みなさんこんにちは!管理人のありーなです。
Jackery(ジャクリ)のポータブル電源を調べていると、「Basic」「Pro」「Plus」「NEW」など、さまざまなシリーズ名が出てきます。
「PlusとNEWは何が違うの?」
「ProとPlusならどちらが新しい?」
「今から買うなら、どのシリーズを選べばいい?」
このように迷っている方も多いのではないでしょうか。
Jackeryのポータブル電源は、これまで大きく見るとBasic(無印)⇒ Pro ⇒ Plus ⇒ NEWと進化してきました。
Basic・Proシリーズでは三元系リチウムイオン電池を採用し、軽量・コンパクトさや急速充電などを進化させてきましたが、その後登場したPlus・NEWシリーズでは、長寿命なリン酸鉄リチウムイオン電池の採用が進んでいます。
現在は、軽量・コンパクトで幅広い用途に使いやすいNEWシリーズと、大容量・高出力・拡張性に強いPlusシリーズが中心となっています。
さらに近年は、従来のシリーズだけでは分類しにくい「Ultra」「D」「SlimPower」などの名称を持つモデルも登場し、Jackeryのラインナップは以前より多様になりました。
そのため、現在のJackeryを選ぶには、単純にBasic・Pro・Plus・NEWの4シリーズだけを比較するのではなく、「これまでどう進化してきたのか」と「現在どのモデルが自分の用途に合っているのか」を分けて考えることが大切です。
この記事では
- Basic・Pro・Plus・NEWシリーズの違い
- Jackeryシリーズがどのように進化してきたのか
- 現在の主力となるNEWシリーズとPlusシリーズの違い
- Ultra・D・SlimPowerなど用途に特徴のあるモデル
- シリーズ・モデルごとの性能比較
- 1000Wh・2000Whクラスで見る世代ごとの違い
- 2026年現在、どのJackeryを選べばよいのか
について、比較表を使いながら分かりやすく解説します。
「昔のJackeryと今のJackeryは何が違う?」「結局どれを選べばいい?」という疑問をまとめて解決したい方は、ぜひ参考にしてください。
\Jackeryについて総合的に知りたい方はこちら/
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【結論】Jackeryシリーズ・モデルの違いを比較表でチェック
Jackeryのポータブル電源は、これまでBasic(無印)⇒ Pro ⇒ Plus ⇒ NEWと進化してきました。
ただし、2026年現在は、この4シリーズが同じように展開されているわけではありません。
Basic・Proシリーズから、リン酸鉄リチウムイオン電池を採用したPlus・NEWシリーズへ主力が移り、さらにUltra・D・SlimPowerなど、特定の用途や使い方に特徴を持たせたモデルも登場しています。
まずは、それぞれの位置づけと違いを比較表で確認してみましょう。
| 分類 | 位置づけ | 主な特徴 | 2026年現在の考え方 |
| Basic(無印) | Jackery初期のシリーズ | シンプル・軽量・コンパクト | 旧世代モデル。 現在はNEWなど新しいモデルを優先して検討 |
| Pro | Basicを高性能化 | 急速充電・ソーラー充電能力・寿命などを強化 | 旧世代モデル。 後のシリーズへ技術が引き継がれている |
| Plus | 大容量・高出力を重視 | リン酸鉄リチウムイオン電池・高出力・一部モデルは拡張バッテリー対応 | 現在の主力。 大容量・長時間使用・本格的な停電対策向け |
| NEW | 軽量・コンパクトを重視 | リン酸鉄リチウムイオン電池・長寿命・軽量化 | 現在の主力。 普段使い・防災・アウトドアまで幅広く使いやすい |
| Ultra | 用途に特徴を持たせたモデル | 防塵・防水など、特定の使用環境を意識した設計 | 一般的なシリーズとは別に、使用目的から選ぶ |
| D | 用途に特徴を持たせたモデル | 小型・軽量など携帯性を重視した設計 | モバイル機器への給電など目的に合わせて選ぶ |
| SlimPower | 据え置き・バックアップ用途を重視 | 薄型設計・UPS機能など | 冷蔵庫や通信機器など、普段から接続して使いたい人向け |
このように、Jackeryのポータブル電源は「Basic・Pro・Plus・NEWのどれを選ぶか」だけで考えるのではなく、旧世代・現行主力・用途特化モデルに分けて考えると分かりやすくなります。
2026年現在は「NEW」と「Plus」が選択の中心
これからJackeryのポータブル電源を購入する場合、まず比較したいのがNEWシリーズとPlusシリーズです。
大まかに分けると、
- NEWシリーズ:軽量・コンパクトさを重視したい
- Plusシリーズ:大容量・高出力・拡張性を重視したい
- Ultra・D・SlimPowerなど:特定の用途や使用環境を重視したい
という選び方になります。
一方、Basic・Proシリーズは、Jackeryがどのように進化してきたのかを理解するうえでは重要ですが、これから新品を購入する際の中心的な選択肢ではなくなりつつあります。
そのため、「BasicとProのどちらがよいか」と考えるより、「NEWとPlusのどちらが自分に合うか」を考える方が、現在のJackery選びでは重要です。
ただし、BasicからPro、Plus、NEWへと進化してきた流れを知ると、Jackeryが「軽さ」「寿命」「出力」「拡張性」などをどのように進化させてきたのかがよく分かります。

次の章では、Jackeryの歴代シリーズがどのように変化してきたのかを見ていきましょう
JackeryはBasic ⇒ Pro ⇒ Plus ⇒ NEWへどう進化した?
Jackeryのポータブル電源は、時代とともにバッテリーや充電性能、出力、機能などを進化させてきました。
大きな流れを見ると、「Basic(無印)⇒ Pro ⇒ Plus ⇒ NEW」という順番で新しいシリーズが登場しています。
ただし、Plusの次にNEWが登場したからといって、「NEWがPlusの完全な後継シリーズ」というわけではありません。
Basic・Proから受け継いだ「軽量・コンパクトで持ち運びやすい」というJackeryらしさを発展させたのがNEWシリーズ。
一方、リン酸鉄リチウムイオン電池を採用し、大容量・高出力・拡張性を強化したのがPlusシリーズと考えると、その違いが分かりやすくなります。
Basic(無印):シンプルで使いやすいJackeryの原点

