みなさんこんにちは ! ありーなです
普段使いや災害に備えてポータブル電源を買いたいけど、家族から「いらない!」と反対されてます
そんな声にお応えして、今回は家族に知ってほしいポータブル電源を購入するメリットを紹介します。ポータブル電源のメリットは実際に使ってみなければ分からないこともあります。どんなメリットがあるのかを知って家族の説得に役立ててください!
この記事を読むとこのようなことが分かります
【この記事でわかること】
・購入費用に対する不信感を解くための、ポータブル電源のメリット
・費用対効果に対する不信感を解くための、ポータブル電源のメリット
ぜひ最後までご覧ください
以前の記事でポータブル電源を買うならソーラーパネルとセットで買うことをおススメしています。
今回の記事もソーラーパネルセットで購入することを前提で書いていますので、まだの方はこちらの記事もご覧ください


目次
「ポータブル電源はいらない!」と反対される理由
「ポータブル電源を買いたいんだけど?」
その言葉を聞いてすぐに賛成してくれる人は少ないのかもしれません。
「家族を守りたい」との一心で、真面目に考えて「買いたい!」と言っているのに、その必要性はなかなか伝わりにくいもの。
さまざまな理由で反対されることが考えられます。
そこで今回は家族から出されるであろう反対意見を想定し、それに対する答えを考えました。
反対する家族が抱えているであろう不信感を解消するための材料としてお役立てください。
【反対している人が抱えている不信感】
1)購入費用に対する不信感
2)費用対効果に対する不信感
3)災害時の必要性に対する不信感
4)普段使い(節電)に対する不信感
ポータブル電源はキャンプやアウトドアといった趣味や仕事、車中泊で使うイメージが強いせいか、あまりよく知らない人からしたら「いらない」とすぐ思ってしまうのかもしれません。
どんな使い方ができてどんなメリットがあるのかを丁寧に説明すれば、理解してもらえるだけの価値がポータブル電源にはあります
1)購入費用に対する不信感
ポータブル電源はその値段だけを見たら決して安いものではありません。
そのため家族からこういわれるかもしれません。
値段が高いし、うちには必要ないよ
そんな時は、ポータブル電源を買うとどんなことができるのか、そのメリットを具体的に知ってもらう必要があります。
上で紹介した記事「【ポータブル電源は買うべきか?】家族を守りたいなら絶対買うべきその理由」で紹介したように、ポータブル電源とソーラーパネルがあれば無料の電気を自分で作れるようになります。
電気代だけでなくあらゆるものの値段が高騰していく中、生活や命を脅かす多くのリスクが存在する中で「無料の電気を自分で作れる」ことの価値はこれまで以上に高まっています
メリット1. 「子供の自由・未来」を制約せずにすむ
流行り病の混乱が続いたここ3年は、子どもたちの自由・未来が大きく制限されてきました。
この経験は子供にも大人にも大きなトラウマとなっていますが、実はこれだけで終わらない可能性が出てきています。
それは電気代をはじめとしたものの価格高騰により、子どもの自由・未来が制約されるリスクです。
家計が苦しくなってくると、本当に大切なものが削られてしまうリスクが出てきてしまうものです。
【家計が苦しくなると、奪われるかもしれない子供の自由・未来】
・子供の教育の機会
・子供の好きなこと、やりたいこと
・子供が好奇心や才能を伸ばす機会
ソーラーパネルとポータブル電源を購入し「無料の電気を自分で作れる」ようになっていれば、財政事情を理由に子どもの自由・未来を奪ってしまうリスクを減らせます
詳しくはこちらの記事をご覧ください。

メリット2. 「家族みんなのやりたいこと」を制限せずにすむ
電気代やものの値段高騰で制約を受けるのは、子供に限ったことではありません。
毎日の忙しく働いている両親も、自分のやりたいことをできなくなる可能性があります。
【家計が苦しくなると、できなくなるかもしれないこと】
・これまで続けてきた 趣味
・仕事の疲れを癒す ストレス発散
ソーラーパネルとポータブル電源を使って「無料の電気を自分で作れる」ようになっていると、趣味やストレス発散のために使ってきた電力を無料で賄うことも可能です。価格高騰などでより一層ストレスが溜まるような暮らしの中、趣味やストレス発散の時間はできることなら失いたくないですよね。「家族みんなの大切なもの・やりたいことを守るため」と言えば、賛成してくれる家族もいるかもしれませんね
詳しくはこちらの記事をご覧ください。

