汁(あく)にまみれてまずそうに見えた
電子レンジで「肉じゃが」を作ったレシピ・手順
今回参考にしたレシピサイトに載っていたレシピ
レシピサイトには次のような分量のレシピが載っていました。
この分量を厳密に守っていれば、失敗することなく美味しい肉じゃがが作れるのだと思います。
・豚バラ肉(100g)
・人参(1本)
・じゃがいも(2個)
・玉ねぎ(1/2個)
・しらたき(1袋)
【調味料】
・水(大さじ2)
・醤油(大さじ2)
・酒(大さじ2)
・砂糖(大さじ2)
・すりおろし生姜(小さじ1/2)
実はお肉もじゃがいもも玉ねぎも、レシピにある分量以上を入れてしまいました。ガスコンロなどで料理するときは分量が増えても問題ありませんが、電子レンジ料理は分量を厳密に守ることが大切なようです
調理の手順
レシピの分量は厳密に守りませんでしたが、調理の手順・加熱時間はレシピサイトに載っていた通りに料理しました。
※写真をクリックすると拡大してみることができます
1. 材料(野菜)を適当な大きさに切り、耐熱容器に入れる
2. 調味料を全て混ぜ合わせ、その中に5分程肉を入れて味をしみこませる
野菜は熱が通りやすいように、普段より小さめに切りました
3. 肉を野菜の上に乗せ、その上から調味料を全てかける
4. ふんわりとラップをかけて電子レンジの中に入れる
肉は重ならないようにしておいた方が、熱が通りやすくなります
5. 電子レンジをポータブル電源につなぎ、レンジ600Wで6分をセットしてスタートする
6. 6分が終わったらラップを取り、上下がひっくり返るようにかき混ぜる
5. ラップを外したまま、レンジ600Wで2分をセットして再度スタートする
6. 2分間のあたためが終了すれば完成
インターネットのレシピサイトに書かれていた通りにやったつもりでしたが、うまくいきませんでした。自分なりに改善して2回目にチャレンジしましたが2回目も同じところがうまくいきませんでした
【2回目のチャレンジで変えてみた点】
変更点 1. レシピの変更:水の量を増やした
1回目:水(大さじ2)を、2回目:水(200ml)に変更
変更点 2.調理時間の変更:電子レンジの調理時間を長くした
1回目:600W x 8分(6分+2分)を、2回目:600W x 10分(6分+4分)に変更
「肉の一部が半煮えだった」という点は改善されましたが、次の3点は改善されませんでした。
・煮えていない堅い野菜が結構残っていた
・具材に味があまりしみていなかった
・できあがった肉じゃがが灰汁(あく)にまみれてまずそうに見えた
1回目ではレシピに書かれていた材料の分量を厳密に守らなかったこと、2回目では電子レンジ料理の基本を知らずに、「自分なりに(自己流で)」材料の量や加熱時間を変えてしまったことがうまくいかなかった原因でした
まとめ
電子レンジ料理は簡単そうに見えますが、美味しく作るのは実はそう簡単ではありません。
電子レンジの基本を理解し、電子レンジの特性に合わせたレシピ(材料の分量)・手順を厳密に守らなければうまくいきません。
今回の肉じゃがづくりで2回続けて失敗したことにより、電子レンジ料理の基本の大切さに気付きました。
ソーラー発電した「無料の電気」を使って電子レンジで節約をしたいなら、美味しい料理を作れた方がいいですよね。
電子レンジ料理の味つけや加熱時間の基本を理解していれば、それぞれの家庭に合わせた人数分・使える材料の量で美味しい料理が作れるようになります。
「ロジカル電子レンジ調理」などの本を参考にしながら、電子レンジ料理の基本をおさえた上で「電気代・ガス代ゼロ円の節約料理」にチャレンジすることをおすすめします。