Basic(無印)は、Jackeryの初期を支えてきたポータブル電源です。
Jackery 240、Jackery 400、Jackery 708、Jackery 1000、Jackery 1500などが発売され、キャンプや車中泊、防災用ポータブル電源としてJackeryの知名度を高めました。
主な特徴は、
- 三元系リチウムイオン電池を採用
- 軽量・コンパクト
- 操作がシンプルで使いやすい
- 必要な機能を絞った分かりやすい設計
などです。
一方、現在のモデルと比較すると、AC充電に時間がかかる、バッテリーのサイクル数が少ない、スマホアプリやUPS機能に対応していないなど、性能面では世代の古さが目立つようになりました。
Pro:軽さを維持しながら充電性能・寿命を強化

Basicシリーズから大きく性能を高めたのがProシリーズです。
Jackery 1000 Pro、Jackery 1500 Pro、Jackery 2000 Pro、Jackery 3000 Proなどが登場しました。
Proシリーズでも三元系リチウムイオン電池が採用されましたが、
- AC急速充電に対応
- ソーラー充電性能を強化
- バッテリー寿命を改善
- 大容量・高出力化
- 保証期間を長期化
- 一部モデルでアプリ連携に対応
など、Basicシリーズから大幅な性能向上を果たしています。
「Jackeryらしい持ち運びやすさを残しながら、充電性能や機能を高めた世代」と考えると分かりやすいでしょう。
Plus:リン酸鉄リチウムイオン電池と拡張性へ進化

Jackeryの大きな転換点となったのがPlusシリーズです。
Plusシリーズではリン酸鉄リチウムイオン電池の採用が進み、バッテリーの長寿命化を実現。
さらに、大容量モデルではエクストラバッテリーを接続して、購入後に容量を増やせるようになりました。
主な特徴は、
- リン酸鉄リチウムイオン電池を採用
- 長寿命化
- 大容量・高出力モデルが充実
- 一部モデルはエクストラバッテリーで容量拡張可能
- 急速充電に対応
- アプリ連携やUPS/EPS機能などに対応
といった点です。
Basic・Proで重視されていた「持ち運びやすさ」だけでなく、家庭の停電対策や長時間の電力確保まで視野に入れたシリーズへ進化しました。
現在もPlusシリーズはNEWシリーズと並ぶJackeryの主力で、Jackery 5000 PlusやJackery 3600 Plusなど、本格的なバックアップ電源として使える大容量モデルも登場しています。
NEW:リン酸鉄でも「軽量・コンパクト」を追求

Plusシリーズに続いて登場したのがNEWシリーズです。
NEWシリーズもリン酸鉄リチウムイオン電池を採用していますが、大きな特徴は容量や性能を確保しながら、軽量・コンパクト化を追求していることです。
例えばJackery 1000 Newは、Jackery 1000とJackery 1000 Proの後継モデルとして登場しました。
つまりNEWシリーズは、Plusシリーズを単純に高性能化したものではなく、Basic・Pro時代からJackeryが得意としてきた「持ち運びやすさ」を、リン酸鉄リチウムイオン電池の世代で実現したシリーズと考えることができます。
現在は、
- 軽量・コンパクト
- リン酸鉄リチウムイオン電池による長寿命化
- 急速充電
- UPS機能
- スマホアプリ連携
- 幅広い容量ラインナップ
などを備え、アウトドアから普段使い、防災まで幅広く使えるシリーズへ成長しています。
「Plus ⇒ NEW」ではなく、現在は2つの方向へ進化
Jackeryシリーズの歴史を見ると、「Basic(無印)⇒ Pro ⇒ Plus ⇒ NEW」と順番に置き換わってきたようにも見えます。
しかし、現在のJackeryは少し違います。
NEWシリーズは「軽量・コンパクト・扱いやすさ」
Plusシリーズは「大容量・高出力・拡張性」
という異なる方向へ進化し、現在も両シリーズが展開されています。
さらに、Ultra・D・SlimPowerなど、特定の用途に特徴を持たせたモデルも加わり、Jackeryのラインナップはより多様になっています。
そのため、これからJackeryを選ぶ場合は、単純に「一番新しいシリーズ」を選ぶのではなく、自分が何を重視するかで選ぶことが大切です。

