みなさんこんにちは ! ありーなです
「ポータブル電源はいらない!」と言う声がありますが、この記事を読んだ後にはもしかしたら「ポータブル電源は必要!」だと考えが変わっているかもしれません。
「ポータブル電源はいらない!」と考えてしまう4つの理由にこたえる形で、知ってもらいたいポータブル電源の特徴や使い方などのポイントを7つ紹介します。「いらない」か「必要」かを考えるときの参考としてください
目次
「ポータブル電源はいらない」と考えてしまう理由
「ポータブル電源はいらない」と感じている人の主な理由としては、次のようなものがあるようです。
1.ポータブル電源を買ってもめったに使わないからいらない
2. ポータブル電源は値段が高いからいらない
3.ポータブル電源がなくても代わりのもので事足りるからいならない
4.もし停電が起きてもすぐに復旧するだろうからいらない
\ ポータブル電源はいらない!と考える理由 /
1. ポータブル電源はめったに使わないからいらない!
購入後のことを考えて、ポータブル電源を有効活用できそうもないなら、「ポータブル電源はいらない!」という結論になるのも理解できます。
しかし最近のポータブル電源はどんどん進化しており、使い勝手も格段に上がっているのをご存じでしょうか?
以前はキャンプやアウトドア、車中泊用に使う人が多かったポータブル電源ですが、最近は防災用やDIY作業、節電目的の普段使いなど、日常生活のさまざまな用途で使う人が増えてきました。
これはポータブル電源の安全性や寿命、充電速度などが大きく進化したおかげですが、一方で災害や物価高騰などのリスクが増えた社会状況も関係しています。
現時点では「使うのはキャンプに行くときだけ」、「災害に備えて保管しておくだけ」と考えている人にも「ポータブル電源を日常生活の中で使うこと(普段使い)」をおすすめします。
ポータブル電源をキャンプやアウトドア、防災用だけでなく、日常生活で使うようになれば、「ポータブル電源を買ってもめったに使わないからいらない!」ということにはならないはずです。
POINT1.
ポータブル電源は普段使いしないともったいない
発売されているリン酸鉄リチウムイオン電池搭載機種の多くは「毎日使っても10年使える」と言うほどの長寿命を誇ります
1) ポータブル電源の普段使いとは
日常生活でポータブル電源を使う「普段使い」のやり方は、大きく3つに分けられます。
キャンプやアウトドアなどのレジャーで使うことも普段使いと言えなくもありませんが、家庭で使う次の3つの使い方が「普段使い」の代表例です。
【ポータブル電源の普段使いの例】
1. コンセントのない場所(庭やベランダなど)で電気を使う
2. 電気代の安い夜間電力を溜めてその電気を昼間に使う(電気代節約)
3.ソーラー発電した無料の電気を溜めてその電気を使う(電気代節約)
この中でも「3. ソーラー発電した無料の電気を溜めてその電気を使う」というのがおすすめで、この使い方をするためにはポータブル電源だけではなくソーラーパネルとセットで購入することが必要です。
POINT2.
ポータブル電源はソーラーパネルとセットで持つべき
ポータブル電源をソーラーパネルとセットで持つということは、「自分で電気を作れる仕組みを持てる」という意味です。自分で電気が作れれば「普段使い」で電気代を節約するだけでなく、災害などで停電したときでも、キャンプやアウトドアで電気が足りなくなったときでも力を発揮します
詳細はこちらの記事でご覧ください
2) 「電気を作れる仕組み」を使うことで得られるメリット
物価の高騰や税負担の増など、われわれの暮らしは厳しくなる一方ですが、この状況はより厳しくなりそうな気配です。
そんな中ポータブル電源メーカー各社は「ポータブル電源の普段使いによる節電」を謳い始めていますが、ポータブル電源とソーラーパネルによる「電気を作れる仕組み」を使うことで、電気代節約以外のメリットも得られます。
POINT3.