メリット3. 「家族やペットの健康」を守ることができる
電気代やものの値段が高騰してくると、節電意識が芽生えます。
特に高齢者は節電に敏感で、高齢の親と同居している家庭では、親が率先して節電してくれるようになります。
しかし高齢者の中には無理をしてまで節電する人も多く、冷暖房を使わずに節電しようとする人も。
冷暖房を使わずに体調を壊してしまったら元も子もないですよね。
高齢者でなくても、節電のために冷暖房の使用を減らしたり温度設定を変えるかもしれません。
人間なら薄着したり厚着したりすることである程度は耐えられますが、ペットと暮らしている家庭はどうでしょう?
暑くても寒くても何も言えないペットは、飼い主が冷暖房を使わないことで体調を崩してしまうかもしれませんね。
節電のために家族やペットの健康を損ねてしまっては意味がありません。そんなリスクを減らすためにも、無料の電気を自分で作りその電気を生活に使えるような仕組みづくりが大切です
ポータブル電源の値段についてはこちらの記事もご覧ください。ポータブル電源を家族の暮らしを守るための「保険」として考えれば、決して高い買い物ではないという内容の記事です

2)費用対効果に対する不信感
ポータブル電源と聞くと、キャンプやアウトドアで使うもの、災害に備えるためのもの、と考える人が多いのではないでしょうか?
「我が家はキャンプに行かないし」「災害なんてめったに起きないし」と思っているとしたら、ポータブル電源の購入に反対するかもしれません。
その場合は、ポータブル電源をどのように使うつもりなのかを説明してあげるとよさそうです。
ポータブル電源は普段の生活の中で使うことで、より多くのメリットを得られます。
メリット1. 家の中で、普段の生活で使うことができる
ポータブル電源の特徴の一つは「とても静か」で「排気や臭いが出ない」ことです。
使ってみて良く分かりますが静かで排気もなければ、家の中でも、夜間でも問題ありません。
近所迷惑を心配する必要もなく、ストレスもありません。
電気を作るという点で共通する「発電機」と「ポータブル電源」の違いについてはこちらの記事をご覧ください。

メリット2. 太陽光で作った無料の電気を使い、光熱費を節約できる
ソーラーパネルとポータブル電源があれば、太陽光発電で無料の電気を作ることができることは紹介しましたが、日常的に使うようにすれば、光熱費の節約効果は大きくなります。
特におすすめは、ソーラー発電した電気で調理家電を動かして食事を作ることです。
たとえば毎日の夕食作りにポータブル電源を使うようにすれば、購入したポータブル電源を最大限活用することになります。
調理家電を動かすことで「電気代・ガス代」の節約になりますが、「無水調理」のメニューをつくれば、電気代・ガス代に加え「水道代」の節約までもできてしまいます。
ポータブル電源の電気で調理家電を動かすことのメリットについてはこちらの記事をご覧ください。


3)災害時の必要性に対する不信感
「災害に備えてポータブル電源を購入したい」
そう伝えたとしても、起きるどうかも分からない「災害」のことを真剣に考えてくれる家族は少ないのかもしれません。
もし災害が起きても大丈夫。何とかなるよ
そういわれたら、家族に実際に降りかかるかもしれない具体的な災害を想定して話しをしてみてはいかがでしょうか?
住んでいる地域や場所よって起こりうる災害は違いますし、避難所までの距離や車を持っているか持っていないかによっても避難生活の選択肢は異なります。
自分や家族に起こりうる具体的な災害を想定し、その時にとれる行動をイメージすることによってどんなポータブル電源が必要なのかも変わってきます。
災害というと台風や地震などが真っ先に思い浮かびますが、実際にはそれ以外の原因で電気が使えなくなることも考えられます。そのリスクについてはこちらの記事で書いていますが、最初からすべてのリスクを話してしまうと「そんなわけないだろ」と鼻で笑われて話が終わってしまうかもしれません。まずは身近に起こりうるリスクから話しをはじめるのがよさそうです

身近に起こりうるリスクとして「台風」で停電になったときを想定してみました。これらを参考にしながら、どんな形でポータブル電源が役立つかを考えてみてください。ポータブル電源のメリットを感じてもらえれば、購入に賛成してもらえるかもしれません
想定1. 台風による家への被害はなく、単に停電になった場合
もし台風で家が停電になったとしたら、具体的に何が起きるでしょうか?
家が被災したわけではなく単に停電しただけなら「電気が復旧するまでのあいだ不自由になるだけ」と安易に考えてしまいますが、実際は結構きびしそうです。
過去の台風による大規模な停電を見てみると、電気が復旧するまで3日~12日程度かかっていることが分かります。
その間、家にある電化製品は全て使えませんが、停電経験者は次のようなことに特に不自由を感じていたそうです。
【停電経験者が長時間停電発生時に特に困ったこと】
1位 冷蔵庫が止まる
2位 照明が使えず部屋が暗い
3位 冷暖房器具が使えない
4位 トイレの水が流せない
5位 調理家電が使えない
このような状況になっても、本当に耐えられるかを家族で話してみてください。
停電が起きた時に何が起きるのかについては、こちらの記事もご覧ください。
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想定2. 台風で家が被災し、被災生活を送る必要がある場合
次に、家や地域が被災した場合、家族はどうするのかを具体的に考えてみましょう。
被災後、どこでどのような生活を送るのかは、いくつかの選択肢があります。
実際に被災したことを想定して考えてみると、さまざまな制約があることが見えてくるのではないでしょうか。
【被災時に取れる行動の選択肢】
・自宅にとどまって生活を続ける
・近くの避難所に避難して生活を続ける
・実家や友人宅などに避難して生活を送る
・車中泊をしながら生活を送る
・屋外で野宿しながら生活を送る
どんなポータブル電源が適しているのかは、想定する避難生活の形や家族構成などによって異なります。避難生活を自宅で送る可能性が高いのであれば大容量ポータブル電源でもよいでしょう。しかし自宅からポータブル電源を持ち出して避難生活を送る可能性もあるなら持ち運び可能な重さのポータブル電源、車のようにスペースが限られたところで使う可能性があるならコンパクトサイズのポータブル電源、避難所のように大勢の中で使うのであれば静音性の高いポータブル電源が良いのかもしれません
災害時のポータブル電源についてはこちらの記事もご覧ください。