次の章では、現在のJackery選びで特に重要なNEWシリーズとPlusシリーズの違いを詳しく比較していきます
現在の主力「Plus」と「NEW」の違い
2026年現在、Jackeryのポータブル電源を選ぶうえで、特に違いを知っておきたいのが「Plusシリーズ」と「NEWシリーズ」です。
どちらもリン酸鉄リチウムイオン電池を採用した長寿命モデルが中心で、急速充電やアプリ連携、UPS/EPS機能など、現在のポータブル電源に求められる機能を備えています。
しかし、2つのシリーズが目指している方向には違いがあります。
簡単にまとめると、
Plusシリーズ=大容量・高出力・拡張性を重視
NEWシリーズ=軽量・コンパクトで持ち運びやすさを重視
と考えると分かりやすいでしょう。
1) PlusとNEWシリーズの違いを比較
| 比較項目 | Plusシリーズ | NEWシリーズ |
| 主な特徴 | 大容量・高出力・拡張性 | 軽量・コンパクト |
| バッテリー | リン酸鉄リチウムイオン電池 | リン酸鉄リチウムイオン電池 |
| 持ち運びやすさ | 大容量モデルほど重くなる | 得意 |
| 出力 | 高出力モデルが充実 | 家庭用家電からアウトドアまで幅広く対応 |
| 容量拡張 | 一部モデルで対応 | 非対応 |
| バッテリー寿命 | 長寿命・6000回対応モデルも登場 | 長寿命・6000回対応モデルも登場 |
| 急速充電 | 〇 | 〇 |
| アプリ連携 | 一部非対応モデルあり | 一部非対応モデルあり |
| UPS | 一部非対応モデルあり 対応モデル 0ms~20ms | 全モデル対応 10ms~20ms |
| 得意な用途 | 本格的な停電対策・長時間使用・大容量家電 | 普段使い・アウトドア・車中泊・防災 |
| おすすめする人 | 容量・出力・拡張性を重視する人 | 持ち運びや扱いやすさを重視する人 |
※機能やサイクル数、拡張バッテリーへの対応状況は機種によって異なります。
1) Plusシリーズは「大容量・高出力・拡張性」が強み
Plusシリーズの大きな魅力は、容量・出力・拡張性を重視したモデルが揃っていることです。
特に大容量モデルでは、専用のエクストラバッテリーを追加して容量を増やすことができます。
例えば、
- Jackery 1000 Plus:1264.64Wh ⇒ 5,058Whまで拡張可
- Jackery 2000 Plus:2042.8Wh ⇒ 12,256.8Whまで拡張可(本体2台連結で24,513.6Whまで拡張可)
- Jackery 3600 Plus:3,584Wh ⇒ 21,504Whまで拡張可(本体2台連結で43,008Whまで拡張可)
- Jackery 5000 Plus:5,040Wh ⇒ 30,240Whまで拡張可
などは、用途に応じて容量を拡張できます。
最初は本体だけで使い、必要になったらエクストラバッテリーを追加するという使い方ができるのは、Plusシリーズの大きなメリットです。
また、Jackery 5000 Plusのように非常に高い出力を備えたモデルもあり(定格出力6,000W、最大出力6,000W)、Plusシリーズは単なるアウトドア用ポータブル電源から、家庭の本格的なバックアップ電源までカバーするシリーズへ進化しています。
そのため、
- 長時間停電への備えを強化したい
- 冷蔵庫やエアコンなどを長時間使いたい
- 消費電力の大きな家電を使いたい
- 将来的にバッテリー容量を増やしたい
- 自宅のバックアップ電源として活用したい
といった方にはPlusシリーズが向いています。
2) NEWシリーズは「軽量・コンパクト」が大きな魅力
NEWシリーズの大きな特徴は、リン酸鉄リチウムイオン電池を採用しながら、Jackeryが従来から得意としてきた軽量・コンパクトさを追求していることです。
例えば2000Whクラスでは、Jackery 2000 Newが約17.9kgなのに対し、Jackery 2000 Plusは約27.9kg。
同じ2000Whクラスでも約10kgの差があります。
ポータブル電源は容量が大きくなるほど重量も増えるため、車への積み下ろしや家の中での移動などを考えると、この違いは小さくありません。
そのためNEWシリーズは、
- キャンプや車中泊へ持って行きたい
- 防災用でも必要な場所へ移動して使いたい
- 普段から家の中で持ち運んで使いたい
- 大容量でもできるだけ軽いモデルが欲しい
といった方に向いています。
また、近年のNEWシリーズではバッテリー寿命もさらに進化しています。
Jackery 1000NEW V3やJackery 1500NEWなど、6000回の充放電サイクルに対応するモデルも登場しており、「軽いから寿命や性能を妥協する」というシリーズではなくなっています。
3) 「NEWの方が新しい=Plusより上」ではない
シリーズ名を見ると、「Basic ⇒ Pro ⇒ Plus ⇒ NEW」と登場しているため、「NEWシリーズがPlusシリーズの後継で、性能もすべて上なのでは?」と思うかもしれません。
しかし、現在はそうではありません。
PlusシリーズとNEWシリーズは、それぞれ異なる強みを持っています。
容量・出力・拡張性を重視するならPlus
持ち運びやすさを重視するならNEW
というように、使用目的によって選ぶシリーズが変わります。
実際、Jackeryでは3000WhクラスでもJackery 3000 NewとJackery 3600 Plusが展開されており、NEWとPlusが異なる選択肢として共存しています。
つまり、NEWシリーズはPlusシリーズを置き換える存在ではなく、現在のJackeryを支える2つの主力シリーズと考えるのが分かりやすいでしょう。
4) PlusとNEW、どちらを選べばいい?
迷った場合は、次のように考えると選びやすくなります。
- 大容量・高出力を重視したい
- 長期停電への備えを強化したい
- エクストラバッテリーで容量を増やしたい
- 消費電力の大きな家電を長時間使いたい
- 家庭のバックアップ電源として本格的に活用したい
- 軽量・コンパクトさを重視したい
- キャンプや車中泊へ持ち出したい
- 家の中でも移動させながら使いたい
- 初めてポータブル電源を購入する
- 防災・普段使い・アウトドアなど幅広く使いたい
どちらが優れているというより、「持ち運びやすさならNEW」「大容量・拡張性ならPlus」という違いを理解して選ぶことが大切です。
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次の章では、Plus・NEWとは少し性格が異なるUltra・D・SlimPowerなど、Jackeryの用途に特徴を持たせたモデルについて見ていきます
Ultra・D・SlimPowerとは?増えている用途特化モデル

Jackeryのポータブル電源は、Basic・Pro・Plus・NEWという流れだけでは分類しにくくなっています。
近年は「Jackery 1500 Ultra」「Jackery 300D」「Jackery SlimPower H1」のように、従来のシリーズとは異なる名称を持つモデルも登場しました。
これらに共通しているのは、単純に容量や出力を高めるのではなく、特定の使用環境や使い方に合わせた特徴を持っていることです。
そのため、この記事ではUltra・D・SlimPowerをBasic・Pro・Plus・NEWと同列のシリーズとして扱うのではなく、「用途に特徴を持たせたモデル」として整理します。
| モデル | 容量 | 定格出力 | 大きな特徴 | 向いている用途 |
| Jackery 1500 Ultra | 1536Wh | 1800W | IP65防塵・防水 | 工事現場・屋外作業・粉塵や雨が気になる環境 |
| Jackery 300D | 288Wh | 300W | AC出力を持たないDC専用 小型・軽量設計 | スマホ・ノートPC・車載冷蔵庫などへの給電 |
| Jackery SlimPower H1 | 1024Wh | 800W | 厚さ67mmの薄型・据え置き設計 | 冷蔵庫・水槽・通信機器などのバックアップ |
1) Jackery 1500 Ultra|防塵・防水性能を重視
Jackery 1500 Ultraは、IP65の防塵・防水性能を備えたポータブル電源です。
容量1536Wh・定格出力1800Wを備え、電動工具などにも対応。
雨や粉塵の影響を受けやすい工事現場や倉庫、屋外作業など、一般的なポータブル電源では使用環境が気になる場面を想定したモデルです。
さらに、底部には排気ファン付きの金属製ベースプレートを採用し、メンテナンス性にも配慮されています。
NEWシリーズのJackery 1500NEWが防災・普段使い・アウトドアまで幅広く使いやすいモデルなのに対し、Jackery 1500 Ultraは屋外や粉塵の多い場所など、より厳しい環境で使うことに特徴を持たせたモデルと考えると分かりやすいでしょう。
\防塵・防水性能や他モデルとの違いを詳しく知りたい方はこちら/