「自分で電気を作れる仕組み」があれば
無料で作った電気を「大切なもの」に使うことができる
POINT3の中で出てきた「大切なもの」の具体例を紹介します。
① 「子供の自由・未来」のために電気を使う
流行り病の混乱期には「子供の自由・未来」が大きく制限されてしまいましたが、厳しさを増す家計負担の増により、子供たちへのしわ寄せが再び引き起こされてしまうかもしれません。
家計が苦しくなると「今当たり前にできていること」まで削らざるを得ませんが、「子供の自由・未来」を奪うようなことが起きてしまわないか心配です。
【家計が苦しくなると、奪われるかもしれない子供の自由・未来】
・子供の教育の機会
・子供の好きなこと、やりたいこと
・子供が好奇心や才能を伸ばす機会
ソーラーパネルで作った無料の電気を「子供たちの自由・未来」のために使えれば、子供へのしわ寄せを減らせます。
詳細はこちらの記事でご覧ください
② これまで続けてきたこと、やりたいことを止めずに済む
家計が苦しくなると制約を受けるのは、子供に限ったことではありません。
毎日の忙しく働いている大人たちも、自分のやりたいことをできなくなる可能性があります。
【家計が苦しくなると、できなくなるかもしれないこと】
・これまで続けてきた 趣味
・仕事の疲れを癒す ストレス発散
詳細はこちらの記事でご覧ください
③ 大切な人・ペットの健康を守れる
電気代が気になりだすと、冷暖房を節約して電気代を減らそうとするケースがよくあります。
しかしこれは体調を崩し健康を損ねてしまう危険な行為で、とくに最近の暑い夏は命取りです。
ソーラーパネルで作った無料の電気を冷暖房に使えれば、大切な人・ペットの健康を守ることができます。
3) ポータブル電源を使うことで得られるメリット
ほとんどのポータブル電源のフロントパネルにはディスプレイが付いており、そこに電気残量が数字で表示されます。
「電気が見える」ことはポータブル電源のメリットの一つで、電気のありがたみを感じることができます。
ソーラーパネルで電気を作ることは時間がかかるのに、電気を使うのはあっという間。
それを実感すると不思議と節電意識が生まれ、電気を大切に使うようになるなります。
詳細はこちらの記事でご覧ください
\ ポータブル電源はいらない!と考える理由 /
2. ポータブル電源は値段が高いからいらない!
「ポータブル電源はいらない」と考えてしまう理由の2つ目は「値段の高さ」です。
安いものでも数万円、高いものなら数百万円もしてしまうポータブル電源は、決して安い買い物ではありません。
このブログでは「ポータブル電源をソーラーパネルとセットで持つこと」をおすすめしているので、なおさら高くなります。
そこでここからはポータブル電源の「値段(価格)」に焦点を当てていきます。
「値段が高いからいらない!」というのは、ポータブル電源が持つ「価値」の捉え方が足りていないのかもしれません。
ポータブル電源を単なる電化製品として捉えると、確かに高く感じます
1) ポータブル電源は今の暮らしを守るための「保険」と考える
1つ目は、「保険」として捉える見方です。
今は当たり前のように使えている電気ですが、もし使えなくなったらわれわれの生活は成り立ちません。
災害やエネルギー不足で電気が止まってしまったり、電気代が爆上がりすることがあるかもしれません。
そんなとき「電気を作れる仕組み」があれば、自分の力で何とかすることが可能です。
ポータブル電源とソーラーパネルは、今ある暮らしや大切なものを守るため「保険」と捉えることも可能です。
【一般家庭が支払っている年間平均保険料】
保険料について調べてみると、毎年何十万円も保険料を支払っている家庭の実態が見えてきます。もしもの時にも力を発揮するポータブル電源とソーラーパネルは、もしもの時に備える「保険」と考えると決して高くはないと思えてきます
保険名 | 年間保険料支払額 | 備考 |
生命保険 | 371,000円 | 掛け捨て・積立含む |
任意自動車保険 | 74,440円 | 自家用普通自動車 |
火災保険 | 40,759円 | 住宅物件 |
銀行口座から毎月自動で引き落とされる保険料は、その額を気にしている人は少ないかもしれませんが、たった1年でもかなりの金額を払っているのですね
詳細はこちらの記事でご覧ください
2) ポータブル電源を、暮らしに必要な「設備」と考える
2つ目は、ポータブル電源を「暮らしに必要な設備」と捉える見方です。
ポータブル電源は「キャンプやアウトドアにあると便利な家電」というイメージがありますが、その見方はある意味不十分です。
電気のない場所や電気が止まってしまった場所では代わりの「電気設備」であり、「生活を続けるために必要な設備」とも言えます。
一般的な家電の値段と比べるとポータブル電源は高く感じますが、「電気設備」や「生活を続けるために必要な設備」と捉えれば、それだけの価値がある商品だと言えます
詳細はこちらの記事でご覧ください
POINT4.