4)普段使い(節電)に対する不信感
ソーラーパネルとポータブル電源があれば、太陽光発電で無料の電気を作ることができます。
いわゆる「電気代の節約」になるわけですが、電気代として見ると節約できる金額はそれほど多くありません。
以前行った試算では、200Wのソーラーパネルで太陽光発電した電気をポータブル電で使った場合、1年間で節約できる電気料金は7,000円程度でした。
当時より電気代が値上がりしているため節約できる金額は増えていますが、それでも平均すると2倍ほどではないでしょうか。
つまり電気代節約だけでポータブル電源の元を取ることはできません。
そうなると
電気代が節約できると言ってもわずかだろ?
と言われるかもしれません。
しかしポータブル電源を使うと、節約できる電気料金以外にも次のようなメリットが期待できます。
メリット1. 家族全員の節電意識が高まり行動が変わる
ソーラーパネルで電気を作るには手間と時間がかかる上、ポータブル電源に溜められる電気の量には限りがあります。
一方で、ポータブル電源に溜めた電気のモニターで確認できるため、どれだけ電気を使ったのか、どれだけ電気が残っているのかを目で見て確認することができます。
つまり、電気のありがたさを感じられるのもポータブル電源の「価値(メリット)」の一つです。
電気のありがたさを実感すると、節電意識が芽生えてくるので不思議なものです。
電気の量が見えることによるメリットはこちらの記事をご覧ください。

メリット2. 家で使う電気が増えても、その分も補える
「電気代の節約」と聞くと、普通は電気会社から請求される電気の使用量(今家庭で使っている電気使用量)の削減を考えます。
しかしこれからは社会全体で電気代高騰が起きるため、会社や街中で使えていた電気まで使えなくなる可能性が出てきます。
値上がった電気代の影響で会社やお店の経営が厳しくなり、これまで自由に使わせていた電気をできるだけ削減せざるを得なくなるからです。
職場での残業禁止や休日出勤禁止、スマホ充電禁止、喫茶店での電源利用制限などがおそらく起きてくるでしょう。
「できるだけ在宅勤務をするように」というお触れが出るかもしれません。
そうなれば家庭で使う電気が今まで以上に増えることになり、その電気代負担が家計にのしかかります。
ポータブル電源とソーラパネルを使えば、その増えた電気代負担を無料の電気で賄うことができてしまいます。
電気代が高騰することによる影響についてはこちらの記事をご覧ください。

「ポータブル電源を買えば節電になる」と言ってしまうと、節電できる金額だけを見て「元が取れないじゃないか」という話になってしまいます。しかしポータブル電源が持つメリットは、節電できる金額面だけでなく、これまで説明してきたような「自分で電気を作れる安心感」や「家族の大切なものを守れること」、「節電意識が芽生える」など多岐にわたります
まとめ
「ポータブル電源はいらない!」と言う人は、「電気代という金額面」だけで必要性を考えているのかもしれません。
あるいはポータブル電源をキャンプやアウトドアで使う時のように「めったに使わないもの」ととらえているのかもしれません。
これらの誤解や不信感を解くために、ポータブル電源が持つさまざまな価値(メリット)を丁寧に伝えてあげてください。
その価値(メリット)は実際に使ってみなければ実感できないものですが、大切な家族を守るためにポータブル電源とソーラーパネルは大きな力となってくれます。
あらゆるものの値段が上がり家計が苦しくなってくる今だからこそ、災害や異常気象などさまざまなリスクが世界中で起き始めている今だからこそ、家族の理解を得てポータブル電源を購入しておくことを強くおすすめします。
各メーカーセール/お買い得情報を知りたい方は、こちらもご覧ください

容量ごとのポータブル電源機種比較は、こちらの記事をご覧ください