2) Jackery 300D|USB-Cを中心に使う小型モデル
Jackery 300Dは、容量288Wh・最大300W出力の小型ポータブル電源です。
重量は約2.5kgと軽く、USB-A×1、USB-C×3、DC出力を備えています。
一方で、一般的なポータブル電源にあるACコンセントを搭載していないことが大きな特徴です。
そのため、家電を幅広く動かすというより、
- スマートフォン
- タブレット
- ノートパソコン
- カメラ
- 車載冷蔵庫
- USB・DC機器
などへの給電を中心に考えている方に適しています。
「小さなポータブル電源」というより、モバイルバッテリーでは容量が足りないけれど、大きなポータブル電源までは必要ない人に向けたモデルと考えると、その位置づけが分かりやすいでしょう。
\Jackery 300Dの特徴・使い方を詳しく知りたい方はこちら/

3) Jackery SlimPower H1|持ち運ぶより「置いて使う」
Jackery SlimPower H1は、これまでのJackeryとは少し異なる考え方で作られたポータブル電源です。
最大の特徴は、厚さわずか67mmの超薄型設計。
冷蔵庫横や家具のすき間などに設置でき、横置き・縦置き・壁掛けにも対応しています。
容量1024Wh・定格出力800Wで、冷蔵庫や水槽のヒーターなど、停電時にも止めたくない機器のバックアップを想定しています。
また、専用拡張バッテリーを追加すれば最大2048Whまで容量を増やすことも可能です。
これまでのJackeryが「必要な場所へ持ち運んで使う」ことを重視してきたのに対し、SlimPower H1は普段から決まった場所に設置し、必要な機器につないで使うことを重視したモデルです。
\超薄型UPS「Jackery SlimPower H1」を詳しく知りたい方はこちら/

4) Jackeryは「シリーズ」だけでは選べなくなっている
BasicからPro、Plus、NEWへと進化してきたJackeryですが、現在はそれだけで全モデルを分類するのが難しくなっています。
例えば、
- 持ち運びやすさを重視 ⇒ NEW
- 大容量・高出力・拡張性を重視 ⇒ Plus
- 防塵・防水を重視 ⇒ Jackery 1500 Ultra
- 小型・USB-C中心で使いたい ⇒ Jackery 300D
- 薄型・据え置きでバックアップしたい ⇒ Jackery SlimPower H1
というように、シリーズ名より「何に使いたいのか」で選ぶモデルも増えています。
これは現在のJackeryラインナップを理解するうえで重要な変化です。
そのため、これからJackeryを選ぶ場合は「どのシリーズが一番新しいのか」だけを見るのではなく、自分の使用目的に合った特徴を持つモデルかどうかまで確認すると選びやすくなります。

次の章では、Basic・Pro・Plus・NEWの主要な性能や機能を比較しながら、Jackeryのポータブル電源が世代ごとにどのように進化してきたのかを見ていきます
Basic・Pro・Plus・NEWの性能はどう進化した?
ここまでJackeryの各シリーズの特徴を紹介してきました。
では、BasicからPro、Plus、NEWへとモデルが登場する中で、ポータブル電源としての性能や機能はどのように進化してきたのでしょうか。
シリーズごとの大きな変化を比較すると、Jackeryの進化が分かりやすくなります。
| 比較項目 | Basic(無印) | Pro | Plus | NEW |
| バッテリー | 三元系 | 三元系 | リン酸鉄 | リン酸鉄 |
| バッテリー寿命 | 短め | Basicより向上 | 大幅に長寿命化 | 大幅に長寿命化 |
| AC急速充電 | △ | 〇 | 〇 | 〇 |
| 出力 | 標準的 | 高出力化 | 高出力モデルが充実 | 高出力化 |
| ソーラー充電 | 標準的 | 大幅に強化 | 高性能 | 高性能 |
| アプリ連携 | 非対応 | 一部対応 | 一部非対応あり | 一部非対応あり |
| UPS/EPS | 非対応 | 一部対応 | 一部非対応モデルあり 対応モデル 0ms~20ms | 全モデル対応 10ms~20ms |
| 容量拡張 | 非対応 | 非対応 | 一部モデル対応 | 非対応 |
| 持ち運びやすさ | 軽量 | 軽量 | 大容量モデルほど重い | 軽量・コンパクトを追求 |
| 主な位置づけ | 初期世代 | 高性能化 | 大容量・高出力・拡張性 | 軽量・長寿命・使いやすさ |
※搭載機能はモデルによって異なります
1) バッテリーは「三元系」から「リン酸鉄」へ
シリーズの進化で最も大きな変化のひとつが、バッテリーです。