ポータブル電源を「電化製品」としてではなく
「保険」や「暮らしに必要な設備」と考えれば高くない
\ ポータブル電源はいらない!と考える理由 /
3. 代わりのもので事足りるからいらない!
電気を作れるものとしては「発電機」、電気を溜めて置けるものとしては「モバイルバッテリー」、エネルギー源としてはカセットコンロなど、ポータブル電源を買わずに他の物を使うという発想はあり得ます。
しかしポータブル電源がこれらの代替品と決定的に違う点が1点あります。
それは
POINT5.
ポータブル電源とソーラーパネルがあれば
燃料がなくてもエネルギー(電気)を作れる
点です。
他のメリット/デメリットを比較しても、ポータブル電源に勝るものはなさそうですが、そこはそれぞれの人による判断次第です。
【発電機とポータブル電源の比較】
発電機 | ポータブル電源 | |
メリット | 電気をすぐ使える 出力大きい | 動作音小さい 排気が出ない 燃料は不要 |
デメリット | 動作音大きい 排気が出る 燃料が必要 | 充電しないと電気を使えない 出力が小さめ |
【モバイルバッテリーとポータブル電源の比較】
モバイルバッテリー | ポータブル電源 | |
メリット | 軽くてコンパクト 価格が安い | 容量大きい AC電化製品使える |
デメリット | 容量小さい AC電化製品使えない | (モバイルバッテリーと比較すると) 重くて大きい 価格が高い |
【カセットコンロとポータブル電源の比較】
カセットガス | ポータブル電源 | |
メリット | すぐ使える 価格が安い | 燃料は不要 エネルギー量が大きい 電化製品が使える |
デメリット | 対応した機器が必要 エネルギー量が小さい 普通の電化製品は使えない | 充電しないと電気を使えない 価格が高い |
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4. もし停電が起きてもすぐに復旧するだろうからいらない!
停電はいつどこで起きるかが分かりません。
台風などによるちょっとした停電であればすぐに復旧するかもしれませんが、大規模な停電になると電気が復旧するまで3~12日程度かかったというデータもあります。
その間不便を感じることになりますが、停電経験者に対するアンケートでは次のようなことが特に困ったそうです。
【停電経験者が長時間停電発生時に特に困ったこと】
1位 冷蔵庫が止まる
2位 照明が使えず部屋が暗い
3位 冷暖房器具が使えない
4位 トイレの水が流せない
5位 調理家電が使えない
このような停電の間、避難所などに避難するならポータブル電源はいりません。
しかし自宅にとどまり過ごすのであれば、やはり電気は必要です。
先ほど説明した通り、屋内で発電機は使えませんし、モバイルバッテリーやカセットガスでは電化製品を動かせません。
つまり
POINT6.
停電の室内で電化製品を使うことができるのは
ポータブル電源だけ
と言うことです。
また、これから起きるかもしれない停電は、かつてないほど大規模で広範囲に起きるかもしれません。
もし停電が大規模・広範囲におよぶなら、電気が復旧するまでの時間は長引きます。
リスクががささやかれている大規模災害が起きたり、エネルギー不足による計画停電が実施されると想定すれば、ポータブル電源とソーラーパネルは不可欠です。
POINT7.
大規模・広範囲に起きるかもしれない停電リスクを想定するなら
ポータブル電源とソーラーパネルは絶対必要
防災用ポータブル電源については、こちらの記事もご覧ください
まとめ
「ポータブル電源はいらない!」と考えてしまう4つの理由にこたえる形で、知ってもらいたいポータブル電源の特徴や使い方などのポイントを7つ紹介しました。
実際に使ってみると分かるのですが、ポータブル電源はソーラーパネルとセットで持つと使い道が一気に広がります。
「自分で電気を作れる仕組み」を手にすることで、まさかに備えた安心感や心の余裕が生まれるだけでなく、思いがけないさまざまなメリットをもたらしてくれます。
家で充電した電気を電源のない場所(キャンプ場やアウトドアなど)に持ち出すだけではなく、電気が必要となったタイミングでいつでもどこでも電気を作る使い方ができるのはポータブル電源の強みです。
もちろんキャンプなどのアウトドアで電化製品を動かしても良し、被災時や日常生活で屋内で使っても良し。
発電機やモバイルバッテリーなど、他の機器ではできないことを叶えてくれるのがポータブル電源です。