Basic・Proでは三元系リチウムイオン電池が採用されていました。
三元系リチウムイオン電池は軽量・コンパクトにしやすいメリットがあり、初期のJackeryが得意としてきた「持ち運びやすさ」と相性のよいバッテリーでした。
一方、Plus・NEWではリン酸鉄リチウムイオン電池の採用が進み、バッテリー寿命が大幅に延びています。
例えば1000Whクラスでは、
- Jackery 1000:500サイクル
- Jackery 1000Pro:1000サイクル
- Jackery 1000Plus:4000サイクル
- Jackery 1000New:4000サイクル
- Jackery 1000New V3:6000サイクル
と進化しました。
つまりJackeryは、三元系バッテリーによる「軽さ」を得意としていたメーカーから、リン酸鉄による長寿命化と軽量・コンパクトさを両立する方向へ進化したと考えることができます。
2) 充電時間は大幅に短縮
初期のBasicモデルと現在のJackeryでは、充電速度にも大きな違いがあります。
例えば満充電までの時間を比べると
- Jackery 1000(1,002Wh):7.5時間
- Jackery 1000Pro(1,002Wh):1.8時間
- Jackery 1000Plus(1,264.64Wh):1.7時間
- Jackery 1000NEW(1,070Wh):1.7時間
- Jackery 1000New V3(1,024Wh):73分
となり、「ポータブル電源は充電に時間がかかる」という弱点が、世代が進むにつれて大きく改善されてきたことが分かります。
急な停電やキャンプ前など、短時間で充電して持ち出したい場面でも使いやすくなりました。
3) 定格出力が上がり、使える家電が増えた
出力性能も大きく進化しています。
同じ1000Whクラスで比較すると、
- Jackery 1000:1,000W
- Jackery 1000Pro:1,000W
- Jackery 1000Plus:2,000W
- Jackery 1000NEW:1,500W
- Jackery 1000New V3:1,500W
となっています。
Basic・Proでは使える家電に制限が出ることもありましたが、Plus・NEWでは電子レンジや電気ケトルなど、消費電力の大きな家電にも対応しやすくなりました。
さらに現在は、Jackery 5000Plusのように定格出力6000Wを備える超大容量モデルも登場しています。
Jackeryはキャンプ・車中泊向けの電源だけでなく、家庭の停電対策やバックアップ電源としても使える方向へ進化していることが分かります。
4) スマホアプリやUPSなど機能面も進化
進化しているのは、容量や出力だけではありません。
Plus・NEWなど比較的新しいモデルでは、
- スマホアプリからの状態確認・設定
- Wi-Fi・Bluetooth接続
- UPS機能
- 急速充電モード
- バッテリーを長持ちさせる充電設定
など、普段使いや停電対策に便利な機能が増えています。
Basicシリーズでは「本体につないで電気を使う」というシンプルなポータブル電源でしたが、現在は普段から家庭内で管理・設定しながら使える電源へと進化しています。
5) Plusでは「容量を後から増やす」という選択肢も登場
Basic・Pro・NEWでは、基本的に購入した本体の容量で使用します。
一方、Plusシリーズの一部モデルでは、専用のエクストラバッテリーを接続することで容量を増やせます。
JackeryではPlusシリーズから、エクストラバッテリーによる容量拡張に対応するモデルが登場しました。
購入時には本体だけで使い、
「もっと長時間使いたい」
「停電対策を強化したい」
と思ったときに、後から容量を増やすことができます。
現在はJackery 1000Plus、Jackery 2000Plus、Jackery 3600Plus、Jackery 5000Plusなど、容量拡張を強みにするモデルが展開されています。
6) Jackeryの進化は「高性能化」だけではない
Basicから現在のモデルまでを見ると、Jackeryは単純に容量や出力を大きくしてきただけではありません。
- Basic
⇒ シンプル・軽量・コンパクト - Pro
⇒ 急速充電・ソーラー充電・寿命などを強化 - Plus
⇒ リン酸鉄・大容量・高出力・拡張性 - NEW
⇒ リン酸鉄・長寿命と軽量・コンパクトさを両立
というように、その時代に求められる性能を取り入れながら進化してきました。
特に興味深いのは、最新世代になって再び「軽量・コンパクト」というJackeryが初期から得意としてきた特徴が重視されていることです。

次の章では、この進化をより分かりやすくするため、Basic・Pro・Plus・NEWのすべてが存在する1000Whクラスを例に、各世代の違いを具体的に比較してみましょう
1000Whモデルで見るJackeryシリーズの進化

Jackeryのシリーズごとの違いを具体的に知るには、1000Whクラスを比較すると分かりやすくなります。
1000Whクラスでは、これまで
Jackery 1000(Basic)
⇒ Jackery 1000 Pro
⇒ Jackery 1000 Plus
⇒ Jackery 1000 NEW
⇒ Jackery 1000 NEW V3
と、新しいモデルが登場してきました。
同じ1000Wh前後の容量でも、世代が進むにつれてバッテリー寿命、充電速度、定格出力、アプリ、UPS機能などが大きく進化しています。
1) Jackery 1000・1000Pro・1000Plus・1000NEWを比較
まずは、Basic・Pro・Plus・NEWの4シリーズを代表する1000Whクラスのモデルを比較してみましょう。
| スペック | Jackery 1000 | Jackery 1000Pro | Jackery 1000Plus | Jackery 1000NEW |
|---|---|---|---|---|
| シリーズ | Basic | Pro | Plus | NEW |
| バッテリー | 三元系 | 三元系 | リン酸鉄 | リン酸鉄 |
| 容量 | 1002Wh | 1002Wh | 1264.64Wh | 1070Wh |
| 定格出力 | 1000W | 1000W | 2000W | 1500W |
| 重量 | 10.6Kg | 11.5Kg | 14.5Kg | 10.8Kg |
| サイズ | 332x233x243mm (合計808mm) | 340x262x255mm (合計857mm) | 356x260x283mm (合計899mm) | 327×224×247mm (合計798mm) |
| AC充電時間 | 7.5時間 | 1.8時間 | 1.7時間 | 1.7時間 |
| ソーラー充電時間 | 8時間 | 1.8時間 | 2時間 | 3時間 |
| サイクル数 | 500回 | 1000回 | 4000回 | 4000回 |
| スマホアプリ連携 | × | × | 〇 | 〇 |
| 容量拡張 | × | × | 〇 | × |
| UPS/EPS | × | × | 〇 | 〇 |
この表を見るだけでも、Jackeryのシリーズがどのように変化してきたのかが分かります。
2) Basic ⇒ Proで「充電の遅さ」が大きく改善
Jackery 1000とJackery 1000Proは、どちらも容量1002Wh・定格出力1000Wで、三元系リチウムイオン電池を採用しています。
大きく変わったのが充電性能です。
Jackery 1000ではACコンセントから満充電まで約7.5時間必要でしたが、Jackery 1000 Proでは約1.8時間まで短縮されました。
さらに、サイクル数も500回から1000回へ増加。
つまりProシリーズでは、Basicシリーズが持っていた軽量・コンパクトさを大きく損なわず、「より速く充電して、より長く使える」方向へ進化したことが分かります。
3) Plusでリン酸鉄・高出力・容量拡張へ
Jackery 1000Plusでは、バッテリーが三元系からリン酸鉄リチウムイオン電池へ変わりました。
容量1264Wh・定格出力2000Wとなり、Jackery 1000Proと比較すると容量・出力ともに大幅に向上しています。
さらに大きな違いが、専用のエクストラバッテリーを接続して容量を増やせることです。
一方、本体重量は14.5kgとなり、Jackery 1000Proの11.5kgより3kg重くなりました。
この違いからも、Plusシリーズが単純な軽量化ではなく、容量・出力・長寿命・拡張性を重視しているシリーズであることが分かります。
4) NEWで再び「軽量・コンパクト」へ
Jackery 1000NEWでは、Jackery 1000Plusと同じリン酸鉄リチウムイオン電池を採用しながら、本体重量を10.8kgまで軽量化しました。
Jackery 1000 Plusと比較すると、
- Jackery 1000Plus:1264.64Wh/2000W/14.5kg
- Jackery 1000NEW:1070Wh/1500W/10.8kg
となっています。
容量・出力・拡張性ではJackery 1000Plusが優れますが、持ち運びやすさではJackery 1000NEWが有利です。
興味深いのは、Jackery 1000NEWの重量10.8kgが、初代Jackery 1000の10.6kgとほとんど変わらないことです。
初代の軽量・コンパクトさを維持しながら、
- 三元系からリン酸鉄へ
- 500回から4000回へ長寿命化
- 定格出力1000Wから1500Wへ
- AC充電約7.5時間から約1.7時間へ
- アプリやUPS/EPS機能に対応
と、大幅に性能が向上しています。
つまりNEWシリーズは、Jackeryが初期から得意としてきた「軽量・コンパクトで扱いやすいポータブル電源」を、現在の技術で作り直したシリーズともいえます。
5) Jackery 1000 NEW V3でさらに長寿命・UPS性能が向上
そして2026年7月、Jackery 1000 NEWをさらに進化させたJackery 1000 NEW V3が発売されました。
| Jackery 1000New | Jackery 1000New V3 | 差 | |
| 色 | ブラック&オレンジ/サンドゴールド | ブラック&オレンジ/パールホワイト | カラー変更 |
| 容量 | 1070Wh | 1024Wh | 容量減 △46Wh |
| 定格出力 | 1500W | 1500W | 変更なし |
| 重量 | 10.8Kg | 10.6Kg | 軽量 △200g |
| サイズ (3辺合計) | 327×224×247mm (798mm) | 314×201×234mm (749mm) | 小型化 ※ △49mm(3辺合計) |
| サイクル数 | 4000回(70%) | 6000回(70%) | 長寿命 +2000回 |
| UPS切替時間 | 20ms(0.02秒)未満 | 10ms(0.01秒) | 高速化 △10ms(0.01秒) |
| AC分路独立制御 | — | 〇 | 新搭載 |
| 通常価格(税込) | 119,800円 | 109,800円 | 低価格 △10,000円 |
容量と定格出力を大きく変えるのではなく、小型化・長寿命化・UPS性能の向上が図られています。
特にサイクル数は4000回から6000回へ増え、UPSの切り替え時間も20msから10msへ高速化しました。
NEWシリーズが目指している「軽量・コンパクトで長く使いやすい」という方向性が、さらに進んだモデルといえるでしょう。
\Jackery 1000NEW V3は何が変わった?詳しい違いはこちら/

6) 1000Whクラスを見るとJackeryの進化がよく分かる
1000Whクラスの歴代モデルを並べると、Jackeryの進化は次のように整理できます。
- Jackery 1000(Basic)
⇒ シンプル・軽量・コンパクト - Jackery 1000Pro
⇒ 急速充電・長寿命化 - Jackery 1000Plus
⇒ リン酸鉄・高出力・容量拡張 - Jackery 1000NEW
⇒ リン酸鉄+軽量・コンパクト - Jackery 1000NEW V3
⇒ さらに小型化・長寿命化・UPS性能向上
このように見ると、Jackeryは新しいモデルになるほど単純に容量や出力を大きくしているわけではありません。
Plusでは大容量・高出力・拡張性を伸ばし、NEWでは軽量・コンパクトさを追求するなど、使用目的に合わせて異なる方向へ進化していることが分かります。
そのため、これから1000Whクラスを選ぶ場合も、「一番新しいモデルだから」という理由だけで決めるのではなく、持ち運びやすさを重視するのか、容量・出力・拡張性を重視するのかで選ぶことが大切です。

次の章では、検索でも違いを調べる人が多いJackery 2000Pro・2000Plus・2000NEWの違いを比較します
2000Whクラスで見るPro・Plus・NEWの違い

Jackeryの2000Whクラスは、シリーズごとの違いが特に分かりやすい容量帯です。
これまで、
Jackery 2000 Pro
⇒ Jackery 2000 Plus
⇒ Jackery 2000NEW
と新しいモデルが登場し、2026年にはさらにJackery 2000NEW V2が加わりました。
同じ2000Whクラスでも、Pro・Plus・NEWでは重視している性能が異なります。
1) Jackery 2000Pro・2000Plus・2000NEWの違い
まずは、それぞれのシリーズを代表する3モデルを比較してみましょう。
| スペック | Jackery 2000Pro | Jackery 2000Plus | Jackery 2000NEW |
|---|---|---|---|
| シリーズ | Pro | Plus | NEW |
| バッテリー | 三元系 | リン酸鉄 | リン酸鉄 |
| 容量 | 2160Wh | 2042.8Wh | 2042Wh |
| 定格出力 | 2200W | 3000W | 2200W |
| 重量 | 19.5Kg | 27.9Kg | 17.9Kg |
| サイズ | 384x269x307.5mm (合計960.5mm) | 473×359×373mm (合計1205mm) | 335×264×292 mm (合計911mm) |
| AC充電時間 | 2時間 | 2時間 | 2時間 |
| ソーラー充電時間 | 2.3時間 | 2時間 | 7.5時間 |
| サイクル数 | 1000回 | 4000回 | 4000回 |
| スマホアプリ連携 | × | 〇 | 〇 |
| 容量拡張 | × | 〇 | × |
| UPS/EPS | × | EPS 20ms | UPS 20ms |
3モデルを比較すると、それぞれのシリーズの特徴がよく表れています。
2) Jackery 2000Pro|三元系バッテリーで軽量化したPro世代
Jackery 2000Proは、容量2160Wh・定格出力2200Wを備えながら、重量約19.5kgに抑えたモデルです。
三元系リチウムイオン電池を採用しており、当時の大容量ポータブル電源としては持ち運びやすさに優れていました。
一方、サイクル数は1000回で、容量拡張にも対応していません。
後から登場したPlus・NEWと比較すると、バッテリー寿命や機能面では世代の違いが見えるモデルです。
3) Jackery 2000Plus|高出力・容量拡張へ進化
Jackery 2000Plusでは、リン酸鉄リチウムイオン電池を採用。
定格出力は2000 Proの2200Wから3000Wへ高まり、専用のエクストラバッテリーによる容量拡張にも対応しました。
2000 Proと2000 Plusの大きな違いは、
- 三元系 ⇒ リン酸鉄
- 2200W ⇒ 3000W
- 1000回 ⇒ 4000回
- 容量拡張なし ⇒ 容量拡張対応
という点です。
一方で、重量は約27.9kgまで増加。
高出力・長寿命・拡張性を手に入れた代わりに、持ち運びやすさではJackery 2000Proより不利になりました。
この特徴は、現在まで続く「Plus=容量・出力・拡張性を重視」という方向性にもつながっています。
4) Jackery 2000NEW|リン酸鉄なのにJackery 2000Proより軽量化
Jackery 2000NEWでは、Plusと同じリン酸鉄リチウムイオン電池を採用しながら、重量を約17.9kgまで軽量化しました。
これは三元系リチウムイオン電池を採用したJackery 2000Proの約19.5kgよりも軽量です。
つまり、
2000 Pro:約19.5kg
⇒ 2000 Plus:約27.9kg
⇒ 2000NEW:約17.9kg
という変化です。
2000NEWは定格出力2200Wで容量拡張には対応していないため、出力・拡張性では2000Plusが上回ります。
その代わり、2000Whクラスでも持ち運びやすいことが大きなメリットです。
ここでも、
Plus=高出力・拡張性
NEW=軽量・コンパクト
という現在のJackeryの方向性がよく表れています。
5) 2026年にはJackery 2000NEW V2も登場
2026年には、2000WhクラスにJackery 2000NEW V2が登場しました。
なお、同年にはJackery 2000 Plus V2も発売されていますが、販路限定モデルのため、ここでは比較対象から除きます。
Jackery 2000NEW V2は、従来のJackery 2000NEWをベースに改良されたモデルです。
大きな変更点のひとつが、Jackeryのポータブル電源として初めて「パールホワイト」を採用したこと。
さらに、UPSの切り替え時間が従来の20msから10msへ高速化され、停電や瞬断への備えが強化されました。
通常価格も従来のJackery 2000NEWより抑えられており、2000WhクラスのNEWシリーズを選ぶうえで注目したいモデルです。
一方、PlusシリーズのJackery 2000Plusは、専用のエクストラバッテリーを接続して容量を増やせることや、定格出力3000Wという高出力が強みです。
そのため、2000Whクラスでも基本的な選び方は変わりません。
容量を後から増やしたい・高出力を重視したい ⇒ Plus
容量拡張より軽さ・扱いやすさを重視したい ⇒ NEW
という違いを基準にすると選びやすいでしょう。
【Jackery NEWとNEW V2の比較】
| Jackery 2000 New | Jackery 2000 New V2 | 差 | |
| 色 | ブラック・オレンジ/サンドゴールド | パールホワイト | |
| 容量 | 2042Wh | 2048Wh | +6Wh |
| 重量 | 17.9Kg | 18.6Kg | +700g |
| サイズ (3辺合計) | 335×264×292mm (891mm) | 365×255×269 mm (889mm) | – 2mm(3辺合計) |
| UPS切替時間 | 20ミリ秒(0.02秒) | 10ミリ秒(0.01秒) | -10ミリ秒(0.01秒) |
| 通常価格(税込) | 209,800円 | 199,800円 | -10,000円 |
\Jackery 2000NEW V2は何が変わった?詳しい違いはこちら/

6) 2000Whクラスでも「どちらが上」ではなく用途で選ぶ
2000Whクラスの歴代モデルを見ると、Jackeryの進化がよく分かります。
- Jackery 2000Pro
⇒ 三元系バッテリーで大容量ながら軽量化 - Jackery 2000Plus
⇒ リン酸鉄・高出力・容量拡張 - Jackery 2000NEW
⇒ リン酸鉄+軽量・コンパクト - Jackery 2000NEW V2
⇒ NEWの軽量・コンパクトさを受け継ぎながらUPS性能などを強化
このように、2000WhクラスでもProからPlus、NEWへと進化する中で、バッテリーの長寿命化や高出力化、容量拡張、軽量化、UPS性能の向上などが進んできました。
ただし、最新モデルがすべての面で優れているというわけではありません。
現在でも、高出力・容量拡張を重視するならJackery 2000Plus、軽量・コンパクトさや扱いやすさを重視するならJackery 2000NEW V2というように、求める性能によって適したモデルは異なります。
これからJackeryの2000Whクラスを選ぶ場合は、重量だけでなく、容量拡張が必要か、どの程度の出力が必要か、どのような場所で使うのかまで考えて選ぶことが大切です。

次の章では、ここまでのシリーズ・モデル比較をもとに、2026年現在のJackeryは結局どれを選べばよいのかを使用目的別に整理します
結局どれを選ぶ?2026年のJackeryの選び方
ここまでJackeryの歴代シリーズと現行モデルを比較してきました。
BasicからPro、Plus、NEWへと進化してきましたが、現在は単純に「新しいシリーズほど優れている」と考えるだけでは、自分に合ったモデルを選べません。
2026年現在は、軽量・コンパクトなNEW、大容量・高出力・拡張性に強いPlusを中心に、特定の用途に特徴を持たせたモデルも選択肢に加わっています。
最後は「どのシリーズが一番よいか」ではなく、何に使いたいのか、何を重視するのかで選びましょう。
1) 初めてJackeryを買うなら「NEW」
初めてポータブル電源を購入する方には、まずNEWシリーズから探すことをおすすめします。
NEWシリーズは、
- リン酸鉄リチウムイオン電池による長寿命
- 軽量・コンパクト
- 急速充電
- UPS機能
- スマホアプリ連携
- 小容量から大容量まで幅広いラインナップ
など、現在のポータブル電源に求められる性能と扱いやすさのバランスに優れています。
キャンプや車中泊だけでなく、防災や普段使いにも利用できるため、まだ用途をひとつに絞り切れていない方にも選びやすいシリーズです。
2) キャンプ・車中泊・持ち運びを重視するなら「NEW」
ポータブル電源を外へ持ち出す機会が多い方も、NEWシリーズが選びやすいでしょう。
特に大容量になるほど数kgの重量差でも持ち運びやすさは大きく変わります。
NEWシリーズは、リン酸鉄リチウムイオン電池を採用しながら軽量・コンパクト化を追求しているため、
- キャンプ
- 車中泊
- アウトドア
- 車への積み下ろし
- 家の中での移動
など、ポータブル電源を動かして使う場面に適しています。
3) 長期停電・大容量・容量拡張を重視するなら「Plus」
停電時に多くの家電を使いたい方や、長時間の電力確保を重視する方はPlusシリーズを中心に検討するとよいでしょう。
Plusシリーズには、専用のエクストラバッテリーを追加して容量を増やせるモデルがあります。
特にJackery 3600PlusやJackery 5000Plusなどは、大容量・高出力に加えて容量拡張にも対応しており、家庭の本格的な停電対策を考える場合の選択肢になります。
例えばJackery 3600Plusは3584Wh・3000Wで、専用拡張バッテリーを最大5台追加して21,504Whまで拡張できます。
本体2台並列接続も可能で、その場合、最大43,008Whにもなります。
そのため、
- 長期停電に備えたい
- 冷蔵庫や調理家電など複数の家電を使いたい
- 将来的に容量を増やしたい
- 家庭のバックアップ電源として使いたい
といった方にはPlusシリーズが向いています。
4) 雨や粉塵が気になる屋外環境なら「Jackery 1500Ultra」
工事現場や屋外作業など、雨や粉塵が気になる環境で使用するならJackery 1500 Ultraが候補になります。
IP65の防塵・防水性能を備えていることが大きな特徴で、一般的なポータブル電源とは使用環境に対する考え方が異なります。
「容量が何Wh必要か」だけでなく、どこで使うのかを重視して選びたいモデルです。
5) スマホ・PCなどへの給電が中心なら「Jackery 300D」
大きな家電を動かす必要がなく、スマートフォンやノートパソコンなどへの給電が中心ならJackery 300Dも選択肢です。
Jackery 300Dは288Whの容量を備えながら約2.5kgと軽量で、USB-CやDC出力を中心としたDC出力専用モデルです。
ACコンセントを搭載しないという一般的なポータブル電源とは異なる設計ですが、その分、小型・軽量で持ち運びやすいことが大きな魅力です。
さらに、付属のストラップを使えば首や肩からぶら下げて持ち運ぶことも可能。
移動しながらスマートフォンやカメラなどへ給電したいアウトドアや屋外撮影でも活躍します。
そのためJackery 300Dは、「何でも使えるポータブル電源」ではなく、「必要な機器へ給電しながら手軽に持ち歩ける電源」を求める方に向いています。
6) 普段から機器につないで停電に備えるなら「Jackery SlimPower H1」
ポータブル電源を持ち運ぶのではなく、自宅に設置して普段からバックアップ電源として使いたい場合はJackery SlimPower H1が候補になります。
厚さ67mmの薄型設計で、家具や冷蔵庫のすき間など限られたスペースにも設置しやすいことが特徴です。
冷蔵庫、通信機器、水槽など、停電時にも止めたくない機器へ普段から接続しておきたい方に適しています。
7) Basic・Proは今から積極的に選ぶ必要はある?
Basic・Proシリーズには、軽量・コンパクトで使いやすいモデルが多く、Jackeryの人気を支えてきました。
しかし、これから新品のポータブル電源を購入するのであれば、基本的にはNEW・Plusなど現在の主力モデルから検討することをおすすめします。
リン酸鉄リチウムイオン電池による長寿命化や、急速充電、アプリ、UPS機能など、新しいモデルほど現在の使い方に合った機能が充実しているためです。
Basic・Proは、販売価格や用途によっては選択肢になることもありますが、旧モデルだから安いとは限らないため、現行モデルのセール価格と比較してから判断することが大切です。
8) 迷ったら「シリーズ」より使用目的から選ぼう
2026年現在のJackery選びを簡単に整理すると、次のようになります。
- 初めて購入する・幅広く使いたい
⇒ NEW - キャンプ・車中泊・持ち運びを重視
⇒ NEW - 大容量・高出力・容量拡張を重視
⇒ Plus - 雨・粉塵のある環境で使いたい
⇒ Jackery 1500 Ultra - スマホ・PCへの給電や、持ち歩きやすさを重視
⇒ Jackery 300D - 薄型・据え置きでバックアップしたい
⇒ Jackery SlimPower H1
Jackeryはシリーズやモデルが増えていますが、すべてを比較する必要はありません。
まず「どこで使うのか」「何を動かしたいのか」「持ち運ぶのか」「容量を後から増やしたいのか」を決めれば、候補となるシリーズ・モデルはかなり絞り込めます。
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まとめ:Jackeryはシリーズの違いを知って用途に合ったモデルを選ぼう
Jackeryのポータブル電源は、これまでBasic(無印) ⇒ Pro ⇒ Plus ⇒ NEWと新しいシリーズが登場し、バッテリー寿命や充電速度、出力、機能などを進化させてきました。
それぞれの特徴を大きく整理すると、次のようになります。
- Basic(無印)
⇒ シンプル・軽量・コンパクトなJackeryの初期モデル - Pro
⇒ Basicの持ち運びやすさを活かしながら、急速充電やソーラー充電性能、バッテリー寿命などを強化 - Plus
⇒ リン酸鉄リチウムイオン電池を採用し、大容量・高出力・一部モデルでは容量拡張にも対応 - NEW
⇒ リン酸鉄リチウムイオン電池を採用しながら、軽量・コンパクトさを追求
2026年現在、これからJackeryを購入するなら、まず比較したいのがNEWシリーズとPlusシリーズです。
持ち運びやすさや扱いやすさを重視するならNEW、大容量・高出力・容量拡張を重視するならPlusを中心に探すと、自分に合ったモデルを見つけやすくなります。
また、現在のJackeryにはBasic・Pro・Plus・NEWだけでなく、防塵・防水性能に特徴のあるJackery 1500 Ultra、DC出力専用で持ち歩きやすいJackery 300D、超薄型UPSのJackery SlimPower H1など、特定の用途に特徴を持たせたモデルも登場しています。
そのため、Jackery選びでは「どのシリーズが一番新しいのか」「どのシリーズが一番高性能なのか」だけで判断する必要はありません。
どこで使うのか、何を動かしたいのか、持ち運ぶのか、容量を後から増やしたいのか。
自分がポータブル電源に求めることを明確にしてからシリーズやモデルを比較することが、失敗しない選び方です。
Jackeryは初期のBasicシリーズから大きく進化しましたが、「使いやすく、必要な場所へ電気を持ち運ぶ」というJackeryらしさは現在のモデルにも受け継がれています。
シリーズ名だけにとらわれず、自分の使い方に合ったJackeryを選んでみてください。
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